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歯車

腕の傷が増える。
自分の愚かさが突き刺さる。
あぁ分かってる。
でも分かってない。
噛み合ない歯車。
どこか崩れる音が聞こえる。
・・・そうか。
そういうことか。
いくら念入りに組み上げてきた歯車も。
実際動力を得て動き出す時にちゃんと動く保証はない。
例え動いても、整備は欠かせない。
油を注すことも取り替えをすることも。
サボればいくら精密な設計図に従ったものでも、その役目を果たさない。
だからどうなったかちゃんと見ないと。
そこにある歯車、動かない原因はどこにある?
その前の歯車が回っていない。
その前の歯車が回っていない。
その前の歯車の歯が欠けている。
その前の歯車がぎこちなく振るえながらギシギシ音を立ている。
この歯車はなんだろう?
・・・あぁ、これか。
当たり前のように動いていたその歯車。
大事な部品なのに壊れたら次が動かないじゃないか。
でもその歯車の存在を忘れてしまったら。
異変を放置してしまったら。
・・・ちゃんとしなきゃ。
いくら複雑になっても構わない。
いらない歯車なんかない。
大きな歯車なんかで省略したくない。
小さなその歯車がすべてを繋いでる。
その様子を見ているのが楽しいから。
・・・ほら直ったよ。
元の設計図捨ててないから、ちゃんと元通りになったよ。
うん。
やっぱりどこもかしこも異常なくリズムを刻んでるこの光景が一番いい。
・・・・・・もしも。
この設計図を完成させてしまったら。
それに満足してしまったら。
あるいは一生壊れることのない歯車ですべてを作りあげてしまったら。
見るのは楽しいけど、暇だよね。
でもそれが一番平穏なのかな。
・・・あ。
次はここにこんな歯車を取り付けよう。
いつか自分だけで歩いてくれるだろうか。
この歯車の塊は。
・・・う。
腕のカサブタめくってしまった。
血なまぐさい。
でも何もない真っ白な腕よりいい。
いっそ皮もめくれて肉も骨も見えてみてもいいかもしれない。
元に戻すのが大変だから、ちょっと無理だけど。
もしもいいって言うのなら。
自分のみならず世界中すべてを破壊するのもありだと思うよ。
何もかもぐちゃぐちゃになっちまえ。ってね。
で、もう一回世界を作る時に。
世界を成り立たせていた歯車の一つ一つに触れて。
元の世界が出来上がった頃に、緻密に作られたその構造に感嘆するんだ。
でも設計図がないから無理だね。
いろんな歯車が勝手に成り立つように噛み合っていっただけかもしれない。
そういうもの。
自分のものでいいから作りたいね。
自分の想像とは違ったものかもしれない。
でもそれが現実。
幻想に閉じこもってすべてを意のままにできる平穏な世界より。
ずっとずっと刺激的だね。
おっと。
でもそれをするなら歯車の材料がいるよね。
・・・自己満だね。
やっぱり崩そうか。
この歯車。
誰だ仄めかしたのは。
それも欲望だったかな。
欲望はどこから来た?
そうなると神を恨みたくなる今日この頃。
好きだけど嫌いだね。
大好きだけど大嫌いだね。
奪わなきゃ壊さなきゃ作れない生まれない。
こんな仕組みの世界なんて。

さて。くだらない話はこの辺にして。
今日なんかおかしかったんだ。
「人間の首ってどうなってるんだろう?」
と言われて首を描いては考えて、と思ったら。
「AS3でのキーボード入力の取り方を教えてくれ」
と言われてプログラミングして。
「デザイナ志望なのかプログラマ志望なのか?」
と聞かれてしまうのも当たり前の状況。
かといってどっちかを選ぶ気もないけども。
あの学科のいいところは両方出来ること。
でも就職がどうとか言われたら通用しないだろうね。
求められる能力は絵描きかプログラミングか。
両方必要とされることなんてないだろうし。
そんなことするぐらいなら両方のプロがいた方がよっぽどクオリティ高いだろうし。
半端者は所詮半端だろうしね。

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