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ブログ日記のようなものPAGE | 2742 2741 2740 2739 2738 2737 2736 2735 2734 2733 2732 | ADMIN | WRITE 2011.05.07 Sat 23:33:02 夢と現実と自分と誰か4時間泣いて疲れた。 疲れたから寝た。 寝たら作業が進まなかった。 自分がもっと嫌いになった。 そんな今日。 朝起きる前まで、夢を見ていた。 目の前に広がる宇宙。 どこからともなく提示された問題を、 宇宙を見ながら解いていく。 でも。 その問題すら、理解できるようなものじゃなかった。 いや、理解できない、というよりは。 説明できない、という方がいいかもしれない。 言葉という言葉もなく。絵という絵も、ない。 そもそも紙媒体の問題ではなかった、と思う。 ふわりと浮かぶイメージ、なんだけども。 答えを書く(思い描く)場所もある、ような。 生きた紙、といってしまえば語弊だろう。 ぼんやりと、浮かぶ、何か。 空間自体が問題用紙と回答用紙、というか。 そんな感じ。 自発的に生まれた問題なのかすら分からない。 ただ、オレはその問題を淡々と解いていた。 問題を解いているとき、自分がどうやって その問題を解いているのか、分からなかった。 ただ、宇宙を見て。 何かを考えて。 こうだ、と描いて。 正しい、ちょっと違う、と、誰かに採点されていた、気がする。 いや、採点じゃないな。 しかも、それも言葉じゃなかったように思う。 違和感を、垂れ流される、というか。 回答に対して、爽快感と不快感がよぎる、というか。 でもそれを判断して流しているのは、自分じゃない、感じ。 とにかく。 ぼんやりと、していた。 けれど、問題や回答が、はっきりしていた。 いや、言葉にはできない。絵にも表現できない。 なんというか。 その問題と回答の間に、何かが入り込む余地すらないような。 そういう意味で、はっきりしていた。 それが楽しいと、感じた。多分。 目が覚めかけて、夢だと理解していたのに。 まだ、まだ続けていたい、と、布団に潜った。 問題を、と、誰かに求めた。 ヒントを、と、宇宙を眺めた。 回答を、と、オレは考えた。 自分でもよく分からない。理解できない。 でも。そんな感じだった。 数値的ではなかった。 かといってストーリーを読み取るような 国語的なものでもなかった。 絵を描く、というよりも。 存在そのものを描いた、というか。 でも模写じゃない。 生物でも、物体でもない。 あぁ。 概念、かもしれない。 そんな気がする。 オレが、実際に目が覚めてもやっていることを要約すると、 あんな状態なのかもしれない、と思う。 抽象的で、説明できない。でもはっきりしていて。 かといってその「はっきり」を表現できない。 そんな状況が、いつもやる自問自答に似ていた。 問えば問うほど、その疑問が自分から 湧き出るものではなくなっていくような。 答えらしきところに到達すると、 突然スカーンと頭に風が吹き抜けるような感じ。 夢の中では、問題も回答もそんなに言葉にできるような はっきりとした部分はなかったけども。 近かった。 意味はまったくないけど。 実際に今日起きてからやっていたことは、 そんな自問自答とは違った。 どちらかというと、喧嘩だったと思う。 よく聞こえるようになった、よく分からない誰かに。 ああだこうだ言われて。 「違う、そんなわけがない」 「そんなことをしていいわけがない」 と、否定していた。 まあそれが原因で泣いていたわけだけど。 夢とは違って具体的に書こうと思えば書けるが、 ぶっちゃけ気持ち悪い。 とても。中ニ的。 一応。書いてみる。気持ち悪いけど。 事の発端は、考える必要のないところで 必死に考えている自分に気付いたところから。 何をやっているんだ、馬鹿馬鹿しい、と。 考えることをやめようとした。 高校のときにも似たようなことはあった。 何の価値もないことをやっている自分を自覚して。 それでもそれは今、常識的にやらなければならないことだから、 と、あのときは腕を抉って作業を続けていた。 でも今回はそんな感じじゃない。 完全に自発的で。 本当に不要なことだった。 どうしてやめるのか。 不要だから。なくていいものだから。 誰も困らないし、誰も必要としていない。 害を及ぼすようなものになりかねないから。 やめたようが得策。 そう答えた。 でも、お前自身はその考えの先を求めている。 もしそうだったとしても、どうでもいい。 気持ち悪いのも悲しいのも自分。 困るのは自分だけ。 そう答えた。 何故、そう思う? 何故、自分だけだと言える? 今はまだ、自分の中の考えでしかないから。 どこにも存在していない。 今この存在が消えたって、誰も困らない。 そう、答えた。 困る、困らない。必要、不要。 それはお前自身が思うことではない。 誰かがそう思うだろうと、お前が思っているだけ。 何故自分そのものではないその思いに従う? 誰かを、何かを、 困らせたくないし、傷付けたくないから。 渋々、そう、答えた。 すると。今度は疑問ではなく。 誰かがオレについて語り始めた。 お前は。愛している。自分以外のすべてを。 そのすべてに自分は関わりを持つことができないと、諦めている。 自分はすべてに対して無知無力で、不要なもの、と。 そんな自分から脱却しようとすらしない。 愛しているということすら否定し、消そうとしている。 でも。 その行為すら、愛しているからこその判断。 自分を消そうとすること自体、愛しているが故の判断。 その愛を否定されては、お前は消滅という選択すら選べない。 何かを壊したくない、と、自分の抱く愛すら壊そうとしても。 お前はその愛を壊せない。お前はお前を殺せない。 もし。愛しているとしても。 オレは愛しきれない。 すべてを愛するには小さ過ぎる。 ただの欲望。 なにより、愛していることが存在理由にはならない。 生きていようが死んでいようが、関係ない。 そう、反論した。 関係ある。お前がすべてを愛するなら。 それがすべてと、お前との関係になる。 すべてが存在するからこそ、お前は愛した。 その愛の原因は、すべてだ。 そして何より。 今、お前の存在は、その愛があるからこそ、成り立っている。 愛するために。考える。理解するために。 愛するために。考えることをやめる。何かを壊すから。 愛するために。死ぬ。永遠にすべてを自分から守るために。 お前がお前である限り。 お前は愛する。 そしてすべてとの関係を絶つこともできない。 違う。そんなものは関係にはなりえない。 オレが勝手に愛した。責任は自分にある。 そう、否定した。 そうやって一人背負う。一人罪になろうとする。 いつも一人。すべてには含まれない。 お前が愛するすべてとは、そんなお前を見捨てるのか。 死をも目の前にちらつかせているお前を見捨てるのか。 これほどまでに愛しているというのに。 お前をゴミと呼ぶのか。 オレは本当の意味では愛せない。小さ過ぎる。もろ過ぎる。 しょうもない存在だから。 すべてにとっては、存在を認知することすらできないほど。 小さい。弱い。儚い。 オレは叶うわけのない馬鹿げた夢を見ている。 こんな夢ひとつ捻り潰したところで、何一つ問題ない。 そう、説明した。 なら、すべてを愛せる存在になればいい。 小さくもなく。もろくもなく。 愛するだけの器を持つ存在になればいい。 そんなことしなくていい。オレが消えればいいだけ。 わざわざそんな無意味なことに労力を使う必要はない。 絞り出すように、そう言った。 愛する自分に怯えるな。 今の自分を嘆くな。 自分自身の願いを否定するな。 お前は十分愛していることを証明した。 十分傷付いた。 もう、傷付くな。 お前は愛していいんだ。 生きていいんだ。 自分の手を見れば、自分の血で染まっていた。 自分自身の体も、骨が剥き出しになって、赤く染まっていた。 抉れた体の肉。血なまぐさい。体に力もろくに入らない。 自分の姿の原型も分からない。とにかく汚い。醜い。 でも。そんな自分に満足して。 赤い手で、耳を塞いだ。 妄想が描く、自分ではない誰かをかき消すために。 所詮その妄想は自分自身で、 自分の都合のいいように言っているだけ。 それでも。信じたくなる自分もいて。願う自分もいて。 塞いた耳から微かに聞こえる声でぐらぐら揺らぐ自分に。 泣いた。 情けなくて。泣いた。 そんな優しい言葉をかけられるべきなのは。 オレじゃない。 本当に苦しんでいて、生きたいと、 ちゃんと願っている人間だ。 こんな。死に損ないじゃない。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |