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いつもねているべっどのそばにはまどがある。
まどをのぞけばはたけがしたにあって、
そのむこうにちゃばたけがあって、
もっとむこうにはたんぼがある。
やまもかわもみえる。もちろんいえもみえる。
ねっころがってそとをぼけーとみていると、
まどからいっぴきもんしろちょうがはいってきた。
びっくりしてたらめのまえからいなくなった。
もんしろちょうはあたまにとまってた。
もんしろちょうは
「ねぇねぇひまだし、ちょっとあそぼうよ」
といってくる。
ゆびをさしだせばもんしろちょうはゆびにとまった。
よろこんではしゃいで、いろいろはなした。
もんしろちょうのともだちをしょうかいしてもらったり
もんしろちょうにもおじいちゃんがいることをおしえてもらった。
みんなとしゃべった。みんなといっしょにいられた。
たのしかった。うれしかった。






目が覚めたら９時だった。
いつもなら休みでも７時には起きるのに、少し遅かった。
ガバッとベッドから起きて、窓を見る。
最初はぼんやりしてて、後から冷静になって考えて・・・何故か硬直した。
うわ。やばい。オレどうかしてる。
蝶が喋るとかありえん。なのに普通にしてた自分がありえん。
何より高校３年になってこんな夢を見る自分がありえん。
でも・・・正直言えば・・・
もう少し夢を見ていたかった。
蝶と戯れていたかった。
・・・ひーやだやだ。正真正銘の馬鹿だ。どうしてくれよう。
最近マジで頭やばい・・・