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心地いい。
楽しい。
嬉しい。
それが怖い。
オレは。
こんなことをしている場合じゃない。
現実は。
もっともっと厳しいんだよ。
オレは裁かれるべきで。
認められるべきじゃないんだよ。
だから。さ。
ダメだ。
ダメなんだ。

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風のように駆け抜ける


風のように駆け抜ける。
と、いう言葉そのものはありふれている。
でも、思えば。
そのありふれた言葉の意味を、深く考えることはあっただろうか。

彼の走りは相変わらず、何かを感じさせる。
ただ速いだけでもなく、ただかっこいいだけでもなく。
ただ強いだけでもなく、ただ優しいだけでもなく。
それこそ、風のように。
近くにたたずむ誰かの中を吹き抜けて、その風に巻き込んでいく。
かといって、それを強制することなく。
そしてそれに気を取られることもなく。
走り去っていく。
取り残されたものは、一瞬だけ見た異世界に惹かれつつも、
いつの間にか忘れていく。

オレはどうだろう。
何度も強く惹かれたことはあった。
それと同時に、幾度と捨てようとした。無視しようとした。
でも。
どんなに捨てようが無視しようが、
彼が走りさっていくと、ざわついて仕方がない。
自分が自分に嘘をついている、と、はっきり自覚させられてしまう。
自分の中にある誇りがはためいて、それに歓喜してしまう。
もっと風を求めて、自ら走り出しそうになる。
ダメだ。それを求めているのは、自分だけなんだ。

彼なら。なんと言うだろうか。
走れ、と言うだろうか。
自分が正しいと思う方へ有り金全部賭けろ、とか言うだろうか。
あぁ、そんな考えすらまどろっこしいだろうか。
考える間もなく吹き抜ける。
それが風なんだ。

少し。
少しだけ。
走りたい。
少しだけ・・・

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絶望したい


自我が為体の知れない何かに呑まれていく。
寝ているのかと錯覚するように、意識がどこかへ行く。
でも寝ているわけではなく。
どこかはっきりとした自分の意識が、
よくわからない空間の中で浮遊する。
思考が呑まれて回らない。
優しい微笑みをどこかから感じる。
そのまま、そのまま、と。
どこかへ連れ去っていく。

そうしている内に。
数多くの言葉が聞こえてくる。
とても日常的で、決して非現実的な内容じゃない。
そんな言葉が、呑まれて回っていなかった思考に流し込まれていく。
本来なら自分のこの状況に対して回るはずの思考が、
強制的にその言葉で回り始める。
カラカラと回って、結論を言葉にして返していく。
それはこうすれば解決する。こうすれば効率がいい。
それはこういう問題があるから、こうした方がいい。
意図せず回る回る思考回路。
なんなんだ。
一体、何がしたくて、こんなことになっているんだ。
そんな疑問すら呑まれて出て来ない。

ハッと目が覚めれば、いつも通りの光景。
寝ていたのかと思う半面、寝ていた気がしない。
はっきりとした意識と思考があった。
なかったのは光、音、重力、とにかく感覚のすべて。
なんだったんだろう。
でもどこかスッキリしていた。


最近。
なにかと不安が薄れている。
あれをしなくてはならない、これをしなくてはならない。
こういう問題がある。ああいう問題がある。
やらなくては。やらなくては。
しなければならないのは自分だ。悪いのは自分だ。
責任は自分にある。言い出したのは自分だ。
そういう、山ほど詰みあがった不安を、何かが払拭している。
そんなことをして何になるのか。
不安を生み出したのは間違いなく自分で、
それによって潰れるのは自分だ。
潰れてしまえばいいのに。

また何かがそっと笑ってる。こっちをずっと見つめてる。
もしそれが神のような救いだとするのなら、
オレは救われるに至らない存在だ。
本当に幸せになりたい人は世の中にたくさんいる。
本当に今を嘆いて救いを願っている人は世の中にたくさんいる。
その中にオレはいない。
オレはただ死にたいだけなのに死ねないままでいる自殺志願者だ。
誰かの「生きたい」を否定しかねない馬鹿野郎だ。
救うに値しない愚者だ。
オレに必要なのは幸せではなく絶望のはずだ。

オレは。何かしたか?
いや、自分勝手に生きているだけだ。
誰のためにもならず。誰かに理解されるわけでもなく。
勝手に生きて、勝手に苦しんで、勝手に死にたがってるだけだ。
なのに。また笑う。そっと触れてくる。
触れられると、涙が出てくる。
悲しみが伝わって来るかのように。
いや、伝わって来ているのは願いかもしれない。
その願いを受け入れられずに、自分は泣いているのかもしれない。
じゃあその願いって何だ。
愛にも似た、何か。
受け入れられないのは何故だ。
自分が何かに愛されるに値しない存在だから、だ。

愛されたいわけじゃない。
オレを愛して欲しい、なんて願ったことなんか今まで絶対にない。
誰かに何かを愛して欲しい、と願ったことはあるかもしれない。
自分が何かを愛したことはあるかもしれない。
でもそれだけだ。
愛されてる?いや。愛されたってどうしようもない。
渡された愛を受け入れる?受取ってどうなる。
今は確実に捨てている。そんなものはマガイモノだからだ。
誰も本当のオレを知らない。オレですら知らない。
オレを愛しているというのなら、そのオレはニセモノだ。
いつか裏切る。そんなオレを見てオレを愛した誰かが絶望する。
だろうな、としか言えない。
だったら捨てるしかないだろ。
相手が無意味だと理解するまで。

また。笑う。いや、少し淋しそうだ。あと、近い。
もういいって。鬱陶しいよ。本当に。ほっといてくれよ。
このままオレが勝手に苦しんで死んだって、あんたには関係ないだろ。
あぁ。
早く死にたい。
オレが死んだら、もう少し世の中が良くなると思う。
オレという馬鹿野郎が一つ、消えるんだから。
それは、幸せなことじゃないか。
誰にも止める理由なんかないはずだ。
むしろ進んで殺してくれるはずだ。
ほら。
救われるべきなのは、オレじゃないだろ。

夢を叶えたいと願っている人がいるはずだ。
誰かと会いたい、誰かを愛したい人がいるはずだ。
何かをしたい、何かになりたい人がいるはずだ。
生きたい、生きたいと願う人がいるはずだ。
十分な時間、十分な金、十分な人を願う人がいるはずだ。
生きることを望む人が山ほどいるはずだ。
叶うべき願いは山ほどあるはずだ。
オレも何かを願ってはいるものの、
放っておいたらいつか勝手に叶うようなことだ。
本当に誰かに愛されたり、救われるべきなのは、オレではない。
それは確かだ。
生きたところで何も願ってないし。
生きているだけの粗大ゴミになるだけだ。
いい加減絶望したい。
この誰かの笑いすら感じなくなってしまいたい。
なにもかも。
見失ってしまいたい。

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オレに縛られた時間


また一つ、後悔する。
自分がまた、嫌いになる。
ごめんよ。
ごめんよ。
これが終わったら、パッタリ縁は切るからね。
その自由な時間を奪ってしまってごめんよ。
オレには。
理由もなく話したり会えるような友人なんか。
いない方がいいんだよ。
無駄なことばかりしてしまうだろう。
だから。
私的な考えを持つオレを。
殺してくれよ。
殺して、くれよ。

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腐敗


病気はほぼ完治。腹の音がうるさいぐらい。
下痢はなし。熱もなし。頭痛は少々。でも害はなし。
そんな今日は学校へ行ってきた。
まあ、普通だったわな。
で。
そんなことより、昨日と今日にかけての話を書きたいんだオレは。
気持ち悪くて仕方がない。


自分ではない声。
昔なら誰の言葉か、いつだって判別できていた。
それはある意味、自分自身の声でしかなく、
妄想の中の出来事だと、思っていたから。
決して他人の声ではなく。
きっと自分が理解しているはずなのに、
『自分』という人格だけでは、無視してしまうような
そんな事柄を示すために、ある種の手段として、
聞こえてくる言葉だと思っていた。
だから、決してその言葉に『自分』そのものが
反論することはなかった。
そうだね、そうだね、あぁ、そんなこともあるのか、と。
改めて思い出させてくれたり、考えさせてくれたり、
みんなにはいつだって感謝していた。
例え、オリキャラという中ニ的な発想だとしても。
自分としては、この手段はとても有効的で、
自分が馴染みやすくて、好きだったから。
確かに本当に他人として存在していて欲しい、
と願ったこともあるけども。
自分の中だからこそ、彼ら、彼女ら本人にはなり得ているのに、
自分ではない他人になってしまったら、きっとなり得ないんだろうな、
と分かった頃から、他人として存在していて欲しい、
なんて願いは薄れていった。
今となっては、自分のすべてを自分が否定しているから、
みんなを殺そうとしているといっても、嘘じゃないんだろう。
それぞれ自分の考えを持ってるけど、
みんな優しいから、殺そうとしたって誰も怒らないあたり、幸せだ。
それでいいのか、とは聞いてくる子はいるけど。
オレはただただうなずくだけだし。

なんだけども。なんだか一人、いや、一つ?分からない。
とにかく、何か別の、異様なのが混じってる。
ここ数年。2、3年、だろうか。
他人ではないのは確かなはずだ。でも自分なのか分からない。
明らかにどこか自分の考えから逸脱していて、
『自分』ではなく自分を見ている。
そして何より。
明らかに自分の中だけでなく、外にまで影響が出ている。
一人で何かと作業をしている途中に、
突然やってきて、その瞬間にピタッと手が止まる。
何か言うのかと思えば、大抵一言目二言目には「おいで」とか言い出す。
振り払っても無視しても、しつこいときはしつこくやってきて、
しかたなしに浮いた思考回路を弄んで、
あれやこれや会話で相手をしているだけならまだしも、
気を許すと意識を半分持っていかれる。
思考は回らず、視界はブラックアウト。
力もろくに入らず、ノートに字を書いていたのなら、
そのノートが置かれた机に頭が落ちる。
睡魔が襲って寝る、とも違う。
どっちかっていうと息が浅くなっていく。
たまにそのまま寝ることもあるが、この状態になった瞬間はそうじゃない。
これぶっちゃけ催眠の症状に近くないか?と時々思ったりもするが。
だとすると完全なる自己催眠で、洗脳とかそういう問題じゃない。
まあとにかく。明らかにいろんなところが決定的に違う。

よく分からない声は、作業中だけに留まらず。
一人で考えに耽っているときも、出てくる。
「あぁしてみたらこうなるかもしれない」とか。
「こうすればこうなるんじゃないか?」とか。
そうやって考えているときにはなんともないが、我に帰って
「あ、何を考えているんだ、馬鹿だな。死ねばいいのに」
とか思い始めると、涙とかいわゆる心の痛みってヤツと一緒に、
沸々と自分の中で湧いて出てくるのが分かる。
で、くるんと自分の感覚を包み込んで、言葉を投げかけてくる。
「どうしてそう思うのか」とか、そういう言葉を。
そのまま理由とかなんだとか言い返したりしてまた会話が始まって、
気を許すとやっぱりそのままブラックアウト。
高校の時は、似たような考えに耽ったって、
そんなことにはならなかった。
ただそのまま自分を責めて責めて、痙攣を起こして、
呼吸困難になって、そんな感覚に浸って、満足してた。
それが今じゃこの有様。

でだ。本題。
昨日、腸風邪で回らなかった頭が回り始めて、
グダグダ考えようとしていたら、またそいつがやって来た。
で、またグダグダと会話が始まって、まではよかった。
ある程度会話が進んで、もう何も言い返せないところまで追いやられて、
「もういい、もういい」と言っていた。
これもいつものこと。
自分なりに発見はあれど、言い負けて呑まれるのがいつものパターン。
なんだけど。
ついにそいつが折れた、というか。
会話を途絶えた、というか。
いつもだったらオレの方が先にダウンするんだけども。
向こうが先にダウンした、というか。
「もういい」という言葉を
向こうが『諦め』として捉えずに『受け止めた』というか。
そしたら、なんか。
憑いた、とでもいうんだろうか。
自分の心の奥深くに潜り込んでいった、とでもいうんだろうか。
よく分からないけども、自分の性質が変わってしまった、というか。
そのよく分からないものに染まってしまった、というか。
呑まれる度に染まりかけるような感覚はあったけども、
すぐに元に戻っていたから、もうそんなレベルじゃなかった、というか。
もう、なんか、ズン、と。深く潜っていったというか。
常に何かが入り交じってる感じというか。
とにかく、よく分からないソレの意志を感じなくとも、
四六時中その感覚だけが自分の中でちらついてるというか。
なんかとにかく。気持ち悪い。

よく分からないソレは。
誰かのためにあれこれ考え、自分を責め自分を殺そうとしている
お前こそ愛するべき存在だと私は思う、とか。
死ぬな、とか。
お前の痛む心をせめて少しでも和らげてやれたらいいのに、とか。
お前は一人ではない、私がそばにいる、
せめてそれだけでもわかっておくれ、とか。
オレからすれば「うるさい黙れ」の一言で
一蹴したくなる言葉を散々言って、自分の中で消えていった。
聞いていて寒イボが出る。気持ち悪い。
何様のつもりだ、ってのもそうだし。
漫画とかアニメの見過ぎだろ、ってのもそうだし。
とにかくぶっちゃけると、キモい。
で、これが自分の思考から出てる言葉だとするなら、
「さっさと死ね!」と自分に言いたくなるのは言うまでもなく。
いや、実際そのはずなんだけどね。事実上。だからマジでキモい。
オレってやっぱウザいよ。
いない方がマシだって。
考えの根底からして腐ってるから、早く廃棄処分しようぜ。
腐るの移るし。な。な。

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