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考えても考えても答えは出ない。
考えることも無駄。
結論が出ても無駄。
何もかもが無意味。

いい加減終わりたい。
終わりたいのに。
何故終われない？
どうして止められてる？
理由が欲しい。
納得できるだけの理由が。
どうして。
ないんだ。
ないなら終わったっていいじゃないか。
止められる理由は。
どこにも。
ない。

遊ぶ。
回る。
飛んで。
笑う。
そんな自己中な世界。
そんな自己中な幸せ。
必要とされないもの。
ゴミ。

いつか。
オレは。
何かを。
理解できるのだろうか。
できないだろうな。
何も。
だったら知恵も技術もなんていらないよな。
生きることなんていらないよな。
だってそんなもの。
不要なものじゃないか。
邪魔なだけなら。
消えてしまえばいい。
そう。
思える。
本当に。
そう思う。

本当ってなんだろう。
そんなものはどこにあるんだろう。
全部が全部幻で。思い込みで。
確かなもの、なんてないんじゃないか、と。
そう思える。
なんだってそう。
何かをして、何かが返って来て。
それを聞いて、感じて、理解するしかない。
いつだってそれは問いかけに対する返答でしかなくて。
「それ」そのものにはなり得なくて。
何一つ。
掴み取れない。
何一つ。
知りもしない。

何もない場所に自分はいる。
いや、何も分からない場所に自分はいる。
何も分からないのに。
なんで何かを選ばなければならないのか。
どうして、生きるという選択をしているのか。
分からない。
オレは一体なんなんだ。
目的を成すために作られた道具か？
思い込みが真に知識として許される世界を創り続ける神か？
どちらにせよ無意味だ。
道具としても、目的を理解していない。
世界を創れたとしても、それは自分のためでしかない。
もしどちらかだとしても。
そんな自分であればいいとは思わないんだろう。
道具だとするなら神に憧れ、神だとするなら道具に憧れる。
自分にとって絶対的力を持った理由。
それが存在するとしたら。
オレはそれに従うだろうか。
・・・何故だろう。
そう考えると、足掻きそうな自分がいる。

そもそも。
こんな。
自分の気持ちで。思いで。
何かを決めるべきじゃない。
もっともっと。
地獄を。
知らなきゃ。
オレは。
何も理解していないのだから。
自分の罪を。
理解しなきゃ。
詫びなきゃ。
償いを。
償いを。

ぼーっと。
一日を暮らす。
人に話しかけられる。
自分の意見を押し付ける。
また罪を増やす。
嫌なヤツだ。

オレって。
なんでこう。


馬鹿なんだ。


・・・あれ。
今更？

また。
傷付けた。
また。
押し付けた。
自分の考えをねじ込んで。
また。
誰かの頭を侵食した。
もう。
嫌だ。
オレはいつまで。
誰かが誰かでいられることを
阻む存在でいるんだろう。
終わりよ早く来い。
早く。