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そこには一人だけ


グッと引き寄せられる。
問いかけが降ってくる。
自分の中にあるすべてのものに触れようとしてくる。
オレが一体なんであるのか。
自分でも理解できないものにすら、触れようとしてくる。
思うことは多々ある。
でもそれは形になっていない。いや、概念ですらない。
そのレベルで、追求されていく。
問いかけは止めどなく流れ落ちてくる。

真っ暗。
地に足が着かない、なんてものじゃない。
地がない。上も下もない。
そんな空間に、浮いている。
風もなく、ただ浮いている。
でも。
何かを思えば、そこにはその何かが生じる。
まるで自分がその世界の神であるかのように。
いや、実際そうなのかもしれない。
自分が思い描く世界にとって、自分は神だ。
オレは自由だ。義務もなければ理由もない。
こんな世界で、オレはどうあるべきなのか。
どうすればいいのか。

気持ちだけがどこかへ飛んでいく。
置いてけぼりになる。
泣きたくなる。
どうすればいい?
どうすればいい?
誰も答えてはくれない。

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自分にとっての現実


用意された道を幸せと呼び、
用意された選択肢を自由と呼ぶ。
それは本当に幸せ、自由なのだろうか。
そもそも。
本当とはなんだったか。

本当は何もない。
何もない世界で、幸せを創り、自由を創る。
それだけの力を自分たちは持っているのだろうけど。
その力を揮うこと自体を、面倒、危険と言って、怖れ拒み遠のける。
与えられた力。喜ぶべきことのはずなのに。
どうして、怯えるのだろう。

弱いからか。オレもまた、弱いように。
いや違う。
オレは、誰よりも弱い。
『当たり前』も分からない。何も知らない。
小さくて。無力で。

醜い。

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朦朧とした意識の中で


意識が朦朧とする。
何を考えればいいのか分からない。
目的を見失った、というのだろうか。
ただただ、何かに呑まれていく感覚だけに支配される。
諭されるような、それでいて言葉には表せない声と共に。

怖れるべきものなどこの世には存在していない。
できないことなどありはしない。
すべては思えばそこに存在し、思わなければそこに存在しないだけ。
己という存在そのものは、己にとって唯一無二の神。
怯えるべきではない。お前は思うべきだ。

と。
あえて言葉にするのなら、そんな感覚で満たされている。
でもどうすることもできない。
思う、とはいえ。何を思えばいいのやら。
思うという行為は、非常に愚かしいものじゃないのか。
勝手な想像、妄想、空想。
そこには事実がない。例え自分にとっての事実だとしても。
それは本当の事実にはなり得ない。
そうじゃないのか?

なんて疑問すら『思う』のうちなのだろう。
そよ風のように笑われる。
くすぐったい。そわそわする。
なんなんだ。一体。どうなってるんだ。
考えたくて仕方がない。思いたくて仕方がない。
でも何も考えられず、衝動だけが押し寄せる。
伸ばした手が空をきる。

そのうち、自分の中で、思うことの意味を問い始める。
思うとは何なのか。思うという行為は何をすることなのか。
暗闇の中。何もない。それでも何かを追い求める。
何かを掴み取りたくて。何かを思いたくて。
真理にも似た、根本的なものを、心が求めつつある。

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欠けた何かを求めて


考えるべきこと。目指すべき場所。
どうあるべきか。何をすべきか。
感覚を澄ませて。遠くまで感じ取って。
自分に何が分かるのだろう。自分に何ができるのだろう。
どうすればいい?
問いかけても、誰も答えてはくれない。

フラフラになりながら、道を歩く。
どこへ行けばいいのか分からず。
それでもどこかへ向かわなければならないと、
何かに駆り立てられて、歩みを止めない。
微かに聞こえてくるのは呼び声だけ。
何のヒントもくれない、呼び声だけ。

泣く。ただ、泣く。
決して不幸だからじゃない。
知らないことが山ほどある。
知りたいことが山ほどある。
知ればそれでいい?
違う。そうじゃない。もっとこう。
決定的な何かが、オレには欠けている。

今なら。
欠けた淵を辿れる気がする。
きっと、その欠けた部分を埋めたところで、意味も価値もない。
でももうそれしかない。
知るためには、超えなければならない。
自分勝手な欲望のために行動する。
オレは罪人だ。誰に恨まれ殺されても文句は言えない。
それでも。その向こう側に行きたいんだ。
行ってみたいんだ。

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生かされる


楽しさとは与えられるものだっただろうか。
探し求めることを忘れてしまっただろうか。
どうあるべきだっただろう。
まるで餌を与えられるかのような生活。
これでよかったのだろうか。
こんなことを自ら望んでいただろうか。
いや、選択する権利すらないのかもしれない。
これこそがありのままなのかもしれない。
これこそが正しさなのかもしれない。
従うしかない。
それしかない。

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