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ブログ日記のようなものPAGE | 2521 2520 2519 2518 2517 2516 2515 2514 2513 2512 2511 | ADMIN | WRITE 2010.09.28 Tue 23:25:07 楽しい楽しい。 凄く。 楽しい。 でも。 それは。 それでいいのだろうか。 分からない。 今日は。また。 よく分からない声に呼ばれて、こんな質問をされた。 「世界の未来ってどこにあると思う?」 ・・・どこだろう? また、考えていく。思考の波に溺れていく。 未来は。無い。まだ。無い。 ないから。分からないから。 考える自分がいる。 考えることで、答えをここに呼び寄せていく。 それは、まるで。 未来を呼ぶように。 「そう。世界の未来は心の中にあるんだよ」 そう言って、そっと近寄ってくる。 「貴方が消えれば一つの未来は消える」 それはまるで未来への架け橋。 この馬鹿には荷が重い話。 首を横に振る。 その役目を担うべきなのは自分じゃない。 本当に必要な未来は。 もっと遠い場所にある。 そう言うと、また。 「何故そう思うの?」 と、質問される。 「自分の未来なんかいらない」 「どうして?」 そこから逃げようとしている自分がいる。 脳内で鳴り響く警告音。 それに従って、逃げようとする。 なんとしてでも世界と自分の関わりを根絶しようと、 なんとしてでもその理由を突きつけようと必死になる。 そして。きっと。この声は。 自分の心の中にある、逃げたい気持ちの理由を、知ってる。 いや、知る方法を、知ってる。 自分が突きつけたい理由。自分勝手な理由。 分かってる。でも。それが。 自分にとって最大優先事項なんだ。 そっと。 近寄って来た声の主は。 思考の海に流れる、言葉にしたくないものをすくい上げていく。 今を、今の世界を、幸せだと言うのでしょう? 何も知らない貴方にとって、今が貴方のすべてだと言うのでしょう? 届かないほど大きな世界でも、愛していると言うのでしょう? それを僅かたりとも壊したくない。壊したくないから自分は消える。 例え貴方の心が一つの未来だとしても。 今を変えかねない貴方は死を選ぶ。 でもね。貴方は知ってる。 世界がすぐそこまで貴方を迎えにきてる。 だから怯えてる。来るな、と声を荒げてる。 その怯えが、世界を、誰かを、傷付けていても。 その傷を仕方なし、とするほど。 貴方は貴方を否定している。 世界を僅かでも変えてしまうかもしれない貴方に怯えている。 その通りだよ。 そしてそれに納得している。 だからもう放っておいて欲しい。 呆れられてもいい。憎まれたって構わない。 「貴方は世界を愛してる」 思考の波の中、近くで声がする。 違う、と言いたい。でも。それは嘘だ。 確かに。愛している。でもそれだけ。 世界がオレを愛してるわけじゃない。 全部が全部、自己完結。 と。 振り切ろうとしているのに。 声はオレを抱く。 心が痛い。 心が泣いてる。 でもそれでいい。それでいいんだ。 と、思考の海から瞼の裏の暗闇へ落ちようとしている自分を。 声は必死に引き止める。 「まだ貴方の中には貴方の知らないものがある」 「諦めることで納得しないで」 別にいいじゃないか。 なんでそんなにオレに関わるんだ。死んで何が悪い。 と。 その言葉ですら自分に返ってきて、思考の波に流される。 オレの中で何かが答えを探そうとする。 「おいで」 「おいで」 と、声が自分の中で答えを探そうとする何かを呼ぶ。 その何かが剥き出しになって。 自分の小さな思考を越えていく。 また溺れていく。 感じてる。 例え今は遠い答えでも。 その何かがその答えを得る度に、自分の元へやってくる瞬間を。 自分の中の無から。自分という有へ。 いつか多くの有を得た自分が、世界を少しずつ歪める瞬間を。 呼ぶな。 呼ばないでくれ。 分からないことなんか山ほどある。 キリがないんだ。 「だから?」 ・・・。 結局、溺れる。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |