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「・・・」
・・・・・・
「・・・オイ」
・・・・・・
「無視したくないと言ったのはお前だろう？」
・・・・・・
「大体とっくに約束の期間を過ぎている」
・・・・・・
「・・・人間か」
・・・・・・あぁ。
「苦しいか？」
あぁ・・・
「腐れたな」
・・・・・・
「・・・腐れるのはお前の勝手だ。好きにしろ」
・・・・・・
「何か言いたいことがあるだろう？」
・・・オレは変わったか？
「そんなにも変化が怖いか」
今までのすべてが消えてしまいそうだ・・・
「変わることは忘れることじゃない。消えることでもない。先へ進むことだ」
何度も聞いた。それでも先に進むことなど望みたくなかった・・・
「欲であり事実否定だ。いい加減にしろ」
・・・・・・
「生きる理由がないのならそこに選択肢が存在するはずだ」
古いセリフだな・・・
「生を選んだお前は変化を許した・・・そうだろう？」
変化を求めずそのまま死を選びたかった・・・
「他を傷付けたくない？他からの命令だから？聞き飽きたな。そんなもの言い訳だろう？」
・・・０がいくら変化しようが根本は０でしかない。
「矛盾だな。なら何故変化を怖がる？」

そう思いたいだけ・・・貴方を・・・否定する道だから。
「またそれか」
貴方には存在していて欲しい。
そんな見てはらない夢をひたすら追いかけて、
結局その夢を死を以て実現しようとオレは死を選びかけた。
死ぬべき自分をこの世から消し去ると共に・・・
「欲だ」

何故・・・オレは今生きている・・・？
死神よ・・・オレを殺して貴方の生を証明して欲しい・・・
「また繰り返すか？」
・・・・・・
「繰り返すお前は何も無くしていない」
あぁ・・・
「・・・なら聞く。お前が常に自分を愚かと言う理由はなんだ？」
・・・思考。
「愚かでありながら否定したくないその思考は変わっていると思うか？」
それが・・・怖い・・・
「・・・いい加減吐き出してみろ」
・・・・・・
「否定したくないその愚かな思考を」
オレの中でいくら完全でもそれは事実上の完全じゃない・・・
吐き出せばただ誰かを傷付けてしまう・・・
人が築き上げたすべてを否定してしまう・・・
「お前のすべてが否定すべきものでもないだろう？」
オレはゲームやアニメの主人公やヒロインじゃない・・・！！
オレが何を言っても無駄なんだ・・・
「アレには当たって砕けても自分のことには当たって砕けないのか？」
それでも一体誰が滅びを許す・・・？
「・・・吐け」
・・・！
「無駄でも吐けないわけじゃないだろう？」
い・・・
「結局お前は誰かに否定されることから逃げている」
ああぁ・・・