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水を被るように


自分は何が不満なのだろう。
何故こんなにも我が儘なのだろう。
・・・いや。
不満なんじゃない。
考えること。触れること。見ること。
いろんなことが、楽しい。
楽しい?
楽しいってなんだ?
自分ですら、その理由が分からない。
なんなんだろう。
それはまるで冒険のように、未知の世界に触れる過程。
触れた瞬間から生じる何か。
なんなんだろう。

・・・そう。
まるで綺麗な水を被るように。
使い古され汚くなった水ではなく、
なんの汚れもない水を被るような。
そんな感じ。
しょうもなく足掻いて来た過去を洗い流し、
それでも自分の中に残る確かなものに感激する。
誰の産物、誰の汚れでもない。
自分の中からいろんなものが流れ落ちて、
自分という存在が露骨になっていく。
それは決して生温いものじゃなく、冷めきったものでもない。
ピンと張りつめたような冷たさ。そして綺麗さ。
心地いい。
でも自分から落ちた汚れはどうなってしまったのだろう。
それが気がかりで気がかりで仕方がない。
そもそも、こんな幸せをオレが味わっていいのか?

・・・あぁ。
また思考回路が握られる感覚。
そのまま注がれる水。
自分の中へ染み渡っていく。
これは洗礼か?
いや所詮妄想だ。
でも、なんなんだろう。
オレは、汚れきった罪人なのに。
この汚れは、血は、こんな水なんかじゃ落ちない。
落ちるはがない。

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