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誰かがいないと何もできないような。
何かがないと何もできないような。
そんな人間になりたいわけじゃない。
褒められたいわけじゃない。
認められたいわけでもない。
誰のためでもない。
ただ。
オレは。
オレでいたいだけなんだ。
だから、人間関係を失って、一人になったっていい。
それでも、それでも。
自分は。
自分でいたいだけなんだ。

そう訴え続ける自分を。
えらくはっきり実感した。
そんな夢を見た、気がする。
訴えたということだけ。
鮮明に記憶が残ってる。
謎の現象。

自然はもっと美しい。

人が言う「自分」を演じられるだけの自信がない。
幸せになりたいわけでもない。
褒めて欲しいわけでもない。
人を傷付けたいわけじゃない。
裏切りたいわけでもない。
オレがやっていることが正しいとは思わない。
それでも理想はあって。
理想に向かって何かをしようとしてる。
それしかない。
もうそれしかない。
何も、知らないし。
何も、できない。
気持ちだけで、足掻く。
足掻いて。それだけ。
願って、それだけ。
それ以上も、それ以下もない。
それだけ。だ。

思ったことを口に出す。
こうじゃないの？ああじゃないの？
ソレ自体が押し付けだと自覚しているのに。
どうしてそうしてしまうのか。
それを正しさとして吐き出してしまうのか。
そんな自分が腹立たしい。
一言「黙れ」と言って欲しい。
「間違っている」と言って欲しい。
それだけで我に帰れる気がする。

お願いだ。
オレは誰かを否定したいわけじゃない。
壊したいわけじゃないんだ。
こんな自分じゃいけない。
否定して壊す自分じゃいけない。
共存ができないならそれでもいい。
オレを殺してくれ。

あぁ。
もう。
いやだ。
本当に。