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さ迷う


人はどうして人を求めるのだろう。
オレは人として成しているだろうか。
自分はどうしてこうも。
はぁ。

さ迷う。
ひたすらさ迷う。
ため息をつく。

腐ってるなぁ。
汚れてるなぁ。
あぁ。
どうでもいい。
ひたすらどうでもいい。

終わりが欲しい。

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君と


君を前にして、すべてに興味をなくし自暴自棄になったような態度を取る。
こうなることを君は悟っていたし、自分自身もよく分かっていた。
ただただ時間を止めることができず、
目に見えていた未来を何一つ変えられなかっただけの話。
いや、変えようとしていなかったのだけども。

君は悲しそうな顔をする。
あれほどまでに拒んでいた結果がここにあるのだから。
そんな顔になったって仕方ない。
うつむき君は泣き出した。悔しい、悔しい、と。
言葉になりきれないぐらいにグズグズな音になりながら。
それでも静かに、静かに、泣き出した。

お互い望んでいた結果があるのだろう。
けれども何一つ叶わないまま。
必死に追いかけた『答え』は姿を潜め、虚空へと消え去った。
君は最初から知っていた。
求めていたもの、『答え』がないということを。
なぜなら、ないということを証明したかったのだから。
存在しない、ということを証明したかったのだから。

君の望みは複雑だった。
表面上は、そんな存在しない『答え』を求めることだった。
裏にあったのは、『答え』が存在しないことの証明だった。
今あるのは、その表裏を含めた概念そのもの。
完全なる『答え』はどこにも存在しておらず、
だからこそ不完全な『答え』を創り続けている、ということ。

君はオレに向かって誓う。訴える。
「不完全な『答え』ならいらない。消えろ」と。
ごもっともだ。反論する余地はどこにもない。
完全であろうとする君はいつだって正しい。
けれども、君はそんな不完全に向かって
「可能性はすべてに存在しているのに」とも言う。
泣きながら。祈るように。
不完全を抱擁する本当の完全が、君には見えているのだろう。
見えているのに手が届かないからこそ、泣いているのだろう。
それが君の正しさなんだろう。

どうか。
君が君でいられますように。
オレがどんなに不完全でクソな存在になっても。
君は君でいられますように。
世界が世界として存在できますように。
そう、君に宣言して。
オレは踵を返した。

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そこにいるのは


過去しか見てない馬鹿な自分。

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投げ捨てる


何かが引っかかってる。
いや、つっかかってる。
本来ならストンと水が流れ落ちているはずの場所で、
途中出っ張った岩に邪魔されているような。
飛沫立てて、轟々と音を立てて、それでも流れていくような。
そんな感覚。

とりあえず、近寄る。
その様子を、下から見上げる。
霧のように落ちてくる飛沫を浴びて、これもありかな、と思う。
原因は分からないまま。
そもそもそれを知ってどうしたいのだろう。
それを取り除きたい?何故?
自分で自分が分からない。
そんな自分を実感して、呆れて、疲れて、ため息をつく。

誰かがそっと言う。
「何故諦めるのか。何故蔑むのか」と。
意味もなく、価値もないから、と答える。
「望まないのか。求めないのか」と続ける。
めんどくさくなる。
自分が望んだところで。求めたところで。
どうだっていいじゃないか。

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帰ってくるいつもの場所


息を吸って、息を吐く。
自分は生きているらしい。
生かされている、のかもしれない。
嘲るも状況変わらず。
嘆くも状況変わらず。
それを当たり前と定義してしまいかねない。
それはそれは恐ろしい状況。

自分はどうあろうとしているのか。
他人他人と言葉を連ねて、自分を殺したいのか。
いや、自分を満足させたいのか。
他人他人と言葉を連ねて、他人を否定したいのか。
いや、気付いて欲しいのか。
力を持たぬ自分は愚かしい。
何も知らぬ自分は愚かしい。
そう言い続けることで、自分から逃げているだけかもしれない。
自分である権利から。存在している自分から。
そこに他人は存在しない。
何故なら存在している自分が唯一他人を知っているのに、
その自分から逃げているなら、当然そこに他人は存在しない。
遠い遠い、まるで御伽噺のようなもの。

存在している自分は逃げている自分に向かって言う。
それが正しいのだと。
すべては自ら選んだ道であり、自分にとっての正しさであり、
決して誰かに命令されたわけでも、理由がないわけでもない。
自分が出した結論が、こうだったというだけで。
正しい。そう。正しい。
そう言う。

死ねるならなんだっていい。
ヤケクソ気味にそう言う。
でもそこに偽りはなく。
純粋な気持ち以外の何でもない。
そう。
それだけ。

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