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帰りの学校から駅までのバス。
講義終わりたてのため満員。
無理矢理乗り込むが掴む場所が頭上の棒しかない。
仕方なくその棒を掴んでバランスの悪いまま出発。
ふと下に向けていた視線を軽くずらすとそこには・・・
見たことのあるしま模様と体つきの生物が
棒を掴んでいる方の服の袖の付け根にいる。

か、蚊だ・・・！
しかも縞蚊・・・！！（汗）

服の上からは血を吸えなかったらしく飛び立つ蚊。
前の男子の背中にも止まるがやはり断念して飛び立つ。
・・・あ、見失った。
どこ行った・・・！？
結局見つからず。
そのまましばらくして。

じんわり棒を掴んでいる腕が痒くなる・・・
・・・まさか。
痒い部分を見るとそこには・・・



丸々と太って赤くなった蚊が腕に止まっている・・・！！（汗汗汗）



今手を離すとバスの揺れでコケる。
逆の手にはノーパソの入った荷物。
身動きが取れない。
・・・視線を逸らす。
見なかった。
そうだオレは何も見なかった。
蚊なんて見てないぞ！（最終手段？）
そして腕から何かが飛び立つ感触。
ビクッと反応しているオレとは裏腹に足元を悠々と飛んで行く蚊。
バスが到着し腕を確認。
・・・腫れていた。
そして痒い（泣）