忍者ブログ

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

最新コメント

[07/13 ♀はっか]
[07/13 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[03/16 空竜]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
空竜
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析

忍者アナライズ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

宇宙と星の意志

あなたには私が理解出来ない

私にはあなたが理解出来ない

だってあなたは私じゃないから
だって私はあなたじゃないから

もし理解する時がくるのなら
それはあなたが私になったとき
それは私があなたになったとき

交わることのない
決して同じものが存在しない
この世界という宇宙に存在する
星のように輝く心の世界たち

でも見ることは出来る
でも触れることは出来る
同じものになれなくとも
あなたの感覚で感じることは出来る

だから私そのものではないかもしれない
私にとって天国のような世界でも
あなたにとって地獄のような世界かもしれない
それでもあなたは私を感じることを望みますか?


楽しく詠う声が聞こえる
悲しく嘆く声が聞こえる
醜い嗚咽の声が聞こえる
それは一体何のおかげだった?
それは一体何のせいだった?
それは自ら望んで声を響かせているのだろうか?
ここまで届かずかすれた声は一人泣いていないだろうか?
私は誰かに何かをしていないだろうか?
傷付けていないだろうか
汚していないだろうか
奪っていないだろうか
その誰かを知らない私にはこの問いの答えを知ることが出来ない
自分のことを多少知っていても
この世界については無知無能なだけに
ぴくりとも動かず黙っていることこそがすべての解決策

『じゃあもし向こうから飛び込んで来たら?』

想像したくないほどに恐ろしい
でもそうなってしまったら押し戻すことも出来ない
それが傷付ける行為になってしまうから
だったら
その場で私と言う名の星が消えてしまえばいい
けれどこの宇宙を作った神はそう簡単に消えることを許してくれない
仕方なしに逃げようとするのだけれど
もうそろそろ限界のようで
でもこのままじゃ傷付けてしまう
さらに相手の行きたい軌道を変えてしまうかもしれない
それなら
私が私の星の統治者として振るってきた力を宇宙で共通の有と偽り
過ちかもしれない自分の知識を全部使って
軌道も変えず何事もなかったかのように見えるよう
去なす
それでも
できればこの世界に存在するすべてのものに
触れたくない
無知のまま振るう力ほど
恐ろしいものはないから
許して下さい
そのうち私は星を壊してしまうかもしれない




・・・。
どうにもこうにも。
やはりというか仕方ないというか。
それでいうと結局のところ。
中学の時に書いた劇の台本。
真面目な話にするつもりだったけれど、皆にやらせる劇なだけにどろどろでシリアスな展開が申し訳なくて、結局は完全なギャグ落ちとなった劇の台本。
あれの名前にしたほどに。
7年ほど前から追い求めていた『生きる理由』とは。
世界がただただ世界であるために欲した世界の一部だからということらしい。

生きる理由がなければ死んだっていいじゃないか。
そこに選択肢があってもいいじゃないか。
死んじゃだめだなんて人間の勝手な思い込みで。
常識といいつつ何故?と問えば欲望という理由のないものでしかない。
理由もないのに何かを傷付けてばかりの存在が許せなくて。
それでも平凡に生きてる人間を見ては。
許せないのは、気付いてないのは自分だけだと言い聞かせた。
けれどここにいる人間は理由もなく生きていることには違いない。
人間として生まれ得てしまった欲望のせいで生きているだけ。
理由もなく生きるのなら。
何かを傷付けてまで生きるしかないのなら。
極力傷付けぬように。
そして何かのために命を削ろうと。
常識に従い生きることだけを許して自我を捨てた。
世間一般で普通なこと。
外れてしまえばそれは異質。
異質でなければ誰も気にかけない。
誰も嫌な思いをしない。
ならそれが一番いい。
だから普通であればいい。
でもどうしても外れてしまっている子がいる。
その子の場所を奪っている自分がいる。
だったら空け渡せばいい。
そうやっていると自然と成績最下位。
元々生きる理由がないから成績なんてどうでもよかった。
幸せでありたいと願う人がいるならその人を優先したかった。

そうやっているうちに気付いた。
生きる理由がないから生きる必要もないのに。
欲望のせいで死ねなくて。
生きてるのなら何かのために命を削って。
どうしてそこまでしたのか。
結局世界を汚したくなかった。
オレのいない世界を望んだ。
それもまた欲望だった。
世界にオレがいらない理由なんてなかった。
ただオレがそうあって欲しいと願っていただけだった。
3年ほど前からうすうす気付き始めていたものの。
なんなんだこの欲望は。
どうしてこんなにも理由無く望むのか。
結論として。
欲望無くして誰も生きられない。
誰かを。
何かを。
無くしてしまったら世界そのものがなくなってしまう。
そうなると単純に考えてみたら。
世界が世界であるためにこの欲望はある。
散々行動の理由にならない欲望を否定し続けて。
人間であることを許してやっと。
この欲望に理由があることに気付いた気がする。
これは世界であろうとする世界の意志なのかもしれない。
否定してしまえばもろく崩れ去ってしまうようなものだけど。
やっと世界の声を聞いた気がする。
ならオレは世界を触れ汚すことを許さぬままでも。
オレがここに存在することを世界が求めているのだろうか。
そうなると話が変わってしまう。
もしも人間としてオレが見た夢を叶えることが許されるのなら。
世界の声に耳を傾け世界の人形として動く。
この世界の広大さと美しさと醜さをみんなに伝えたいから。

拍手

PR

Trackbacks

TRACKBACK URL :

Comments

Comment Form