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ブログ日記のようなものPAGE | 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 | ADMIN | WRITE 2011.11.07 Mon 21:31:15 最奥のからくり自分が信じていたものから解き放たれ。 鎖が外されたかのような自由の中。 また手探りで世界を感じる。 「じゃあどうすればいいんだ」 「何が正しさなんだ」 戸惑うオレを世界は笑う。 「何もしなくていい。正しいことなんかない」 「あるがままを感じ、あるがままに生きてごらん」 世界には何も通じない。 自分の愚かさや醜さを訴えても。自分が犯した罪を語っても。 世界は微動だにしない。自分が提示した事柄のすべてを許容する。 決して捨てるわけでもなく。かといって反応するわけでもなく。 ただ、オレの言葉にスッと触れて。 「そうだね」と笑う。 それだけだ。 世界はどうしてオレを存在させるのだろう。 世界はどうして世界にオレを置くのだろう。 世界はどうして多くの存在を包むのだろう。 多くの疑問がよぎる。 でも。そんな思考の奥で。 為体の知れない回路が、カタカタと回っているのを感じてる。 気を抜くと、その回路が自分の思考を越えて、支配する。 この感覚を、覚えてる。 遠い昔に感じていた、この感覚を、覚えてる。 自分のやりたいことのために、努力していたあの頃。 こういうものが作りたい。こういうことがしたい。 その気持ちに素直になって、そこから生じた多くの事柄。 時には方法を理解するために本を買った。 時には手探りで手段を探した。 時には人を巻き込んで。 その先で生じた何かに、強い強い思いがあったことを。 オレは覚えてる。 あの頃の感覚だ。 のちに自己中心的と叩き潰した、あの感覚だ。 それが今また、自分の中から溢れ出つつある。 これでいいのだろうか。 このままでいいのだろうか。 オレが必死に考えて来たことすべては無意味だったのだろうか。 いや。違う。 その感覚が、まるでブラックホールのように、 自分が得て来た事柄すべてを呑み込んでいくのを感じる。 昔以上にカタカタと軽快に音を立てているのを感じる。 恐らく世界がオレに組み込んだであろう仕組みが、 自分の中で動いているのを感じる。 思考から得た事柄をエネルギーにして。 自分の奥底の、自分が自分である根源とも言えるものが動作する。 その感覚に溺れ、グッと感じ取っていると。 世界がまた笑う。笑う気配がする。 これでいいのだろうか。 わからない。 少なくとも。 これは人間が求めることじゃない。 平和や正しさを求める人間を敵に回しかねない感覚だ。 オレは理解しなければならない。 オレは人に否定されても何も文句が言えないんだ。 PR 2011.11.06 Sun 20:44:27 空を舞うように楽しい。懐かしい。 自分のために割く時間。この感覚。 嬉しくてたまらない。 心地よくてたまらない。 でも。 必要なこと。大切なこと。 そのことを忘れないようにだけはしたい。 音を刻む。人と話す。 決意して。協力して。 こなして。笑う。 嬉しいことだ。 楽しいことだ。 じゃあどうしてこれではいけないのか。 大切な、大切な、疑問。 呑まれてはいけない。 この欲望にまみれた幸せの中で。 自我を保たなければ。 きっと罪を繰り返すだろう。 強く強く、意識しなければ。 自分には、自分という存在である責任がある。 自由の中、幸福の中で。 自分という存在としてあり続けている。 その代償を払い続けなければ。 そのためにどうすればいいだろう。 考え続けなければ。 じゃあそれは義務か? 違う。 これは、オレの願いだ。 2011.11.05 Sat 21:56:22 非日常的な夢心地いい。 目を瞑れば、自分がどこか遠くへ旅立っている気さえする。 何。 と、問いかけるも、答えは帰って来ない。 ただひたすら穏やかな風を感じる。 今日は、これまた印象的な夢を見た。 大きな大きな見知らぬ学校。6階建てぐらいだった。 その校舎で、何かを探すように歩いていた。 ワクワクするような気持ちで、教室ではない、特殊な部屋をウロウロと。 ちょっとした階段を昇り。 物置とも呼べない小部屋が扉を介して連なる。 時には弧に並んだロッカーの部屋。 ロッカーの中にある隠し通路。 見つかってはいけないのか、人と出会うとドキッとする。 というのも。 移動の最中、どこかから声がしていた。 それはもう、体に直接響いているような声。 その声がどこかへ導いていた。 声にひたすら耳を傾ける。 自分の意志は確かにあったけども、 乗っ取られているといってもいいほどに。 ひたすら従い行動していたように思う。 そんな状態で、とある場所に辿り着く。 人気が少ない長く続く廊下。 そこには見知らぬ女の人がいた。それも、普通ではない人だった。 まるで魂が抜けたような、でも倒れているわけでもない。 ゆらゆら、朦朧と、そこにいる。 自分は怖れもせず、その人に近付いた。 会話という会話をした覚えもない。 ただ、こうすればいい、という答えだけが頭に浮かんで。 それに従っていた。精神レベルで。 と。 自分が何をしたかは分からないが。 女の人の胸の辺りから、ピン球よりも少し大きめの 黒い球体が出て来て、見上げるぐらいの位置に宙に浮かぶ。 そこに何か、鍵のようなものが現れて、その球に差し込まれた。 途端、球は膨らんではじけ、中から霊のようなものが溢れた。 人でも動物でもない、それこそ気配だけの、クラゲの如くユラユラした霊。 途端、その霊が自分の背中辺りから入り込む。 体の中を為体の知れない感覚が巡る。 体が少し浮いた気さえする。 そしてそのまま、その女の人を抱いた。 自分の中に入った霊が、胸の辺りからその女の人の方へ移っていく。 まるで人工呼吸で息を吹き込むかのようだった。 女の人から手を離すと、女の人はゆっくり 目が覚めたかのようにスッと立ち、笑顔でこちらを見る。 「ありがとう」 と言い残し、女の人は立ち去った。 あれはなんだったんだろう。 2011.11.04 Fri 20:16:23 枠を越えてどうあればいい? 何をすればいい? それは使命じゃない? うん。そうだね。そうだよ。 オレは何もわかってない。 だから自分で選ぶしかない。 決断を他人に委ねて自分はヘラヘラしてるなんて。 無責任だと言うんでしょう? 自分が自分であればいい、なんていいながら。 いろんなことに巻き込んでさ。 酷いよね。矛盾してるよね。 でもそれは無知な自分に何かを伝えるためで。 それが無ければ自分は何も知らなかったんだ。 といいながら、今だって知らないのだけど。 考えても答えが出ない。選択は誤ってばかり。 きっと正解には永遠に辿り着けない。 正解でないグレーゾーンは不要? いや、違う。それこそが意味だ。 近付くこと。過程が存在すること。それこそが価値だ。 正解不正解という二値化なんてできない。 だから苦労する。だから悩む。 それでいいんだ。 また違った角度で世界を見よう。 世界は何かを教えてくれるかも知れない。 2011.11.03 Thu 23:17:38 原点へ自分が出した最善の解のために行動しようとする。 でも泣く。泣きつかれる。 ダメ、ダメ、と。 でもこれは最善で。答えで。 だからそうあるべきで。 と説明しても、首を振る。 どうして泣くんだ。最善なのに。 ・・・違う。 これは最善なんかじゃない。 悲しませないために。傷付けないために。 導き出したはずの答え。 それが全く機能していないじゃないか。 でも、本当にそうなのか? 目の前で泣いているのは。 オレが悲しませたくなくて、傷付けたくなかった、ソレなのか? 信じない、というのは、ありだ。 それでも。 本当にソレを悲しませないためには、この解じゃ不十分じゃないのか? と、揺らぐ。 自分の中にある基準が公になって、崩れていく。 自分の中にある絶対や事実、当たり前が、崩れていく。 オレはそれを願ってはいたかもしれない。 でも、それは果たして正しいのだろうか。 基準が壊され、評価できない。 当たり前が壊され、評価できない。 自分が分からなかったそれを、頑張って頑張って理解しようと。 積み上げて来たものが、崩されていく。 自分を無理矢理生かして来た理由が、壊されていく。 そう。 オレには元々、生きている意味も価値も、理由もない。 ただ親が「当たり前」と言うから、無理矢理創った。 自分が理解できていないだけだ、と信じて繕い続けた。 でも。自分の中にある理想が、それを壊そうとする。 元々、オレが死にたいと願ったのも。 そう言えばソレが原因だった。 本来オレはソレ寄りだった。 当たり前なんて壊したくて仕方がなかった。 だから無理矢理。納得した。無理矢理「当たり前」を呑み込んだ。 最初から、オレは死にたかった。 いや、違う。 最初じゃない。もっと最初にはソレがあった。 ソレを傷付け壊し殺した、喜びと悲しみ、感情的なものがあった。 そこから自分を恨んで。 自分をめちゃくちゃにした。 当たり前を呑み込んでも、どこか自分を殺したくて。 死ぬための理由を必死に探した。 ・・・。 今更、ソレと向き合うことができるだろうか。 過去、酷い目に遭わせたオレに、そんな権利があるだろうか。 ただ。 ソレと思しきものは、待ってくれている。 今一度、考えたい。 でも、それで「当たり前」からも罪からも逃げられるとは思えない。 背負うべきものが多過ぎる。 それでも背負って、潰れてしまうぐらいが、いいのかもしれない。 |