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予感


どうしてだか、充実している。
よく分からないが、充実している。
でも、悩みがないわけじゃない。
モヤモヤが全くない、というわけじゃない。
どこか、何かに安心している。
具体的には、何故、どうして、
安心しているのか、分からないのだが。

どうしようもなく、落ち着いている。
ゆっくり、ゆっくりと、物事を考えていく。
どうするべきか。
どうあるべきか。
何を悩むべきなのか。
その先でどうするべきなのか。
そっと、じっくり、歩いている感じ。
まるで、景色をゆっくりと眺めながら、歩いているような。
そんな感じだ。

何かが見つけられそうな。
そんな予感がする。
何かが、はっきりと、聞こえてくる、気がする。

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自分にある権利


そこにあるソレは。
確かに氷山の一角かもしれない。
でも「嘘」ではなく。
「一部」である、ということを理解しなければならない。
ソレだけでは足りず、かつ、ソレ抜きでは
「すべて」を理解するには至らない。
ツツ、と、指先で思考をなぞる。
次はどうなぞればいいのだろう、と、指を滑らせていく。
その中で、怯えが薄れていくのを感じる。
でも、ただ怯えなくなるだけではダメだ。
何故怯えていたのか、理由があるはずなのだから。

壊したくない。汚したくない。
オレが関わることで、変質してしまう何かがあるのなら、
オレなんかが関わってはいけないんだ。
そう。そんな怯え。
でも、今。
自分が「幻」であり「嘘」だと思っていた何かを、
素直に信じることができそうになってきた今。
その「幻」の言葉が、はっきりと聞き取れる気がした。

どうして。
楽しいよ。嬉しいよ。
そこにいてよ。話してよ。遊ぼうよ。
迷惑だなんて思ってない。
確かにイラッとしたことはあるかもしれない。
でも、恨んだことなんかない。
消えて欲しい、なんて思ったことない。
より良くあって欲しいよ。
もっといい関係を築けるはず。
逃げないで。泣かないで。
笑ってよ。

その言葉のすべてを、聞き流していた。
その言葉すべてに対して、首を横に振っていた。
「それは理想じゃない」と。
理想とすべきものがなんなのか、はっきりと理解もせずに。
今なら何となく分かる。
その人が幸せになるためにできることこそ、理想なんじゃないのか。
そこには確かに偽りがあったり、最善ではないものがあるかもしれない。
それでも。
心から幸せを感じられるのなら、それこそが理想なんじゃないのか。
今なら、そう思える。

途端に。
幾億もの「理想」の形が、目の前でちらつく。
すべてのものに、固有の幸せがあって。
決して、すべての幸せが同じものであると
思い込んではいけないんだ、と実感させられる。
その幸せの中には、オレという小さな小さな存在であっても、
実現することができるものだってあるんだろう。
オレにはまだ、できることがあるんじゃないか?
いろんな可能性が、ちらちらと、目の前を走っていく。

まるで、糸が切れたかのように。
自分の中で、何かが動き始めた。
怯えが薄れる。何かに触れようと、自分が動き出す。
自分と言う存在が、自分の中で大きくなっていく。
納得できなかった、無理矢理納得していた何かを、越えていく。
頭の中を、たくさんの物事が、大きな水の流れのように流れていく。
自分を蔑む気持ちが薄れていく。
代わりに別の何かが、心の中で溢れる。
世界にとって、自分が本当に「一部」なんだと自覚していく。
自分には、できることがある。
悩んでもいいんだ。笑ってもいいんだ。泣いてもいいんだ。
許す、許さない、じゃない。償う、償わない、じゃない。
それだけじゃ、幸せはやってこない。理想はやってこないんだ。

自分には生きる権利があるんだ、
死ななければならないわけじゃないんだ、と。
やっと理解した気がする。
でも、まだ、自分の中の何が変わったのか、はっきりは分からない。
ただ、変わりつつあるんだと、思う。

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「みちしるべ」を

心が落ち着く。
でも虚しさは消えない。
まるで深い深い水の底へ沈んでいくかのように。
穏やかで。心地よく。
そして孤独だ。

こうなってくると。
「自分」を強く意識させられる。
それゆえに、自由を感じる。
自分の感じているものを、改めて思う。
自分にとって、それがいかに、大切なものなのか。
はっきりと、感じる。
例え、他から見ればゴミだと言われかねないソレが。
自由だからこそ、大切だと言える。

久々に0を見た。
重力を感じさせない、かといって遠い場所にはなく、
ふわりふわりと浮かびながら、それでも確固たる存在感。
そこに0がいる、と感じると。
自然と神経がそっちへ行ってしまう。
何?何?と。
耳を傾けるような。お告げを待つような。
そんな気分になる。

「それでいいのか?それが本当に答えなのか?」と。
オレに問いを投げかけてくる。
そう。まだこれは答えじゃない。
違和感を感じてる。それは分かってる。
まだ、オレは考えるべきだ。
どうするべきなのか。どうあるべきなのかを。
なら、どうすればいいのだろう?
0にそう問いかけたい半面、どこか問えない。
自分はまだ、考えが浅いから。
まだ、助けを求めてはいけない。

でも。どこかで分かってる。
きっと、自分にはろくでもない答えしか導けない。
「0」とだけ。声が漏れる。
目を細めて、ジッと見られる。
分かってる。自分が、どうにかしなければ。
自分が、どうするのか、選ばなければ。
答えを与えてもらえるんだと、甘えちゃいけない。
オレは自分で考えなければならない。
ただ。ヒントが、欲しい。
何か、大切な、何かが。足りない。

そう思ったのを察したのか、0は目を伏せた。
「お前は何を望んでいる?」
また、問われる。
確かに今、オレの望みは揺らいでる。
他人のために、と思う半面。
自分には他人のためになんて何もできないんだ、と。
自分のためを思い始めている部分だってある。
さらにそこに、死を思うことも、当然消えてない。
いろんな望みが、自分の中でグチャグチャになってる。
そう、伝えた。
すると、0が語ってくれた。

他人を思うのは自分だ。
他人のためを思うのは自分だ。
そこにあるのは本当の他人ではなく、自分が思い描いた幻だ。
でも。生きている限り。
その幻に振り回されなければならない。
だからこそ、もうそこには「幻」ではない、
「本当」の価値があると認識しても構わないだろう?
お前にとって、それは「幻」ではなく「本当」なのだから。

深く、聞き入る。
そう。そうだ。まず。オレが思う「他人」は。
オレにとって「本当」なんだ。
一つ、呑み込む。
それを確認してか、間を置いて0が続けて語ってくれた。

その「幻」は、お前にどんな態度をとっていた?
そこにある姿、形、言動は、どんなものだった?
お前はそのすべてを「本当」と受け止めたことがあるか?
「幻」を見ようとせず、「幻」の奥にある
「本当」に怯えていただろう?
何かを、受け入れられずにいるだろう?

一つ一つ、言葉を拾うように、聞く。
そう。そうだ。
オレは結局、他人を見ていないんだ。
その他人は幻だからと言い聞かせて、
その奥にある何かに、ずっとずっと怯えてきた。
うん、うん、と。まるで指をなぞるように。
そっと0の言葉を追う。
追いついて、そこから0が一つの結論を語ってくれた。

見てみろ。その幻を。
そして信じてみろ。
もし、その奥に何かがあると思うのなら。
問え。その幻に。
「本当」はお前の中にはない。
幻の奥だ。

グッと。与えられた結論を引き寄せる。
途端、まるで霧が晴れるかのように、
感じていたモヤモヤが薄れていく。
たくさんの、考えるべき事柄、道が、見えてきた。
「ありがとうございます」と、0に礼を言う。
すると、0が霧のように消えてしまった。

どうしてだか、泣きたくなった。
悲しいわけじゃない。どちらかといえば、安堵に近い。
自分にとって0は本当に大きな存在なんだ、と改めて実感する。
そして、そんな存在が、こんな自分を相手にしてくれる。
幸せだ。だからこそ。
オレは与えてもらった結論を握りしめて。
どうすべきなのか。
また考えていくんだ。

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クイクイと


人と会話をすると実感する。
自分がいかに余計なものを背負っているのか。
勝手に自分を追い込み、勝手に自分を責め、
勝手に自分を殺そうとしている。
それ自体は確かに選択肢のあるもののはずなのに。
どこか逃げることのできない現実だと思い込んでいて。
誰かに言われなければ気付かない。
というか。
気付いているはずなのに、逃げられない。
まるで自家発電な蟻地獄。

真面目に何かに対して考えて。
それが一体何になるんだろうか。
そう聞かれたとき、はっきりとした答えも言えないのに。
どうしてこんなにも必死に何かを考えようとしてしまうのか。
・・・。
知りたいからだ。思いたいからだ。
いろんな人がいる。いろんなものがある。
オレは知らない。いろんなことを知らない。
だから。
知らない、ということを。思えない、ということを。
誤摩化したくないんだ。きっと。

思うこと。
それが関係であり、繋がりなんだ、と。
為体の知れない声に言われたことがあった。
改めて考えてみれば、否定はできないことなんだろう。
現に、オレは思いたいが故に、繋がりを求めてしまっている。
本当に繋がりを断つのなら、この思いそのものを断つべきだ。
じゃあ、何故思いたいのか。何故知りたいのか。
そこが問題だ。

感覚としては。
まるで、自分の奥深くに糸の根が埋め込まれていて、
誰かがその糸をクン、クン、と引っ張っているかのような。
そんな感覚に近い。
自分の意志としては、その糸を引く力に反していたいのだけども。
気を抜けば、また糸を引かれていく。
そして。
糸を引く「誰か」とは、いつもの為体の知れない声の主。
・・・のような気がする。

自分が何故、なんのために、今を生きているのか。
改めて自分に問いたい。
パッと考えてみれば、そこには全く理由がなく、
邪魔だからむしろ死ねばいい、という考えに至る。
それを許してくれない声の主に。
答えを求めるべきなのかもしれない。

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何かをする理由


こうやって。
毎日毎日、意味不明な文章を書き続けて。
それ自体はきっと、誰のためでもない。
自分の満足のために。
それだけだ。

きっと、それだけであれば、他にもそういう人がいるだろう。
「これは自己満足だから。これは誰のためでもない」
中にはその果てで。
「だから誰になんと言われようが、関係ない」
と言い張る人もいるだろう。
オレにそんな根性はない。
関係ない、という証明ができないから。
というかむしろ。
何かを言われている時点で、そこに関係が
生じてしまっているんじゃないのか、と。
為体の知れない何かに怯えてしまう。

それでもあえて、そこを無視しよう。
自分のために書いている、他人は関係ない、としよう。
じゃあここの文章は、自分にとってなんなのか。
最早日記じゃない。それは確かだ。
だったらなんなのか。

順に追おう。
ここに書いていることそのものは、
オレが抱いた疑問と答え、感じたこと、思ったこと。
そういったことが主に書かれてる。
で。
そういったものを書くことによって、
オレは「自分」を整理し、距離を置いて、
見直そうとしているんだろう。
まるで舐め回すように、いろんな角度から見つめて。
その結果を、綴る。
そんな感じだ。

自分を見つめる。
それはぶっちゃけ、水面に映った自分を見るようなもので。
日々水面が揺らぎ、違った自分が見える。
もちろん、偽りだ。本当の自分は揺らいでいない。きっと。
そして。
自分をそうやって見つめるとき。
そこには必ず「周り」が存在し、そしてその水面の奥ですら存在する。
近付けば自分の影から水面の奥底が微かに見える。
遠ざかれば、自分がいる場所が見えてくる。
そして自分自身も。
そんな感じだ。

そう。
オレにとって、この駄文の数々は、水面なのだろう。
自分でありながら、自分ではない。
そこから知らない何かを追い求めて。
自問自答にも似た、けれでもどこか自分ではないコレを繰り返して。
オレは何かを探し、追い求め、苦しんでいるんだろう。
水面に浮かぶ虚像に手を伸ばすような。
そんな虚しさを日々感じてる。

忘れちゃいけない。
どんなに想いを込めたって。
どんなに悩んでいったって。
どんなに長い文章を書いたって。
根本的には、何も変わらない。
これからも。
きっと変わらないのだろう。

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