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出て来ない言葉


心が浮いている気がする。
大きく大きく風が吹いて、浮かんでいる感じ。
地に足がついていない、といえばそうだけども。
もっとこう、足を止めてでも訴えてきている感じ。
すぐそばで。
本当に、すぐそばで。
どうして欲しいんだ。理由はなんだ。
とにかく問う。答えを待つ。
静かに、静かに、耳を澄ませて。
聞き入れる。

向こうも、耳を澄ませている。
オレの言葉を、待ってる。
言いたいことがあるでしょう?と、言わんがばかりに。
言いたいこと?
ふと、自分の中を探る。
どうやら、それらしきものはある。
でも、出て来ない。
押し込められて、潰れてしまっている。

ずるり、と。
押し込められているソレに、手を伸ばされる。
でも出て来ない。逃げてる。
ただ、逃げているのは出て来ないソレであって。
オレ自身はどこか、ソレが出てくることを待ってる。
どうしてソレを求められているのか。
知りたいから。

どうしよう。幸せだなぁ。
遠いと思っていたものが、すぐそこにある。
そう思えるだけで、幸せ過ぎる。
幸せになりたいのはオレじゃないのに。
それが辛い。

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罪を背負う


人に優しく接する方法。
それは自分でも分かっていると思う。
いや、というか。
方法そのものを理解しているというよりは。
そういう努力をする方法を知っている、と言った方がいいかもしれない。
そして努力する方法を知っておきながら、オレはしていない。
人に優しく接しようという努力を、オレはしていない。

人に優しく接したところで、本当にその人のためになるだろうか。
それ自体が分からない。
オレに他人の何かを決めつけることはできなくて。
無責任に「大丈夫」とか「自信を持って」なんて言えるわけもない。
嘘だけはつきたくない。
だったらどうすればいい?
オレが思うことをそのまま伝えればそれでいい?
いや、そんなことはない。
そうなればもう、自分の考えの押し付け以外の何でもなくなってしまうのだから。

理想はある。でも我が儘だ。
言いたいことはある。でも自分勝手だ。
いつだって、こうあるべきだ、という押し付けをしそうになって。
そうならなかったら、イライラして。
馬鹿みたいに。同じことを繰り返す。
いっそ突き放してくれればそれでいいのに。
どうしてそうはならないのだろう。
分からない。

ただ。
オレだって笑いたいよ。
願望だってある。
でも、それは不要なことでしょう?
誰も必要としないことでしょう?
いっそ否定してくれればいいのに。
それ自体が地獄のよう。
これが自分がしてきた行為すべての償いになるのなら。
受け入れるしかない。
オレは逃げられない。

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宇宙に瞬く無数の星を


異なる光の集まりを、らしい。
そりゃあ楽しいな。
うん。楽しいはずだ。
そして綺麗なはずだ。
宇宙を想像させるぐらいに。
でもそれは必要だろうか?
人は本当にそれを望むのだろうか?

すべてを眺められる目を持ったところで、
人はそれに喜びを感じるだろうか。
いや、ご都合主義に自分の好きなものだけ見るだろう。
わざわざ自分の枠を越えた場所なんか見ないはずだ。
見たい角度から、見たい分だけ見る。
だからそれがどんなに大きな宇宙を成していても。
人にとってはそれそのものを評価するだけの能力がないんじゃないか?

いや。それは嘘だ。
すべてを包容できるだけの場所が存在することに意味がある。
どんな角度、どんな場所を見たって構わない自由。
それを許すだけの広大な宇宙。
そこに価値がある。だからいいんだ。
好きなものだけを見たって、それでいいんだ。
自分自身すらも宇宙の輝きの一つとなるぐらいに。
それぐらいの勢いでいいんだ。

見た方はいろいろあるだろう。
それでも、人は評価する。
ものさしで測りたがる。
そしてその結果に固執する。
保証を求めて。
そしてその結果、保証だけを信用する。
裏切られたら文句を言う。
言ってしまえば、それだけだ。
そう、オレは思う。

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衝動を煽られて


思えば。不自由だ。
でも、それは不幸じゃない。
ただ。
取り払うことのできる不自由な気がして。
興味本位で振り払いたくなる。
好奇心。

はらりはらりと。
風が自分の上着を弄ぶような。
そんな気がして。
目を瞑る。風を感じてみる。
贅沢だなぁ。
こんなに幸せなのに、これ以上の幸せを求めるだなんて。
罪だ。うん。罪だ。

どうしようもなく悲しくなる。
こんな感情に価値があるのだろうか。
こんな感情に意味があるのだろうか。
自分のことが嫌いで仕方がない。
構ってちゃんで、目立ちたがりやで、やかましくて。
そんな自分が嫌いだから、大人しくしようものなら。
今度は無愛想で怖がられる。
それならいっそ無愛想になって、周りに迷惑をかけなければいい。
だから大人しくしたいのに。
気が付いた時にはまた騒いでる。

だから嫌なんだ。
嫌いな自分をあおるように吹く風が。
風自体は何も悪くないのに。
自分のための幸せを求めそうになってしまって。
苦しくなる。
存在しなければ、そんな心配もしなくてよかったのに。
どうしてオレは存在してしまったのだろう。
後悔ばかり募る。

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理想の大きさ、選ぶ手段


遠い遠い理想の在り方。
そこへ向かうために試行錯誤して。
研究し、論文を発表する。イベントを企画し、開催する。
いろんなやり方がある。それも、大きく立派な方法だ。
それらが身近で繰り広げられている。
そう感じると、そりゃあもう、幸せなことだ。

じゃあ、ちっぽけなオレはどうなんだろう。
何を足掻くのか。何を目指すのか。
自分が思い描く理想。それに価値があるのか。
それこそ、誰もいない場所を目指しているのかもしれない。
誰も目指していない、誰も望んでいない場所を、目指しているのかもしれない。
価値があるのか。評価できるはずもない。
なんの保証もないまま、突っ切るだけの力が自分にはあるだろうか。
・・・いや、違う。
ひょっとしたら力はあるのかもしれない。
足掻けば何か見つかるのかも知れない。
ただ、オレがオレを信じていないだけ。
それだけだ。

今、小さな小さな自信が積み重なりつつある。
ちょっとした支えでは揺れて揺れて、
支えを離した瞬間に、崩れそうになっていた自信が。
長い時間をかけて、そっと支えるように。
グラグラしていた自分の中の自信を、支えていく。
意地悪をして、自分で自分の自信をつついていたけども。
その揺らぎすら支えられてしまう。
確信となりうる何かになりつつある。
そのこと自体が、怖い。

この世において、完璧なんてものはない。
どんなに証明しようとしたって、想定外のことはやってくる。
人の歴史なんて、地球上の完全な事実を解明するには浅すぎる。
だから、自信なんてものは、信用できるものじゃない。
ただ、行動する上であった方がいい、というだけ。
決して自信は証明じゃない。完璧なわけがない。
それを知っていても尚。
オレは自信そのものを、信じるのか。

身を削るような生き方は、嫌いじゃない。
でも、迷惑をかけたいわけじゃない。
迷惑・・・?
オレが「他人が感じる迷惑」を知っているか?
そんなことはない。知るはずがない。
迷惑以上に、目指すべき場所。そんなものがあるか?
分からない。分かるわけがない。
じゃあ、なんだろう。
どうしたらいいだろう。

オレは、オレでいればいいのだろうか。
分からない。
でも。
そうでありたい、と願う気持ちは、ある。

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