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いつの間にか年が明けてた。
オレは何をしていただろう？
自分のくだらなさに泣いてばかりで。
どうしてこうも醜いのかと繰り返して。
あぁ。
今年も同じような日々を送るのだろうか。
死ねればいい。
それはいつだって変わらない。
今年こそ、今年こそ、と。
繰り返して繰り返して。
永遠に。
終わりを求めるばかり。

自分と言う存在は無価値だ。
必要などない。
それは年が変わろうと関係ない。
オレはオレという存在以外にはなれず、
オレはオレを死ぬまで嫌い続ける。
そう。それだけ。
それだけなんだ。

自分を見つめて思う。
貶して貶して貶して貶して。
死んでしまえばいいと。
呪いのように言葉を連ねて。
それでも生きている自分は。
一体なんなのだろう。
どうして生きるのだろう。
小さくうずくまって。
かすかに何かを訴えてる。
その言葉に耳を傾けようとすらしてこなかった。
でも。
聞いたところで結果は同じだろう。
オレがオレを嫌うことに違いはない。
オレはオレが嫌いだ。
それだけなのだから。

声を荒げる。
オレなんかを認めるな、と。
耳を塞ぐ。牙を剥く。
必死になって否定する。
オレは違う。
オレなんか誰かに認められるべきじゃない。
でもそうだろう？
オレはこんなにも愚かなことをしてきたというのに。
下手な情はいらない。
放っておいてくれ。

遠い。
何もかもが遠い。
叫んでも何にも届かない。
ただただ叫ぶ。
誰に届くわけでもないのに。
嘆き、叫び、喚く。
オレは。
こんなにも愚かだ。
自覚ばかり濃くなって。
自分を憎く思うばかりで。
つらい。
ただただつらい。
終わりが欲しい。
それだけなのに。