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気持ちだけ先走る


考えるべきことがある。
触れるべき事柄がある。
ゆっくり。
しっかり。
考え、触れたい。
お願いだ。
終わることだけは。
しないでくれ。

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小さな世界を生かすために


うん。いい。いいよ。
あとは。これをどう置くか、だ。
素材が良いだけじゃ、だめなんだ。
丁寧に。丁寧に。縫うように。
飾ろう。

そう。これは、生きている。
生きているとはなんなのか。
自然体とは何か。
ありのままとは何か。
オレの中に答えはない。
見つけ出せ。
「生きている」を。

殺さない。
地に落ちた宝石なんかにはしない。
オレはオレにできるすべてを尽くさなければ。
生きてくれ。
死なないでくれ。

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世界が輝くために


見ている世界が違うんだ。
そんなことは分かってる。
だから無い物ねだりをしてしまう。
それも、分からなくもない。
そんな中で何をするのか。何を求めるのか。
すぅ、と。
辿る。

ぎゅっと、詰め込まれた世界。
完結した世界。
それとはなんだろう?
宝石のような。
そんな世界。
うん。なるほど。
いい。綺麗だ。
ただ。きっと。輝くためには。
相応の外が必要だ。

それは、そう。
まるで宝石を祭る、クッションのような。
そんなものが、きっと必要だ。
地に落ちた世界は輝けない。
どこがいい?
一番輝ける場所を。
オレは探せばいい。

待ってて。
その形を崩さなくていい。
そのまま輝いていて。
オレにできることをするから。
オレに。
できるすべてを尽くして。
オレは。
やるべきなんだ。

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思い過ぎたが故に世界


最近、自分の意識がどこか遠くへ行くことが多い。
いやというか、遠いなんてものじゃないかもしれない。
自分のことについて考えようとして、
答えを求めて思考をめぐらせていたら。
為体の知れない世界に自分が浮いている、というか。
言うなれば心の世界、というヤツなのかもしれない。
重力を感じない。目には何も映らない。
一面、よく分からない色に染まって見える。
黒のような、白のような、とにかく無彩色だ。
でも見えないだけで、何かの気配がする。
その気配を辿ろうとすればするほど、
自分がその世界に存在していることを自覚させられる。
どういう場所なんだ。
くだらない妄想、というには何もなさ過ぎる。
あるのはただ、気配だけ。

「なぁ」と声にすれば、その声が耳元で聞こえる。
もちろん、問いかけも、自分自身に向かって聞こえる。
乱暴に答えを聞き出そうと、自分を問いつめていく。
自分自身も、その問いに答えようと必死に考える。
すると。
段々、自分の意識の外側にある何かが滲み出てくる。
染まる、というか。意識が乗っ取られる、というか。
そんな感覚に近い。
でももう、それしか手がかりがない。
乗っ取られる勢いで、その何かを引っ張り出していく。

段々と、思考が停止していく。
何が正しいとか、感情とか、今の状況とか、諸々。
全部がよく分からなくなる。
それでも問いかけだけは忘れずに、突き進んでいく。
別人格、なんてものじゃない。
何もなさ過ぎる。
ただ、その分とても穏やかだ。
問いかけそのものが呑まれていく。

答えを知ってどうするのか。
納得できたらそれでいいのか。
そんなもの思い込めばそれで解決じゃないか。
真実なんてない。
そっと、答えがその何かと共に滲み出る。
でも、何か納得できない。
そして、それのせいでしつこく何かをしたくなる。
求めて手を伸ばせば、自分が引き寄せていたはずなのに。
いつの間にか自分が引き寄せられていく。

目の前の何か。風のように吹き抜ける気配。
冷静に、冷静に、それを思う。
決して理想や妄想の果てに現れた存在ではない。
オレが問いかけるべき相手なのか。
答えを知っている誰かなのか。
じっと、見て、考える。
それがこちらを見る度、
吹き飛ばさない程度に風が大きく吹き抜ける。
ゆっくりと、近付いてみる。
何事もなく、オレはそれの目の前まで辿り着いた。
それは以前、なんの変化もない。

グッと探るように、それを深く見ようとしたら、
また自分の思考が何かに停止して、何かに呑まれる。
というか、意識が飛び過ぎて、眠気もナシに寝そうになる。
そして、関係のなさげな映像ばかり流れていく。
よく、分からない。なんなんだろう。
分からない。

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自問自答の奥底で


優しい、ってなんだろう。
お前は優しい、とか。優しくなれる、とか。
言葉は聞くものの、なんなんだろう。
辞書やらで引くと、思いやり、と出る。
オレは「優しい」という評価が欲しいとは思わない。
自分を優しい、とは思わない。
でも。
思っていたいのは、確かだ。
思えないものがあることが、悔しい、というか。
どうも、心苦しく感じる。

なら、それはどうしてだろう?
そう考え始めた瞬間から。
トン、と。
目の間辺りを押される感覚。
心がざわざわする。
揺らぐ意識を保つ。
どうして思いたいのか、という疑問を引き寄せる。

・・・。
手の届く場所に、平凡そうで、大きな存在が、
なんの威厳もなく、乱雑に座っている。
こっちを見てそっと笑ってる。
握りしめている疑問を見せる。
そっと、それに触れてくる。

ざわざわする。何かが近付いてくる。
自分の、奥深くへ、何かが入り込んでいく。
自分の中の何かが、そっと目を開けて。
その目が、自分の目に重なって。
自分ではない何かの視野が、その目を通じて、流れ込んでくる。
深く、思う、という言葉が合っているかもしれない。
自分の解釈を越えた、自分というグラスのかかっていない映像が。
流れ込んでくるかのような。そんな感覚。

意識が朦朧としかけながらも、疑問は手放さない。
何故、こんなことになっているのか。
何故、思うのか。何故、見ようとするのか。
自分に問いかける。が。
が。どうしてだか。
そこにいる何かに意識が呑まれていく。

オレは。
何かに何かを迫られている。
大きな大きな、何かを。
迫られている。
気がする。

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