忍者ブログ

カレンダー

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新コメント

[07/13 ♀はっか]
[07/13 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[03/16 空竜]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
空竜
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析

忍者アナライズ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

接触を避ける


人に伝わる、とは怖いものだ。
他人が言っている言葉のはずなのに、自分の発した言葉のように再生される。
そこにある言葉は確かに自分が書いたものだけども。
他人から発せられたその言葉が、自分の中の言葉の音と一致する。
奇跡的と言ってもいい。
きっと、本当の意味では理解されていないだろうし、
そう聞こえただけ、ということだって当然あるのだから。
でも、どうしたって、ビクッとする。
理解よりも直感的、こうなればもう共鳴に近い。

他人の世界に踏み込む感覚。
自分の世界に踏み込まれる感覚。
何度経験しても、あまり心地いいものだと思えない。
どう足掻いても、そこには絶対的な壁が存在しているはずなのに、
それを無理矢理超えようとしようものなら、傷付くだけだ。
自分だけならまだしも、他人が傷付くのであれば、それは避けるべきだ。
他人は自ら傷付くことを求めたりしないから。
オレには細心の注意を払う義務がある。

どうすることもできないのなら、ひたすら距離を置くしかない。
逃げるように、どこか遠くに行くしかない。

拍手

PR

孤独な死を欲して


自分が幸せならそれでいい。
自分が楽しければそれでいい。
そんな考え方がオレにできるか。
いや、できない。
でもそれは優しさじゃない。馬鹿なんだ。
人より幸せや楽しさを訴える自分が許せない。
もっともっと、地獄へ突き落としてやりたい。
自分がもがき苦しんで死んでいく。
そんな未来を求めている。
ゴミのような人生を送りたい。
誰からも見捨てられるような自分でいたい。
自分にはそれぐらいが相応だ。
そうあるべきだ。

自分で自分の首を絞める。
苦しそうにはするものの、抵抗もせず、ただ涙を流す。
グッと締め上げて、死んだような感情に浸る。
孤独であるという実感が自分の中で溢れ帰って、堕ちていく。
そんな絶望が幸せと感じられる。
それでいいじゃないか。

自分のために、というのなら。
オレは絶対死を選ぶ。

拍手

ボロボロになりながら


フラフラだ。ボロボロだ。
そんなことは知ってる。
無茶をしている、と言われれば、きっと否定できない。
でも、理解もできない。
無茶なのかも知れないが、どうしてそれが無茶なのか。
頭の中じゃ分かってない。
自分は死に損ないなのだから、無茶もクソもないはずなのに。

気を抜けば倒れそうになる。
意識が落ちていくのが、鮮明に感じ取れる。
でも、それが救いだ。
自分が壊れていく。それが幸せなんだ。
そう思っているはずなのに。
どこかから否定の声がする。
気が付けば、その声の主に抱き起こされていて。
涙と共に暖かさが落ちてくる。

どうして殺してくれないのだろう。
そう感じながらも、心のどこかで安心している。
まるで委ねるように、休まるように。
何かに馴染んでいく。
愛されている、のかもしれない。

でもそれは空想だ。
オレの中で生まれた思念体、欲望だろう。
こんなものに呑まれていいのか。
疑問は尽きない。

拍手

生きて得る自由のために


自分が自分を殺そうとする。
その考え方そのものを握られて、改めて問われる。
どうして殺そうとするのか。根底に何があったのか。
決して無価値とは呼べない、動機として存在していた事柄とはなんだったか。
漏れそうになる否定の言葉が空を切って。
ただツラツラと、そうであったことを連ねた。

それは言う。
生きているからこそ変われる。それは世界も同じだ。
世界もまた生きている。
世界が死なないのは、そこに変化があるからだ。
お前もまたそんな変化をもたらす要因の一つであるというのに。
お前は世界を殺そうとしている。
今の在り方を保つために、可能性を殺そうとしている。
ゴールなんてないんだ。
ここにあるのは本当に大きな大きな自由だ。
怯えなくていい。受け入れてごらん。
死んだ世界から出ておいで。

一度死を決意した人間にとって。
今更生きる決断をするのもおかしな話だ。
そんなに容易く決意できるわけがない。
でも。
知るべきことがあるのは、確かだ。
それは、確かだ。

拍手

オーバーフロー


グッと心を落ち着かせ、自分の思考に耽る。
そんな中で気付く。
自分の中の、どうすることもできない、絶対的定義の存在。
過去の自分という事実。
いや、過去の自分に対する評価。
でも。それが揺らぎはじめている。
「違う」と、面と向かって伝えられた瞬間から。
自分の中の事実、『当たり前』が崩れそうになってる。

オレは言うほど人から嫌われていない。
オレは言うほど人から避けられていない。
オレは誰かに受け入れてもらっている。
知ってる。分かってる。
そういう人もいるということを、オレは分かっている。
それを再認識しておいて、じゃあそれが何なのか、と問いかける。
オレにとってそれは幸せなことではある。
でも、オレにその幸せが必要なのか、と問われれば、
「違う」と言わざるをえない。

かといって、幸せになってはいけない、というわけではない。
ただオレが幸せになりたくないだけで。
大き過ぎるほどの幸せを感じているのは、確かだ。
オレは小さくて。
故に無力で、そのことに泣くだけ。
それでも幸せであること。
言葉にできない気持ちで溢れている。
不釣り合いなこの状況に、オレはただただ怯えて泣くだけだ。

拍手