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人の道から外れることでしか『夢』を叶えることを許されなかった。

後悔はしていない。するつもりもない。

・・・僕は・・・賭けを受ける前から人でなかったのかもしれない。




確かに俺の『夢』は強制されたものだ。でも・・・感謝してる。

何もかも自分の弱さが原因なんだ。たった一つのことをやれば叶うってのに・・・

１００年か・・・アイツもよく待ってくれてるもんだな。




オレは単なるお手伝いだって。口出しするつもりないし。

人殺しに繋がろうともそれが『夢』なんでしょ？

ただ人の見る「夢」とはかけ離れてるってだけ・・・

なぁんにも悪くないって。オレのことも気にしなくていいから。




無茶なのは分かってる。けれどそれがオレの「夢」。

いつかこれで世界中を幸せにしてみせる。

一度きりのオレの人生。最高にしてやるさ・・・




別に反対しないさ。「夢」はデッカイもんだぜ。

オレ様はもう叶えてるんだ。次はアイツの番だって話なだけだ。

まぁお前らも頑張れよ。こっちもやれるだけのことはやってやるさ。




「夢」？そんなもんなくていいだろうが。全く必要ねぇ。

いいか？今この時この場所で俺が満足出来ればそれでいいんだ。これからなんていらねぇ。

あんたらがどう思おうが、これから先がどうなろうが関係ねぇんだよ。




馬鹿なことはやめなさい。そんなものを『夢』だなんで言わないで。

どうして貴方はそんな人になってしまったの。

それは捻れた優しさでしかないのよ・・・お願いもうやめて・・・




昔と比べたらえらい変わったで。自分の『夢』を叶えるんに頑固になったんちゃうやろか。

やっと人らしゅうなったんやと思うで。せやから今からやな。

まぁ生きる理由もないなら他人のためにだけ生きろゆうたワイがまず悪いんやけど。




私はあの子さえ生きていてくれればそれでいいんです。

もしあの子が死んだなら私も死にます。

私にとってあの子が私の「夢」そのものなんです。




誰も気にしてくれないの・・・悲しくて・・・悲しくて・・・

どうしてみんな酷いことを平気で出来るんだろう。

私の「夢」はみんな仲良く生きていて欲しいってだけなのに・・・




オレの立場は常に『夢』を見るんじゃなく叶える方だ。

つっても叶えるための道を示すだけだがな。

そしてそれがこの世界の神の地位を与えられたオレのたった一つの使命だ。




スべては私の勝手ナ『夢』を現実のモノトすルたメ。

私ガ貴方達人形に殺サレれば人形は吊リ下げらレた糸カラ逃れ自ラの意志で行動しタこトニナる。

ソシて同時ニ私のヨうな紛い物の創造主デハナク、私の望ム世界を作っテクれる真の創造主とナッてくレる。

サァ愛シノ人形達よ。この醜い創造主をこノ世から消シ去り私の愚かな『夢』を叶えてくれないか。




自己中なのはわかってる。馬鹿なのもわかってる。

それでもオレの『夢』を叶えることが許されるのなら・・・

オレは人を殺しかねない。決して許すな。許しちゃいけない。

人として生まれた限り、オレは人以外の何者でもない。人でなくなるというオレの『夢』を許すな。


そしてオレの存在をこの世から抹消しろ。





―「夢」を忘れる『夢』を見ていたい―



Forget Dreams
〜現想の調べ〜






はい。自己中小説の触りだけでした（何）