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ブログ日記のようなものPAGE | 2708 2707 2706 2705 2704 2703 2702 2701 2700 2699 2698 | ADMIN | WRITE 2011.04.03 Sun 23:36:31 会話けたたましい笑い声が聞こえる。 楽しそうだ。 おい。 何故そんなに幸せを露にする? 自分が犯した罪を知っているのか。 おい・・・ 可哀想な子。 自分の世界が産まれ、その世界を知ったそのときから 何が真実か分からず、何を信じていいのか分からず ただ本当に存在していたであろう自分を 今ある自分が乗っ取り不幸にしている罪、 そしてそれ以外の世界に対する影響の責任が 取れないとして自分を追いつめ、 生きることに対して価値も意味も正しさも見失っている。 うるさい・・・ そんなことは知ってる。 でもだからこそオレは 自分を殺さなければならない。 それだけが価値であり意味であり正しさだ。 大丈夫。否定するつもりはない。 ただ、どこかで貴方もそうでありたいと思っている。 否定したくない。 貴方が否定しようとした感情、欲望。 それは間違いなく貴方にもあるでしょう。 オレが否定したもの。 それが生じた原因は、怖れと罪悪感。 今のオレは、それすら受け入れようと しているのかもしれない。 ・・・お前を見ていると心が痒い。 貴方は世界の広さを知っている。 その寛大さも知っている。 だから怖れなくていい。 罪を自ら定義し裁かなくていい。 特に、貴方が求めもしていないことに 縛られ苦しむ必要などどこにもない。 違いますか。 ・・・オレには目標があった。 自分の世界を現実の世界に作ること。 あの頃の自分の世界には「自分」がいなかった。 「自分」は現実に存在するものであって 自分の中にはいなかったのかもしれない。 だから縛られ苦しむことで、 オレは目標に向かって進んでいると思っていた。 思えば。 どうしてだろう。 その目標が叶ったような気がして仕方がない。 やってきたことを思い返せば、 オレが世界を知ろうとしていただけなのに。 いや。 方法を理解したような気がしているだけか。 オレはまだ何一つ行動に移せていないのだから。 ・・・何故笑う。 ・・・いや。 めでたいなと思って。 勘違いするな。 オレの目標は所詮、感情と欲望に まみれた結果生まれたものだ。 そんなものを易々と受け入れるつもりはない。 そんな目標を持つ自分を殺すためにオレは・・・ なんのために殺す? ・・・・・・ 世界の、ために。 ありとあらゆるものすべてを 包容するこの世界のために。 無限に存在する可能性、その中から 選択されることによって消えていったもの。 今存在しているものから、すでに消えてしまったもの、 そして生まれることすら叶わなかったもの、 そのすべてを。 ・・・愛してみたい。 オレが自分の世界に対してそう願っていたように。 自分の世界よりも遥かに大きな世界のありのままを。 願いたい。 でも。 図々しい話じゃないか。 こんなゴミが何を言っているのやら。 ・・・ ならどうして貴方は 「世界が作った貴方」を愛さない? 何故貴方という可能性を殺そうとする? この世界に対してもそう。 愛したいだけで、愛そうとしていない。 オレは。 オレには。 できない。 オレは本当の自分も世界も理解していない。 だからありのままを愛せない。 だったらどんな自分もどんな世界も ありのままを愛せるようになればいい。 オレはそんなに寛大じゃない。 器が小さ過ぎる。 知らないことが多過ぎる。 そんな自分すら愛してしまえばいい。 ・・・頭がキリキリする。 そもそも愛ってなんだ。 オレは思いあたる言葉がそれしかなくて、 ただ口走っているだけで、オレが本当に思い願っているのは 愛することではない気がして仕方がない。 何かこうもっと、遠くて、広くて、深い気がする。 あぁ。だめだ。 考えれば考えるほど感覚が狂う。 何かに溺れていく。気がする。 それは、なんだろうね。 やめろ。おい。 オレは。違う。 オレはただの人間だ。 なんの変哲もない、ただの人間だ。 ゴミ以上に必要がなくて、 塵よりも小さくて、くだらない、ものだ。 じゃあそんな貴方は何ができるんだろう。 そもそも貴方は存在しているんだろうか? また、そうやって、言葉を投げかけて、 何も分かりやしないオレの思考回路を、 グルグルと、回して、溺れさせる気か。 いや、貴方は知らない。 なにも。 自分に何ができるのかすら知らない。 でもそれを否定せずに受けれたら、 どうなるんだろうね。 そうやって無意味と理解している 思考回路を巡らせた先に。 溺れた先に何があるのか。 その感覚そのものの原因も。 その理由も。 さあ考えてごらん。 深く、深く。 だめだ。 溺れる・・・・—— 息苦しい。
何も分からない。 オレは何も知らない。 何もできない。 何を、感じる? ・・・息苦しい。 でも辛いとか、嫌だとか、そんな感じじゃない。 ただ苦しい。 分からない。 どこから、感じる? どこ・・・? どこ、だろう。 ・・・近い、どこかから。 首と心臓辺りを押さえつけられているような。 いや。違う。 自分が、押さえている。 息を、止めて、る。 何かが、溢れて、くるから。 何が、溢れて来る? 分からない。 ただ、認めたくない。 自分なのに、自分ではない。 世界に、近い、気がする。 でも。自分の中にはない。 あんなに可能性に溢れた、寛大な世界が。 自分の中にあるはずがない。 何故。 な、ぜ。 どうして、自分の中に すべてを包容する寛大な世界はないのか。 お前が感じているものは どこからやってくるのか。 ど、こ。 ・・・頭が。ジンとする。 でも。違う。違うんだ。 オレは。 ただの人間だから。 お前は人間も知らないだろう。 ・・・頭の中が、白濁とする。 オレの感覚が、オレの中で生まれる気配がする。 オレの感情が、オレの中で生まれる気配がする。 オレは。 何。 ・・・ こんなもの必要ない。 邪魔なだけ。 誰も必要としない。 消えてしまえばいい。 何故そう思う。 ッ・・・ 抗おうとしても疑問を投げかける絶対的な何かに 押さえつけらているような気がする。 認めろ、と言われている、気さえする。 何を。 違う! オレは、認めたくない。 何を。 何、を・・・ 自分のありのまま、を。 ・・・これが、自分? そう。 違う。 何故。 ッ・・・ 嫌だ。 怖い。 違う。 怯えなくていい。 受け入れるんだ。 ・・・・・・分からない。 何も。感じるだけ。 それ、だけ・・・ PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |