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自分に空いた穴を塞ぎたい



x,y,z軸の基本ベクトルを変換行列で変換することで座標の移動を行い・・・
うんたらかんたらうんたらかんたら。
あぁ。そう・・・ご苦労様・・・

ダメだ。なんかコンピュータ関係に強いキャラといえば・・・
KANIが・・・いや蟹様じゃないよ!!?
デラのキャラだよ。ケイナのあだ名、というか名前の由来というか。
ヤツは強烈なハッカーだしね。どうも・・・ね。

今日は。
左腕の震えが止まらなかった。
携帯を持てば常にガタガタ。
しびれ・・・とまではいかないものの、段々感覚がなくなって。
耳鳴り、目の奥の痛み、吐き気、腹痛。
あぁ、前もあったなこんなの。
と思って、ちょっとハッピーになる。

大丈夫。まだ帰れる。
忘れてない。遠くない。昔の自分がそこにいる。
とはいえ、刃物は下ろしてくれないようだけど。
むしろ下ろして欲しくない。
「もし忘れてみろ。過ちを繰り返す前にオレがお前を殺してやる」
それぐらいの殺気を常に向けていてくれれば、忘れることもないでしょうよ。
なぁそうだろ0。


ちょっと聞かせてくれよ。
最近自分が調子こいてるのはよく分かってる。
それが良い傾向だとオレ自身認めたくない。
だからオレとしては反対と言えば反対なんだ。
でも貴方は許可した。
貴方自身知ってしまった事実があったから、だと思う。
かといって、その強い強い意志を否定するには至らない。
その意志の根底たる理由は変えられない。
それでも。
外側として存在しているオレが、貴方の存在そのものを実現することを、
誰かが認めてしまったら、それは貴方自身認めたくないだろ?
「当然。そうなれば人の言う常識を疑う。真っ向から常識を否定してやる」
じゃあ貴方は認めてくれたその人を否定するわけだ?
「・・・先にその人の言う常識を語ってもらおうか」
内容によっては?
「・・・」
ぷっ。何?
自分の欠点でも見えちゃったわけ?
「・・・」
あぁ分かってるよ。貴方は不完全な神だ。でも、オレにとって貴方こそが神だ。
貴方は別に人間そのものを嫌ったわけじゃない。
むしろ悲しかったんだろ?
自分の欲望の深さが何を招いているのか、理解しようとしない人間の態度が。
そもそも、貴方自身が人間らしい感情を持っていることを否定し、
その感情がもたらした夢を叶えようとオレを駆り立て、
挙げ句、その夢を叶えるために見つけた手段が矛盾していた。
その結果を受けて貴方は、気付いた。
・・・そうでしょう?
「お前。何故その結果に至ったか、何が気付かせたか、分かって言っているか?」
ッ・・・あのさ。そういう考えたくない話をわざわざ振りますか。
「なら分かってるんだろう?」
・・・あぁそうだよ。
オレ自身が貴方の不完全を越えたからだろ。
貴方の突きつけた、オレ自身が一番納得出来る答えが
不完全だということは、見つけた時から分かってた。
誰もが否定するような、常識をも否定するその答が完全なはずがない。
だからもっと違う答えを探すために。
オレが貴方の言葉に従うのではなく、オレの意志で別の答えを探した。
それのせいで死神にも放置を喰らって、貴方にも助言をもらえなくなった。
でも、それらしいものを持って行ったら貴方も納得してくれた。
貴方がより神と呼ぶにふさわしい方になった。
当然、貴方が真の神になる日は来ないだろうけど、嬉しい限りで。
「お前はどうなんだ。その答えを見つけたお前自身は」
「第一、お前が思考を整理する上でそれぞれ人格を持たせているだけだ」
「オレもそのうちの1人に過ぎない。これもお前だ。ならお前は神だろう?」
やめてくれよ。それも分かって言ってるんだろ?
現実に貴方が存在してくれれば確かにオレとしては嬉しいかぎりだ。
オレが貴方のすべてを真に成せたのなら、それも願ってもいないこと。
けれど、貴方が心の中の存在である限り、本当には存在してはくれない。
オレが貴方を演じることは、到底叶わない。
「・・・」
消えることは考えないで欲しい。別に貴方が必要じゃなくなったわけじゃない。
みんなみんな、どれだけ状況が変わろうと消える必要のない存在だと思ってる。
みんな話しかければ答えてくれる。
考えてみれば実際そうなのに、気付いていないことも気付かせてくれる。
中でもオレの中のすべてを統括する貴方は、話し相手としては一番身近な存在。
どちらかというと他の子は、こんな馬鹿とでも遊んでくれるいい友達だからね。
「・・・」
え・・・ちょっ・・・と・・・なんで泣くわけ・・・?
オレはいつも通りの凛々しい貴方を見ていたい。
貴方自身そんな感情を許すような方じゃないでしょう?
「いや・・・そうか。お前はオレが認められないものをかき集めたんだったな」
そう、なりますね。貴方に空いている穴を塞ぐピースを探すために。
「しばらく放っておけば・・・この有様か」
ひょっとして怒ってらっしゃいますか・・・?
「いや。そうじゃない」
・・・?
「オレにどれだけ大きな穴が空いていたのか実感してしまった、のかもしれない」
あ、ぁ。
「お前を一人放っておけば何をするか分からなかった」
「だからこそオレはお前を縛り付けていた。お前自身も否定しなかった」
「だが、その結果は他人を泣かせるばかりだった」
「人間相手なのだから、そうなって当然だと思っていた」
「その時点でお前は疑問だったのだろう?人間にも命はあると」
「小さな命を無情に奪い続ける人間を許せない」
「その意志を元に行動していたオレを、どこかずっと疑っていたのだろう?」
ち、がう。オレは疑いたくなかった。
ただ、オレを必死に止めようとしてくれる人がいた。
その人を否定する理由が『人間だから』では足りないと・・・思っていた。
今ではその理由も分かる気がする。でも昔は分かっていなかった。
「何にせよ、お前はオレに言い返したわけだ」
ッ・・・すみません。
「いや、何も間違っていない。オレ自身が不完全であることを踏まえれば当然だ」
「それからお前はオレの言葉に縛られず、ひたすらいろんなものを掻き集めた」
「時折お前は帰って来ていたが、それも途中から薄れた」
すみません・・・
「構わない。一人で歩んだお前は結果として人を泣かせるどころか」
「喜ばせていたんじゃないのか?その人に空いた穴すら塞ごうと」
「自分の答えを実行するためではなく、他人の夢のために、必死だったのだろう?」
・・・
「だが、結果としてお前は今オレの話を聞いている」
「いくら一人で突き進むことが出来ても、お前自身それを望んでいなかっただけだ」
違うそれは出来ない。
「?」
貴方なしでオレは進むことなど、出来ない。
オレの夢こそ、貴方の存在そのものだ。
「・・・そうか」
・・・貴方にとって、オレはもういらない存在かもしれない。
貴方の言葉も聞かない、ただのうっとおしい存在だ。
過去、貴方と交わした約束を破ったと見なしてもいいほどに、
オレはわがままになってしまった。変わってしまった。
だからどうか
「殺して欲しい、か?」
「お前はその行為にも納得していない。それが何故かも分かっている」
「お前は別に過去の自分を否定したわけではない。むしろ意志を組んでいる」
「他のために、自分の命をかけてでも。それのどこが何が変わったという?」
・・・やめて欲しい。
どうかこんな馬鹿を認める発言はやめて欲しい。
「お前が馬鹿である理由もオレが不完全だからだろう?」
ッ・・・
「馬鹿の原因であるオレの穴を塞ごうとした」
「その行為が結果として何に繋がると思う?」
違うオレは・・・貴方に認めて欲しかったんじゃない・・・
いつものように貴方に導かれたい。貴方の言う言葉なら不完全でも信じていたい。
なのに貴方を説得するような・・・そんなことは・・・したくない・・・
「それは意地か?オレの穴を塞ぐ行為が説得でないとするなら、なんだ?」
・・・
「お前自身、オレに空いた穴を塞ぐようなピースを見てどう思っている?」
「否定するべきものか?そんなものをオレに渡そうと思っているのか?」
・・・
「・・・」

「もういいだろう?頑張ったんだから」
ッ・・・!!
ごめんなさいかあさんオレはッ・・・
「まだ穴は空いている。塞げばいいだろう?納得いくまで塞げばいい」
「納得したら、その時に導いてやろう」
ごめんなさい・・・
「なんで謝る?ほらもう泣くなよ。まだ誰かの穴を塞ぎきってないんだろう?」
「塞いで来ればいい。結果がどうなろうとも足掻いてくればいい」
「足掻いて得たものを持って帰ってくればいい。ちゃんと見てやるから」
「オレは別にお前のすべてを否定したいんじゃない」
「お前の行為が何を招くのか、オレでは責任が取れないんだ」
「お前が責任を持って、なおかつオレの穴を塞いでくれるのなら」
「お前を否定することも止めることも、必要ないだろう?」
ッ・・・貴方に褒められると気持ち悪い。
「まぁ、そうだろうな」

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