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終わりはどこだろう

口で言葉を紡ぐ回数が減れば減るほど、
次に言葉を紡ぐ時は非常に妙な気分になる。
違和感しか残らない。
そもそも。
言葉を紡ぐ必要性はどこにもないのだけども。

人は憧れただろうか。願いを叶える呪文に。
言葉が大きな力に変わる瞬間を求めただろうか。
普段使う言葉と、呪文の差ってなんだ。ない気がする。
言葉という存在そのものが強烈過ぎる。

自分はかつて何を願っていただろう。
大きな大きな力を求めていた、気がする。
既に手の内にある力には目もくれず。
貪欲にあるものを無きものにして、求めていた気がする。

叶ってしまった夢が叶ったことを忘れてしまってはいけない、と思う。
叶っていない夢を追う時、既にその夢が実現した姿が手の内にあっても、
存在を忘れているだけかもしれない。
もしすでに存在しているのなら。
どうしてもっと、大事に握りしめてやれないのだろう。


なあオレよ。
生まれる前、確かに願っていたオレはいた。
でもそれは結局オレだったのだろうか。
今のオレには到底理解出来ない願いだ。
そんな願いを叶えても、一体何になるんだ。
あの世界を飛び出すことに、なんの意味があったんだ。
第一、神は何を思ってあれを見せたのか。
確かに、あれの効果は強烈だった。
あの空間の存在の確かな証明になった。
時間軸、空間の在り方、言葉の存在、光の存在。
天と地も翻し、あれは存在した。
でもそれに一体なんの意味がある?
今も、あの時見たものの延長線上なら。
今すぐにでも、あの暗闇に帰れそうで。

どうして笑うのだろう。
どうして恨んでくれないのだろう。
どうして諦めさせてくれないのだろう。
どうして一人永遠と泣かせてくれないのだろう。
居場所など、なくなってしまえばいいのに。
強烈な否定に押し出されて、この世から消えてしまえばいい。
大嫌いだ。
大嫌いだ。

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