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イメージ


人のイメージを勝手に造り上げて。
そういう人間だと勝手に思い込み。
あれはできるがこれはできない人と勝手に解釈し。
勝手に憧れ。勝手に見下す。
でも。
自分は他人を完全には理解することは叶わず、
勝手に誰かのイメージを造り上げるしか、
誰かを理解する方法はない。
それも、不完全であることが前提で、だ。

そして何より怖れるべきなのは。
自分だけでなく、他人の場合においても
同じような状況になりかねないということ。
誰かが自分のイメージを勝手に造り上げている。
オレがそういう生き物だと、思い込んでいる。
そして。自分には。
そのイメージを、いとも簡単に崩すことができる。
真実でも嘘でも、口走ってしまえば
誰かにとってそれがオレに関する事実になる。
そしてイメージが崩れる。
信用すら。崩れる。
いつだって。
そうだった。

オレに憧れていたと言う誰かが持っていたオレへのイメージを、
「殺人未遂者で自殺未遂者でも憧れるわけ?」
の一言でぶち壊し、時々送られてきたメールすら
送られてこなくなくなったり。
オレのことを完全に理解できていると言う
誰かが持っていたオレへのイメージを、
「なら貴方はオレが死ぬことを正しいと思ってくれるわけだ」
の一言でパニックに陥らせ、自我崩壊すらさせてしまったり。

走るのが得意で、中学の運動会では200メートル走で
常に1位をとってたよ、とか。
ドッジボールが得意で、ボールを投げる都度、
怖いと言って周りは引いてたよ、とか。
バスケ部だった、とか。合気道一応黒帯、とか。
そんな脳ミソ筋肉な話をしても、今ではビビられる。

小5まで親指吸ってたよ、とか。
中1まで四つん這いになって廊下走ってたよ、とか。
高1まで人間が嫌いで人間を描くことすら嫌だったよ、とか。
高3には腕にシャーペンで「殺せ」って抉って書いて、
見せびらかすように廊下を歩いてたよ、とか。
変人っぷりの話をしたって、高校までのメンバーのように
「だってお前だし。普通じゃん」みたいな反応もない。

「オレ、馬鹿ですから」という言葉ですら。
「そうだよな!お前馬鹿だもんな!」
「俺らで同盟作ろうぜ!!」
「俺より下にお前がいて、そのお前が無事なら俺大丈夫やん!」
「もう!馬鹿って分かってるんやったら一緒に勉強しよ!」
なんて反応が昔はあった。
「オレ、このまま高校卒業できなくなって自殺するわ!」
と公言して、本当にそうなりかねなくて、
本気で心配されることだってあった。
実際、追認が通らなければ、今の大学には行けなかった。
これを理由に、自殺ぐらいしていたと思う。
それに対して今は。
「嘘言うな」
「あんたが馬鹿なら俺は何?大馬鹿?」
「それ謙遜ちゃうで。単なる嫌みやん」
なんて言われる始末。

実際は高校も大学も何も変わってない。
毎日学校に行って、ノートを取って。
差があるとするならテストで持ち込み可か不可か、ぐらい。
きっと大学で持ち込み不可と言われたら。
高校の数学のテストでやっていたように。
ピタゴラスの定理すら覚えていなくて、
三角形の相似を順番に考えていって、
本来なら3行程度で解ける問題を15行以上書いて、
結局答えがでないまま、テストが終わるような、
そんな状況と、なんら変わりないはず。
考えることはできても。
何も解けない。何も分からない。
そして最終的に推測だけの世界が展開して。
答えが出たとしても正しいはずもなく。
正しくない答えに。正しくない考えに。
価値はない。

まぁなんにせよ。
オレがどういう存在であれ、それはまぎれもないオレで。
イメージと異なって、裏切られた、なんて言われても
ちゃんとオレのことを知らなかったからだろ、
と言って、他人を責めることもできず。
かといって、他人のイメージ通りの自分を演じたとしても、
演じる限界はあるだろうし、それはもう自分じゃない。
できることなら。
オレは誰かのイメージ通りの人間を演じて。
いいように使われる道具として。
もっと自分を改造していかなければならない。
死に損ないに自我は必要ない。
使われるだけ使われて、捨てられればいい。
それが人がオレに求める理想。
『当たり前』という言葉で生かされただけの命。
だからこそ『当たり前』通りに
動作する自分にならなければ。
『当たり前』を理由に生かされた命だから。

だから。
オレには人がイメージする『当たり前』に従う義務がある。
死にたい、は許されない。『当たり前』に背いている。
どんなに理由を並べても、それはただの言い訳。
『当たり前』を知らない自分は。『当たり前』に背いてしまう。
『当たり前』なことをこなせない自分は。
『当たり前』じゃない。
おかしいんだ。狂ってる。
なら正せ。
正すんだ。
義務。だ。

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