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意地


やればそれで認められるのだから、なまくらをすればいい。
一生懸命にならなくていい。中身なんて理解しなくていい。
それらしいものを用意すれば、それだけでいい。
サボるぐらいなら形だけでもやれ。
社会に出るとき、サボる能力は必ず必要になる。
教授がそう言う。

確かにそうだ。
やらないよりも、やった方がいい。
単位が欲しいと思いながら単位を落とすぐらいなら、
とりあえずグダグダでも行動に移すべきだ。
でもそれはあくまで「単位が欲しいから」だ。
単位が欲しい人が、そういったやり方をして
単位を修得することに文句を言うつもりはない。
でもオレの場合、そうじゃない。

オレは流れで生きているだけの死に損ないだ。
ぶっちゃけ単位がもらえなくても、卒業できなくても、
親に見捨てられ家を追い出されても、文句を言うつもりはない。
それでもオレが今の生活を続けられているのは、
心底、人と関われること、ものを教えてもらえることが嬉しいからだ。
どんなに難しくても、必死に教えてもらえる幸せ。
そして誰かが何かに困っているとき、自分が手助けになれるのなら、
それが幸せだと感じられるからだ。

幸せになることが人生における目標なのなら。
オレには『なまくらをする』という選択肢は不要だ。
例えそれが自分の未来を奪う選択だったとしても。
後悔するつもりはない。

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かすれた記憶

自分と繋がる、人間関係というものを自覚する。
長い時を経て、もう他人の脳に
自分という存在はいないのだろうと思うのに。
どうしてだか、そうはなっていない。
それが怖い。

当然、嬉しいことではある。
覚えていてくれること。関わってくれること。
知ろうとしてくれること。教えようとしてくれること。
とても幸せで、楽しくて。それは確かだ。
でも、それじゃいけない。
オレが及ぼした影響の責任がオレには取れない。
自分が普通でないことは分かってる。
普通であることが最早ルールとも呼べるこの世の中で。
他人がオレに関わることは、その他人にとっての自殺行為と言ってもいい。
だから怖い。
オレという存在そのものが、殺人兵器よりもたちが悪い。
死ねばそれで終わりだけども、生かしておいて苦しめるのだから。
恨まれても仕方がないような。オレはそんな存在だ。

そぐわない。
自分が存在するだけの価値や意味、知能や技術が、オレにはない。
人の記憶からオレが消えられたら。
きっと人は幸せになれる。
そう思う。

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それは誰なのか


心が痒い。
心の奥から為体の知れないものが溢れる。
昔から感じてはいたが。
ここ最近、どうしようもないほどに大きくなっている。
その感覚が溢れ出すと、意識が遠退く。
体全体が何かに包まれて、体が言うことを聞かなくなって、
言葉にできない情報が流れ込む。
どこか規律を持った映像の数々。明らかにこの世のものじゃない。
そんな映像、情報が流れ込んで。
そのすぐそこで誰かが微笑んでいる。

その誰かは言う。愛していると。
オレ自身もどこかで気が付いている。いろんなことに触れられること。
それを幸せだと感じ、その機会を与えてくれる誰かを愛している。
でも、その幸せを得るべきなのは自分じゃない。
愛するべきなのも自分ではない。
だからその誰かが愛していると言葉を投げかけてくれたとしても。
それをそのまま受け入れるわけにはいかない。
何より、そんな妄想話、うのみにできるわけがない。

でも現にオレはよく分からない感覚に支配されていて。
自ら付けた傷から溢れる、為体の知れない悲しみ。
悲しみから溢れる為体の知れない暖かさ。
自ら死を求めようとするオレを引き止める。
そして、違う、そうじゃない、愛してる、と訴える。
受け入れるわけにもいかず目を伏せれば、
そこからまた悲しみが溢れてくる。
理解できない。
どうして悲しいのか。どうしてこの誰かはここにいるのか。
妄想の中の出来事でしかないと、オレはっきり自覚しているはずなのに。

気を許すと、オレはその誰かに完全に乗っ取られてしまう。
いや、というか。
傷を癒される。悲しみを埋められる。暖かくて、深く眠ってしまう。
それまで巡っていた思考がすべて停止する。
自分が誰だか分からなくなっていく。
意味が分からない。でもオレの願望は変わらない。
ただ死にたい。それだけ。
悲しみに埋もれて、泣き続けたっていい。暖かさなんていらない。
どうしてこうなってしまうのか。
嫌になる。
また自分を嫌いになっていく。

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偉大な人。素晴らしい人。憧れとも呼ばれる人。
何かを創りだした人。功績を残した人。
そういった人は、自分をどう思うのだろう。
誇り高く、自信に満ちているのだろうか。
プレッシャーに追いかけ回される日々を送っているのだろうか。
自覚もなく、ただ平凡に生きているのだろうか。
どちらにせよ、根本的に、人には違いない。
決定的な差なんてないのかもしれない。
あるのはそこに至るまでの道の差。
運や成り行き、思い、そして行動。
結果だけが、そこに積み重なっている。
ただ、それだけなのかもしれない。

何故そう思うのか。
きっと自分も他人から見たとき、極稀であっても、
そういう存在だと思われることがあるからだ。
その可能性を否定することはできない。
いくら信じたくないと訴えても、事実からは逃げられない。
でも。
オレはオレであることも、事実だ。
偉大な人そのものではない。学生も年齢も名前も、所詮称号。
自分という存在を表現するための手段はあっても。
この世の『自分』は自分だけだ。

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夢見て

人の理想を見た。
キラキラ輝いていた。
泣いた。
ただ泣いた。
何かが悲しくて。
無心に泣いた。


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