カレンダー最新コメント最新記事(03/29)
(11/09)
(06/29)
(02/10)
(09/19) 最新トラックバックプロフィールブログ内検索最古記事アクセス解析忍者アナライズ |
ブログ日記のようなものPAGE | 2775 2774 2773 2772 2771 2770 2769 2768 2767 2766 2765 | ADMIN | WRITE 2011.06.10 Fri 21:29:56 絶望したい自我が為体の知れない何かに呑まれていく。 寝ているのかと錯覚するように、意識がどこかへ行く。 でも寝ているわけではなく。 どこかはっきりとした自分の意識が、 よくわからない空間の中で浮遊する。 思考が呑まれて回らない。 優しい微笑みをどこかから感じる。 そのまま、そのまま、と。 どこかへ連れ去っていく。 そうしている内に。 数多くの言葉が聞こえてくる。 とても日常的で、決して非現実的な内容じゃない。 そんな言葉が、呑まれて回っていなかった思考に流し込まれていく。 本来なら自分のこの状況に対して回るはずの思考が、 強制的にその言葉で回り始める。 カラカラと回って、結論を言葉にして返していく。 それはこうすれば解決する。こうすれば効率がいい。 それはこういう問題があるから、こうした方がいい。 意図せず回る回る思考回路。 なんなんだ。 一体、何がしたくて、こんなことになっているんだ。 そんな疑問すら呑まれて出て来ない。 ハッと目が覚めれば、いつも通りの光景。 寝ていたのかと思う半面、寝ていた気がしない。 はっきりとした意識と思考があった。 なかったのは光、音、重力、とにかく感覚のすべて。 なんだったんだろう。 でもどこかスッキリしていた。 最近。 なにかと不安が薄れている。 あれをしなくてはならない、これをしなくてはならない。 こういう問題がある。ああいう問題がある。 やらなくては。やらなくては。 しなければならないのは自分だ。悪いのは自分だ。 責任は自分にある。言い出したのは自分だ。 そういう、山ほど詰みあがった不安を、何かが払拭している。 そんなことをして何になるのか。 不安を生み出したのは間違いなく自分で、 それによって潰れるのは自分だ。 潰れてしまえばいいのに。 また何かがそっと笑ってる。こっちをずっと見つめてる。 もしそれが神のような救いだとするのなら、 オレは救われるに至らない存在だ。 本当に幸せになりたい人は世の中にたくさんいる。 本当に今を嘆いて救いを願っている人は世の中にたくさんいる。 その中にオレはいない。 オレはただ死にたいだけなのに死ねないままでいる自殺志願者だ。 誰かの「生きたい」を否定しかねない馬鹿野郎だ。 救うに値しない愚者だ。 オレに必要なのは幸せではなく絶望のはずだ。 オレは。何かしたか? いや、自分勝手に生きているだけだ。 誰のためにもならず。誰かに理解されるわけでもなく。 勝手に生きて、勝手に苦しんで、勝手に死にたがってるだけだ。 なのに。また笑う。そっと触れてくる。 触れられると、涙が出てくる。 悲しみが伝わって来るかのように。 いや、伝わって来ているのは願いかもしれない。 その願いを受け入れられずに、自分は泣いているのかもしれない。 じゃあその願いって何だ。 愛にも似た、何か。 受け入れられないのは何故だ。 自分が何かに愛されるに値しない存在だから、だ。 愛されたいわけじゃない。 オレを愛して欲しい、なんて願ったことなんか今まで絶対にない。 誰かに何かを愛して欲しい、と願ったことはあるかもしれない。 自分が何かを愛したことはあるかもしれない。 でもそれだけだ。 愛されてる?いや。愛されたってどうしようもない。 渡された愛を受け入れる?受取ってどうなる。 今は確実に捨てている。そんなものはマガイモノだからだ。 誰も本当のオレを知らない。オレですら知らない。 オレを愛しているというのなら、そのオレはニセモノだ。 いつか裏切る。そんなオレを見てオレを愛した誰かが絶望する。 だろうな、としか言えない。 だったら捨てるしかないだろ。 相手が無意味だと理解するまで。 また。笑う。いや、少し淋しそうだ。あと、近い。 もういいって。鬱陶しいよ。本当に。ほっといてくれよ。 このままオレが勝手に苦しんで死んだって、あんたには関係ないだろ。 あぁ。 早く死にたい。 オレが死んだら、もう少し世の中が良くなると思う。 オレという馬鹿野郎が一つ、消えるんだから。 それは、幸せなことじゃないか。 誰にも止める理由なんかないはずだ。 むしろ進んで殺してくれるはずだ。 ほら。 救われるべきなのは、オレじゃないだろ。 夢を叶えたいと願っている人がいるはずだ。 誰かと会いたい、誰かを愛したい人がいるはずだ。 何かをしたい、何かになりたい人がいるはずだ。 生きたい、生きたいと願う人がいるはずだ。 十分な時間、十分な金、十分な人を願う人がいるはずだ。 生きることを望む人が山ほどいるはずだ。 叶うべき願いは山ほどあるはずだ。 オレも何かを願ってはいるものの、 放っておいたらいつか勝手に叶うようなことだ。 本当に誰かに愛されたり、救われるべきなのは、オレではない。 それは確かだ。 生きたところで何も願ってないし。 生きているだけの粗大ゴミになるだけだ。 いい加減絶望したい。 この誰かの笑いすら感じなくなってしまいたい。 なにもかも。 見失ってしまいたい。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |