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それは誰なのか


心が痒い。
心の奥から為体の知れないものが溢れる。
昔から感じてはいたが。
ここ最近、どうしようもないほどに大きくなっている。
その感覚が溢れ出すと、意識が遠退く。
体全体が何かに包まれて、体が言うことを聞かなくなって、
言葉にできない情報が流れ込む。
どこか規律を持った映像の数々。明らかにこの世のものじゃない。
そんな映像、情報が流れ込んで。
そのすぐそこで誰かが微笑んでいる。

その誰かは言う。愛していると。
オレ自身もどこかで気が付いている。いろんなことに触れられること。
それを幸せだと感じ、その機会を与えてくれる誰かを愛している。
でも、その幸せを得るべきなのは自分じゃない。
愛するべきなのも自分ではない。
だからその誰かが愛していると言葉を投げかけてくれたとしても。
それをそのまま受け入れるわけにはいかない。
何より、そんな妄想話、うのみにできるわけがない。

でも現にオレはよく分からない感覚に支配されていて。
自ら付けた傷から溢れる、為体の知れない悲しみ。
悲しみから溢れる為体の知れない暖かさ。
自ら死を求めようとするオレを引き止める。
そして、違う、そうじゃない、愛してる、と訴える。
受け入れるわけにもいかず目を伏せれば、
そこからまた悲しみが溢れてくる。
理解できない。
どうして悲しいのか。どうしてこの誰かはここにいるのか。
妄想の中の出来事でしかないと、オレはっきり自覚しているはずなのに。

気を許すと、オレはその誰かに完全に乗っ取られてしまう。
いや、というか。
傷を癒される。悲しみを埋められる。暖かくて、深く眠ってしまう。
それまで巡っていた思考がすべて停止する。
自分が誰だか分からなくなっていく。
意味が分からない。でもオレの願望は変わらない。
ただ死にたい。それだけ。
悲しみに埋もれて、泣き続けたっていい。暖かさなんていらない。
どうしてこうなってしまうのか。
嫌になる。
また自分を嫌いになっていく。

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偉大な人。素晴らしい人。憧れとも呼ばれる人。
何かを創りだした人。功績を残した人。
そういった人は、自分をどう思うのだろう。
誇り高く、自信に満ちているのだろうか。
プレッシャーに追いかけ回される日々を送っているのだろうか。
自覚もなく、ただ平凡に生きているのだろうか。
どちらにせよ、根本的に、人には違いない。
決定的な差なんてないのかもしれない。
あるのはそこに至るまでの道の差。
運や成り行き、思い、そして行動。
結果だけが、そこに積み重なっている。
ただ、それだけなのかもしれない。

何故そう思うのか。
きっと自分も他人から見たとき、極稀であっても、
そういう存在だと思われることがあるからだ。
その可能性を否定することはできない。
いくら信じたくないと訴えても、事実からは逃げられない。
でも。
オレはオレであることも、事実だ。
偉大な人そのものではない。学生も年齢も名前も、所詮称号。
自分という存在を表現するための手段はあっても。
この世の『自分』は自分だけだ。

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夢見て

人の理想を見た。
キラキラ輝いていた。
泣いた。
ただ泣いた。
何かが悲しくて。
無心に泣いた。


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苦しみを求めて


どうあればいいのだろう。
考えれば考えるほど泣きそうになる。
どうしたらいいんだろう。
どうあればいいんだろう。
苦しい。つらい。
少なくとも幸せになりたいのはオレじゃない。
オレじゃない・・・

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等身大


違う。オレじゃない。
誰かに何かを言うだけの知識も技術も、オレにはない。
かといって、そんな知識や技術を求めたいわけじゃない。
世間に名を売るだとか、そんなのどうだっていい。むしろいらない。
オレが求めているのは、死なのだから。

逃げ出したい。
遠くへ。
誰もいない場所へ。
そこで一人息絶えたい。
オレの望み。オレの夢。


そっと触れられる。微笑みと言葉が落ちてくる。
それでいいの?と。
ゆっくりうなずく。
問いの裏にある意図を、本当は知ってる。
心の奥にあるモヤモヤ。諦めにも似た結論。
それに対する忠告だ、ということは分かってる。
でも、オレはうなずく。
オレは小さい。弱い。でもそれでいい。
自分を捨ててでも、オレはこの願いを叶えたい。
自分にできる最大の事柄。

貴方はからっぽ?と問われる。
からっぽ・・・ではないかもしれない。
いくら小さくて弱いにせよ、オレは現にある。
じゃあ何故あるの?と問いを続けられる。
理由なんてない。偶然の産物だ。
すると、首を振られる。
その理由を、オレは知ってる。
でも信じない。
オレはオレの妄想を理由に生きるわけにはいかない。
それじゃダメなんだ。

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