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ブログ日記のようなものPAGE | 733 931 732 731 730 932 729 933 728 727 934 | ADMIN | WRITE 2009.02.18 Wed 16:59:00 馬鹿の戯れ言余裕があると余計なことをいろいろ考えてしまう。
それが自分の欲だと思うと腹立たしくなって、否定するのに必死になってた。 でも、探していたものがやっと見えたと思うと、そうも言えなくなってきた。 考えたくもなかったことを、真剣に考えるしかなくなってくる。 自分がやりたい様にやることがいいことだとは思わない。 古い古い記憶の中。目覚めて間もない頃。 無我夢中、何も考えず、欲しいままに。 チューリップの上を舞う、白くて小さな翼を両手で覆った。 まさか本当に捕まえることが出来るとは思ってなかった。 だから、すごく嬉しかった。自慢したいほどに。 でもその翼は次の瞬間、骨だけになってた。手の上でもがき苦しんでた。 もう飛べない。もう生きられない。誰のせいで? 助けられもしないのに。 その記憶に面と向き合おうとしたのは中2、3の時だった。 本気で自殺を考え出したのも、その頃だった。 だからこそ、今のオレは死んだも同然だと思ってる。 いつ死んだって、もし殺されたって、それを恨む理由はどこにもない。 弱肉強食。それが摂理。だから構わない。それは罪じゃない。 人間の欲望は否定してはいけない。 だから仕方ない。だからあたりまえ。 死にたい理由すら問われず、人を疑えば罵声を浴びせられる。 自分がいくら真剣であっても「あたりまえのことを聞くな」とねじ伏せられた。 理由も提示して貰えずに。 でもそれは、いつだって間違っていない親の言うことだった。 恐らく一般と比べれば父も母もえらい。 真実、オレが卒業見込みギリギリ貰えた高校で、父は1位の成績を取っている。 周りだって、普通に推薦やAOで大学に合格していく。 馬鹿なのは自分だ。納得出来ようが出来まいが、関係ない。 だから、間違っているのは自分だ。 その事実には勝てない。 だったらいなくなればいい。馬鹿はどこにも必要ない。 欲望のまま命を奪い、常識を疑い、挙げ句欲望と疑いで人を殺そうとする大馬鹿者。 どこに利益がある。何もない。それが事実。 「究極の馬鹿になって笑いでも取ればいいんじゃね?」 あぁ、それもありだよ。でもそれすら邪魔になりかねない。 だって馬鹿だし。きっと知らない間にまた何かを殺す。 美しい、綺麗、すごい、かっこいい、可愛い、きっとそのうちすべてを壊してしまう。 なら死んでしまえばいい。理不尽な肯定なんかいらない。 情けなら、情けをかけた本人が苦しむだけ。事実馬鹿なら救いようがない。 嫌なんだよ。何もかも。恨まれて消えてしまいたいんだよ。 殺してくれよ。いらないと言ってくれよ。 オレは別に翼を奪いたかったわけじゃないのに。 誰かにその罪で罰してもらいたいぐらいなのに。 欲望のまま何かを欲しそれを満たし、代償として何かを奪うことが常識だと言うのなら。 あの時命の代償に得た満足感だけで、あとはもう何もいらない。 今までして来た行為すべてを罪として、殺してくれればいい。 もう嫌なんだよ。 神は許さないだろうね。 欲望を与えた神は、むしろ欲望に従えと言うだろうね。 従わない馬鹿はこの世界で何も得られず死ぬだけ。 むしろ、無意味に欲望を押さえ込もうと、それだけに人生費やすんだろうね。 それは他への優しさなんだろうか。 何度も「優しい」と言われると、いい加減疑いたくなる。 だとしても、まったくいい意味に聞こえない。それのどこがいい? 実質、欲望の否定は神への反逆。 そして理性は欲望を抑えるものじゃない。あくまでコントロールするもの。 何かをするための原動力たる欲望を、この世界でいかに発揮すれば本当に実現出来るか考える知能。 欲望の完全否定は理性の役目じゃない。 そこまでいってしまったら、ただの怖れだ。単なるトラウマだ。 事実を否定する気は到底ない。そんなことは何の意味も成さない。 嘘を連ねても、それはただの空想や理想、夢にしかならない。 夢は現実じゃない。本当には存在出来ない。 夢が現実に繋がるきっかけとなっても、夢が現実になるんじゃない。 すでに存在する決まりにしたがって、夢が現実の枠に収まるだけ。 叶ったんじゃなく、人がそれに満足するだけ。 だったらそれは本当には存在してない。 夢がそのまま現実になることなんかない。 夢が本当に存在出来るのは自分の中だけ。足掻こうとするのは自分の欲望。 自分のために自分の欲望を揮って、世界の何かを奪って世界に実現させる。 だったら世界は現実だ。矛盾はそこに存在しない。 夢はそこに存在しない。嘘はそこに存在しない。 でも、嘘は現実を模写出来る。夢は現実を模写出来る。 ただ現実を知らないから、間違えて写してしまう。 吐き出した時には、その誤差に呑まれて自分が求めていないものが生まれ、同時に何かを奪う。 自分も他の何かも存在してる現実の中、無知な欲望は求めたものも得られず何かを奪う。 だけど誰も全知全能にはなれない。目指すことが出来ても、なれない。 知らないうちに、本当は奪いたくもなかったものまで奪っていく。 小さな命すら奪いたくないと願っても。 それを越えて世界を壊すことになっても。 自分たちに歪みが帰ってくることになっても。 知らないものは、知らないまま。 神は意地が悪い。 どう足掻いても生きることが奪うこと前提になってしまう。 だったら生きたくないと願う。それの何がおかしいんだろう。 それでも周りの欲望はオレを生かそうとする。 それに歯向かう時ですら、この馬鹿はきっと何かを奪う。 いい加減ブチギレそうだ。なんだこれ。 「そもそも欲望なんかなければいい」 「欲望まみれの世界から、欲望のない世界にすればいい」 おい、それはどこの悪党だ? いいや、悪いと決めたのは、その人が欲望まみれだからだ。 欲望を疑った結果がそんな悪党を生んだ。 そうとでも考えなきゃ、そんな悪党どこにも存在しない。 どの道。腹が立ってるのは本心かもしれない。 これだけデカイ世界を創って、綺麗で醜い世界を創って。 それを丸ごと愛そうとしたって、常欲望で変化を求める。 おい、馬鹿はまだ変わる前の世界を知らないんだよ。 知ろうとしたってずっとずっと変わってさ。 変わる前の世界も愛そうとしてるのに。 それが壊れていく様を黙って見てろってか。 新しく生まれていく様を黙って見てろってか。 それとも両方手助けしろってか。 愛するべきなのは今ある世界じゃなく、その変化だってか。 その変化を見たって仕方ないんだよ。 変化そのものは何もない。あるのは理由。 夢が削れて、世界の決まり事に収まっていく瞬間。 そうじゃなくて、それによって壊された、生まれた世界を愛したいんだよ。 馬鹿の言うことなんか聞きゃあしないか。 無慈悲に時が進み、馬鹿がまた何かを奪っていく。 無知な馬鹿は欲望という力で何も生めずに何かを奪っていく。 自分の欲望も満たせぬまま、本当に創りたかった何かも得られずに。 また翼を奪ってく。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |