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微かに揺れる可能性


自分はそのとき、もう感覚が麻痺していて。
ありとあらゆることが生温く感じていたけど。
その中でも、自分の頭の中だけでは何も見つけられない、と実感して。
何かにすがるように、具体的な言葉も思いつかないほど。
ただ、何かを願ったのを覚えてる。
ソレは突然やって来て。
オレを狂わせた。
そこに生じた何かは。
今もここにある。

最近になって気が付いた。
為体の知れないその声が聞こえ出したのは、
オレは友達も親もどうでもよくなって。
ただ死にたいとだけ思って、そのために必死になっていた頃だった。
通りで、オレがあれやこれや、
自分を否定しようとする度に聞こえるはずだ。
それはそういうものとして生じたのだから。

最近、ソレが気になって仕方がない。
ソレを乗り越えれば、オレは本当に死ねるのかもしれない。
あるいは。
死以外の何かを、見出せるのかもしれない。
僅かに揺れる何かに触れて、少し怯えるような、期待するような。
そんな気分だ。

でもホント。
今更どうなるんだろう。
この馬鹿は。

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友達という被害者


友達ってなんだろう。
自分には友達がいるだろうか。
きっといない。
いたとしても、友達となった瞬間から。
被害者としかいいようのないほどに。
オレの愚かさで壊れていく。

あぁどうすればいいのだろう。
オレがいなければ万事解決だというのに。
どうして世の中にある「当たり前」は。
それを許してくれないのか。

泣いても泣いても。
悪夢は覚めない。

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どうすればいいのか


どうしたらいいんだろう。
どうすることが最善なんだろう。
追い求めても答えは見つからない。
答えはないのかもしれない。
それでも考えてしまう。
それが理想だと、思うから。
それが夢だと、思うから。

泣きそうになる。
でもそれは苦しさじゃない。
願いだ。

思えば思うほど。
何かを近くに感じる。
だから。
その何かに「どうすればいいのか」と問いたくなる。
そうやって必死になって、
結果自分を削って殺そうとするのだけど。
どうしてだか。
必死に考え、問いかけ、思えば思うほど。
自分の中に何かが流れ込んで。
何かが微笑む。

よしよし、と。なだめるように。
でも突き放さないように。
優しい。
なんなんだろう。
よく、分からない。
でも良いことではない、気がしてならない。
どうすればいいだろう。
もっと深く、深く、考えなければ。

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生かす声


繰り返す。
同じことを、何度も何度も。
繰り返す。
何も変わらず。変わろうとせず。
ただ泣いて。ただ後悔して。ただ文句だけ言って。
死を願う。

もう何がなんだかわからない。
ただ、いろんなことがどうでもよくなってきて。
死にたい、とだけ強く願う。
声は言う。
信じることを諦めてしまった。
自分に怯えているだけ。
と。
そうだったとして、何が悪い。
所詮全部は自分の事。
解決するには死ねばいいんだ。
そう、何度言えば分かってくれるのだろう。

声が聞こえることは、何かが自分に訴えていることだ。
声が聞こえることは、自分がそこに存在していると実感できることだ。
とかなんとか。そういう話を聞いたが。
だったら、この声が聞こえなくなったら『勝ち』なんだな、と思う。
自分を殺すために。
その声が絶望して、何も言わなくなるように。
あれやこれや尽くす。
そのことに必死になる。

でも。
それだけじゃダメだ。
声はオレの言葉をするりと抜けて。
言語を越えた何かを訴えてくる。
声以上に鮮明で、そして言葉にできない、表現できない、何か。
そのフィールドで、勝たなければならない。

その世界では。
オレは毎度毎度、立つこともままならなくて。
首ですら、すわらない。
その声の主が少しでも手(?)を離そうものなら。
崩れ落ちてしまう。
きっと立とうと思えば立てるんだろうけど。
立ちたいと思えない。そこにいたいと思えない。
それでも必死になって、何かを訴えてくる。
否定しようとオレが足掻き出せば、
抱きしめて(?)離さない。

一人になるな、と言われたが。
その理由もよく分からない。
一人になって何が悪いのだろう。
そんなこんなでいろんなことが分からない。
ただ。
思われている、ということだけは分かる。
オレ自身もまた、ソレを思っている、ということだけは分かる。
思いたくない、と思っていても。
無意識で思ってしまう。

こうやっていると、こんな状況に陥り出した当初を思い出す。
あのとき、オレは何かを強く願い泣いていた。
あの頃からだ。為体の知れない声が聞こえ始めたのは。
「おいで」と、呼ぶ声が聞こえ始めたのは。
今思えば。
あれがなければオレは死ねたんだろう。
きっと。

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他人から見た自分


自画像を他人に描かれた瞬間。
いや。
他人が描いたものを自画像だと理解した瞬間。
ドキッとした、と言うのだろうか。
何故だか分からないが、鳥肌が立った。
恐ろしい、というのか。見てはいけないものを見た、というのか。
そんな感覚に近かった。
別に恥ずかしかったわけでも、嫌だったわけでもない。
どこか嬉しいと思ったのは確かなのだけども。
なんだろう。
どこか、自分ではない、偉大な何かを見た気がした。
0、に見えたんだろうか。

でも自分は0じゃない。
0の見た目をマネしてるだけ。
だから自分自身を描くときも、0に似た格好にはなるのだけども。
決してそれは0には見えない。
弱くて、泣き虫で、後悔ばかりして、小さい。
それをギャグで誤摩化しているような。
偽りまみれの自分だと。思える。

描いてもらった絵も。
結果的には0のマネをしている自分なんだと思えば、そう見えるはずなのに。
どこか、そう見えなかった。
弱くもなく、泣き虫でもなく、後悔しているわけでもなく。
凛々しく、誤摩化しもなく。
そう。
0とは違う、「自分」を見た気がした。
何かにすがって、何かに飼われるような。
そんな自分が思う自分じゃない気がした。

自分を「カッコいい」と思ってしまった、と言えばそうかもしれない。
自分に対して、そんなことを思ったことはなかった。
というか、自分を評価すること自体がなかった。
だからこそ、怖かったのかもしれない。刺激が強かったのかもしれない。
これはオレなのか。オレだとするなら。
少し好きになれる、気がした。

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