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ごめんなさい。
ごめんなさい。
何度言えばいいんだろう。
足りない。
足りない。
ごめんなさい。
あぁ。
いっそ恨んでくれればいいのに。
いっそ殴ってくれればいいのに。
いっそ首を絞めてくれればいいのに。
平穏が嫌だ。
罪の存在を自覚できないのが気持ち悪い。
オレにある罪は。
自分では耐えきれないほど重い。
それが自覚できないことが。
気持ち悪い。

自分のことが嫌いで嫌いで仕方がない。
役立たず、と自分に向かって言う自分がいる。
そして反論できない自分がいる。
仕方のないことだ。
それは事実だ。
役立たずでどうしようもない。
困ったものだ。
誰だこんな邪魔者を作ったのは。
存在を許したのは。
あぁ。
何故。
何故。

もし自分が自分にであったら、どうするだろう。
きっとたくさんのことを聞こうとするだろう。
そして何も答えを得られないだろう。
もし自分に自分の本当の幸せについて問いかけたとするなら。
黙り込んでしまうだろう。
そこでやっと自分の幸せの価値が生まれるから。
愚痴をいっぱい零すだろう。
そう。
自分についての問いかけなら、
たくさん答えて、たくさん訴えるだろう。
今の世界に不要なものが、山ほど生まれてしまうだろう。
そんなことにならない今を。
幸せと言わずなんと言う。

相も変わらず届かない。
遠い遠い世界。
分かってる。
本当はオレのせいなんだ。
オレが自分の判断でこの状況を生み出した。
分かってる。だから誰も恨めない。
虚無感。
最初から何もない。
グッと自分を握りしめる。
大丈夫。
このまま消えてしまえばいい。
理想の世界はその先にある。
無は無に帰る。
世界が世界でいられる。
それが夢。
だから。遠い世界を見て笑わなきゃ。
向かってる。向かってるんだ。
目標へ。オレは向かってるんだ。

どうしてだろう。
自分の無力さばかりを実感する。
流されるまま。
足掻くこともできず。
何も決めることもできない。
誰かの声も聞こえない。
何かの意味も分からない。
どうしろというんだ。
オレに何をしろというんだ。
ただ見てろと言うのか。
神は意地悪だ。
オレを見て笑うのか。
笑うなら笑えよ。
オレには何もできない。
分かってるよ。
そんなこと。