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感謝すべきもの。感謝すべきこと。
当たり前が当たり前であること。
何かがちゃんと動いてくれること。
誰かがそばにいてくれること。
自分が考えられること。見れること。聞けること。
広い広い世界の中で埋もれそうになりながら。
それでも、それでも、と求める。
自分のことを全力で否定しながらも。
自分でいようと足掻く。
そんな自分が好きなんだ。
わかってるよそんなこと。
だからこそ絶望は必要なんだ。
だからこそ希望は必要なんだ。
そう思う。

泣いて解決するわけがない。
何も変わりはしない。
感情など無意味で。
理由にもなれず。
ただただ心が壊れていく感覚を味わう。
それだけの日々。

自分の愚かさがにじみ出る。
目の当たりにしてさらに絶望する。
大嫌いな自分がそこにいる。
存在したいと願ってもいないのに存在する。
恐ろしい。
逃げ出したい。
目を瞑って耳を塞いで。
誰もいない場所へとまた逃げ出して。
それでいいと決心しているはずなのに。
どうしてこんなにも愚かなのだろう。

違う。
オレはこんなこと望んでない。
例えどんなに不自然でも、おかしくても。
オレはこれでいいと確信してる。
誰かに何かを言われたって。
オレはこれでいいと納得してる。
だから。
一人にしてくれよ。
なぁ。

早く死ねますように。
と書き留めて。
笹に吊るす。
叶いますように。
願いをこめて。