ブログ

ごめんなさい。
だけど。
耐えられなかった。
世界を目指す？半年で？
『本気』で世界を目指すなら、そんな期限が『本気』を指しているとは思えない。
そんなもの、夢じゃない。
ただ話題になりたいだけ。
中身のない、意味のない、犠牲。
確かに、頑張ったものを他人に見せることは、
自分だけで完結しないためには、必要なのかもしれない。
だけど。そうだとしても。
中身のないものを見せて、何になるんだろう。
適当なものを見せて、何になるんだろう。

何だろう。
どうして足掻いてしまったんだろう。
ただ、見ていて、辛かった。
足下を見ず、上ばかり見て、手を伸ばして。
目指しているものは、確かにあるのに。
まるで「そこに辿り着くには思いっきり手を伸ばすしかない」と、
必死になって手を伸ばしているようで。
ぐらつく足下が、今にも崩れ落ちそうで。
自分は。
そんな人を「手が届くように」と、肩車するようなマネができなかった。
「危ないよ。とりあえず足元をちゃんと整えよう」と言って、
その人の言う「手を伸ばすしかない」を否定してしまった。
きっとその人は言うだろう。
「どうして？貴方が肩車してくれれば届くのに」
「どうして肩車してくれないの？してくれるだけでいいのに」
確かに届くのかもしれない。
でも、きっと次の瞬間には崩れ落ちてしまう。
手の届いたそれを、大事にできずに終わるかもしれない。
それどころか、その人が、その人でいられなくなるかもしれない。
その人が手の届いたそれを十分に抱いていられるように。
何かが崩れ落ちるようなことのないように。
していたい。そう望んでしまった。

だから伝えた。
貴方の言うものを実現するために、自分は違う方法を取ると。
その人は、表面上の言葉では「分かりました」と言ってくれたけど。
辛そうだった。
謝罪しかできなかった。
自分だって、出来るか分からないことを言っているのに。
それのせいで、あの人を苦しめている。
自分にこんなことを決定する権利があっただろうか。
あの人にとって、希望が一つ消えたようで。
自分は自分をあの人にとっての希望だとは信じたくないけど。
この方法を選んだとしても、本当の希望にはならないと思うけど。
けど。
あぁ。