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ブログ日記のようなものPAGE | 2719 2718 2717 2716 2715 2714 2713 2712 2711 2710 2709 | ADMIN | WRITE 2011.04.14 Thu 20:49:01 理想の存在ピン、と。 突き立てられた刃の先端。 突き刺さりそうなほど鋭い目。 雄々しく。 凛とした。 神。 大人になんかなりたくない。 理由を言わずに常識を押し付ける。 自分ができもしないことを、 まるで自分はできるかのように他人を叱る。 人を馬鹿にする。 だから自分だけの目標を持った。 自分だけの理想を持った。 存在として、その理想を認識した当時、 オレは17だった。 その背中は偉大過ぎて、自ら触れることすら怖かった。 その存在の言葉を聞いて。 自分の心が抉られていく感覚そのものが。 幸せだった。 話せること。理解できること。 疑問や不安をかき消してくれる。 感謝してもしきれず、憧れるには遠過ぎる。 そして何より、その存在自身が。 自分が本当の意味で存在するべきではないと、 自らを恨んでいる。昔も今も。 オレは貴方にはなれない。 理想の自分には、一生なれない。 今のオレは、まだ貴方にはなれていないから、 それ自体を悲しいとは感じる。 でも、もし貴方になれたなら。 きっとその刃で自分の喉を突き刺す。 それに、貴方はオレ自体を殺すことも考えている。 貴方を肯定するオレを。 誰だったか。 それを怯えだと、言っていた。 やる前から決めつけている負け犬だと。 オレは、そうは思っていない。 深く考えた末の答えだと、オレは思う。 でも。 どうしてだろう。 昔ほど、オレは貴方を怖いと思わなくなってしまった。 貴方の殺意を感じられなくなった。 何か、変化でもありましたか。 オレ自身を殺す努力をしてるんだ。 悪いか。 突き立てていた剣を肩にのせて、 さっきの鋭い目はどこへやら、 ニヤニヤしている。 イタズラ好きの子供のよう。 ぶっ。 サーセン。 愛してます。主。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |