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無知

悲しい。
だからね。
人に頼るのは最後にしたいんだ。
まだ、まだ。
オレはまだ足掻いてない。甘えたいわけじゃない。
それは単なる押し付けだ。
自分でやりたい事を他人に押し付けてるだけだ。
自分を押し付けるな。自分を通すな。
責任も背負えない、その人の苦しみも知らないヤツが。
そんなことも考えずに頼ろうとするな。

あぁ。罪が痛い。
あの時。
自分の欲があの子の自由を奪った。
あの子の羽は手のひらの上で散った。
残ったのはその羽を支えていた筋だけ。
ばたばたばたばた。
その瞬間、その子は生きているのに、もう死ぬしかなくなった。
違う。そんなことをしたかったんじゃない。
意識が生まれて初めての春。
その瞬間にはもう罪は刻まれていた。
まだある。
手足をもがれて足掻きも出来ずに水面に浮かぶ子供達。
何故あの人は笑っていられた?
指示されてどうしてオレは断れなかった?
だってあの人はそれを悪いとは思っていなかったから。
それを幸せと感じていたから。
分からなかった・・・んだと思う。
あの人は間違ってない。
あの人は悪くない。
じゃあこの命が消えるのは誰のせい?
奪いたくなかった。
でももいだのは自分だった。
思った時点で罪なのは自分だけ?
でもそれが事実だった。
罪を感じたのは結局自分だけだったのかもしれない。
現にそうだから。
無知は理由にならない。
結果は言い訳では変わらない。
知っているからこそ罪。
知ってしまったからこそ罪。
なのに知らなければ罪じゃない?そうじゃないだろ?
「知らない」なんて言い訳なんだ。
オレが信じたくなかっただけで、あの人も罪なのかもしれない。
無知な罪に償いはない。
知ってしまったならそれを償わなければならない。
そう。
結果逃げていた。
無知無能だなんて本当はありえない。事実じゃない。
でも、知ってると認めた瞬間、その知識のすべてが罪になってしまう。
知る事が出来ない。だから自分に罪はない。
そういう事だったのかもしれない。臆病者。無責任。
罵声を浴びせられてもそりゃあおかしくないはずだ。
あぁ・・・でも・・・
知っていることと、知っているフリは違う。
罪があるといいながら、それが本当の罪なのかすら分からなくなる。
崩れる。罪から逃げたいわけじゃないのに。
全部が無知に帰ってしまう。全部がフリになってしまう。
「知っている」が一体なんなのかすら分からず。
いつだってフリしか出来ないでいる。
・・・やめてくれ。微笑まないでくれ。
オレは貴方の命を奪ったんだ。
オレの中で記憶として生きているのならせめて恨んでくれ。
一生オレの心を抉ってくれ。
もうなにも求めないから。
もうなにも奪わないから。
イメージが湧いては消える。
ほとんど並列に歩んでいく人と。
立ち止まって後ろからやって来る闇に呑まれる・・・何か。
自分が望んだ結果だった。
前にいく必要がなくなったから。
誰かが伸ばす手にも、応える価値が自分にはない。
6年前には死んでいたはずだった。
死に損ないだから。
罪だけが残るなら一生を償いに当てよう。
だから残っているのは貴方の恨みだけ。
ここに僅かに残るのは次の罪を招く災厄。
だったら滅ぼしてくれ。
もう何かを求めて何かを奪いたくない。
何を奪ったかすら分からないから。
根から断ち切ってくれ。
「あたりまえ」という知が得られないこの愚か者を。
「あたりまえ」が理解できなくなった醜い生き物を。
コレをそそのかすようなことなんかいらない。
呪いの如く内側から喰い殺してくれ。

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