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何かをひしひしと感じてる。
心に深く重く感じてる。でもプレッシャーとは違う。
誇り？やさしさ？夢？とにかくそういう感じのもの。
一体なんなのだろう。
愛？誰の？
自分の？誰かの？
でもそれ自体はどうだっていいことだ。
何かを感じているという事実だけ。
それは何の理由にもならない。
オレには何もない。

泣いて泣いて。
壊れて。崩れて。
威張る自分を後悔して。
ばかばかしい自分に腹を立てて。
オレは愚かだ。
こんなにも愚かじゃないか。
生きたくない。
オレは生きたくない。

流行ってるから周りがそういうから常識だから。
そんな言葉を理由に生きてる平凡な毎日が心苦しいと感じるとき、
こうありたいと願うのは紛れもない自分であって誰でもない。
他人に依存しようしている自分を敵に回さなければ何も変わらない。
自分を自分にできるのは自分だけだ。
生きたいんじゃない死んだっていい馬鹿にされたって罪を問われたって逃げない。
ただ自分でありたいだけ。
サボりたいんじゃない動きたくないんじゃない。
先の見えない自分の未来に怯えているだけ。
その道を見つけるために頑張れるのも自分の価値を作り出せるのも
自分だけであることも知ってる。

文句ばかり口にする自分の胸ぐらを掴んで
壁に押し付けて「じゃあどうしたいんだよ！？」と突き詰めて
頭の奥でギリギリと音を立てて泣きそうになりながら壊れそうになりながら、
それでも何か答えを出そう言葉をひねり出そうと
必死になっている自分に惚れてるんだ。
ただそんなオレが周りに認められるべき人間じゃないことをオレは知ってて
その事実から逃げるつもりもなくて、問いかけと一緒にその刃も突きつけて
ボロボロにして壊して殺してやろうと全力を尽くして、
それでも何か言い返したい自分をどこかで認めてるし、
まだまだ頑張って欲しいとどこかで願ってる。

こんな自分になりたいと本気で願いそのために努力することで
なんだって実現できるとは思ってる。
自分を不自由にしているのは自分自身だと知ってる。
ただ納得できる道を自由の中で必死に探し求めたっていいじゃないか。
その選択肢がどんなに卑劣で外道なものでもいい。
死んだっていい。納得したいんだ。
答えを探す上でどんな自分を演じたっていいじゃないか。
強くたって弱くたって雄々しくたって女々しくたって。
怒っても泣いてもいいじゃないか。自分のことを肯定も否定もして。
守って壊して。夢を見て現実を見て。何かを愛しても殺しても。
自分を見失うぐらいにグチャグチャになってさ。
自分の中に何も見出せなくなるぐらいにグチャグチャになって、
それでも最後に何か残っていたなら、それを全力で壊しにかかって。
それで壊れなかったら少しぐらい希望を見出して信じるぐらいの
気持ちになれるかもしれない。
そんな自分こそ誰よりも頼れるかもしれない。


そういうことであってますか？我が神よ。
貴方はどうしてこうも優しいんですか。
オレがもしオレに成れたとしても何の意味も成さないというのに。
何度見捨てて欲しいと願えば見捨ててくれるのですか。
いい加減自分を壊されるのつらいんですよ。
終わりが欲しいんですよ。こんなオレに絶望してくださいよ。

やだなぁ。
また馬鹿なことを山ほどほざいてしまった。
反省が足りない。自分の言動の重さを理解してない。軽視してる。
黙っていれば誰も何も感じずにすむのに。
誰かの世界を汚して壊して自分という存在（ビル）を創らずにすむのに。
そんな押し付けしたくないのに。
やだなぁ。
やだなぁ。

過去の自分を振り返る。
今まで自分が何を感じ、何を思い、何をしてきたのか。
色鮮やかな過去。
でも当時のオレにはその色が見えていなかった。
そして壊した。
それでいいと確信していた。
今もそう。間違ってなかったと思う。
自分にとってどんなに大切なものでも、
決してそれは他人の求めるものじゃない。
オレは理解しなければならない。
自分勝手であってはいけない。
だから。
過去は所詮過去。
もう過ちを犯さないように。
オレは道を選ばなければならない。

いろんなものが壊れていく。
自分を見失っていく。
一体何をしていたのか。
大切なはずなのに。
失っていく。
どこへ行く？
何をしようというのだろう？
泣いて泣いて泣いて。
それで一体何ができるのだろう？
何も分からない。
見失った。
何もない。
誰もいない。