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今もがき苦しんでる自分が自分なんだよ。
そうさこれがいつもの自分じゃないか。
常に死を覚悟していればいい。
常に黒い沼に手を突っ込んで腕に傷を付ければいい。
常に薄気味悪く笑っていればいい。
これが自分じゃないか。
心地いいねぇ馬鹿馬鹿しいほどに。
あぁ自分に価値などない。むしろなくていい。
毎日泣いて毎日腕に傷を付けて毎日うなだれていればいい。
なんだ日課を忘れていた。
毎日毎日想像の中で自分の死とすべての
人間を敵に回して血祭りにしていればいい。
何故忘れていた？
さぁもっと苦しめ泣け喚け。そして死ね。
それがオレだろう？あぁそうだ何故忘れていた？
繰り返す度に滲み出る汗と涙。そうだそうだ。
常に人の輪から外れ、人と接するなら
他人の流れに流され自分などどこにもいない。
いや自分など最初からいなかった。
話し始めたその時から自分は存在していなかった。
何故今は自分がいる？
他人に意見を言うような自分が存在している？
間違いだ。オレは間違いだ。
他こそが完全、他こそが世界。
そこにオレなど存在しなかった。
頭が鈍く痛くなってきた。そうだこの感覚だ。
抉れ抉れ心も体も。繰り返せ繰り返せ何度も何度も。
オレに意志などない。オレに感情などない。
オレに場所などない。オレに価値などない。
オレは常に死んでいる。
そうだこれがオレだ。
帰って来いよオレ。
今までどこに行っていたんだ？
何？世界？
いないものは世界にいない。
オレの存在が間違いだ。
毎日恐怖に怯えていろ。