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０は言う。
「好きにすればいい」と。
昔のような鋭く冷たい目つきではなく。
優しい目をして微笑みながらそう言う。
やめてほしい。
オレはそんなこと言って欲しかったわけじゃない。
自立したいなんて思ったことない。
生きたいとも思ったことはない。
だから。
そんなことを言わないでほしい。
お願いだ。
お願いだから。

人と関わることが多い。
人に求められることが多い。
それは何を意味しているのだろうか？
分からない。
ただ、求められているものは。
オレ自身に関するものではないような気がする。
オレの、レスポンス。
いや、インタラクション。
違う。
もっとこう、鏡のようなもの。
オレに映る、その人自身を見ている。
そんな気がする。
気がするだけ。
それが正しいかどうかなんて、知る余地もない。
どこにも。

一時の休息。
過去へ戻る感覚。
話す。笑う。
馬鹿げた話で盛り上がる。
それは価値あるものだっただろうか？
いや、愚かな言動の塊でしかなかった。
どうしてかな。
それは幸せだろうか？
それは正しさだろうか？
分からない。
どうしようもなく下らない。
大切なことは。
そんなことじゃないのに。

感じる絶望。
自分の愚かさ。
そう。
自分のそういう側面。
そこにある自分の素顔。
それこそが自分。

その中にある光。
見据えるもの。
正しさ。
願い。
夢。

ただの背伸びだ。
オレは無力さを知るべきだ。
そうだろう？

落ち着けばいい。
冷静になればいい。
その中で足掻けばいい。
答えはきっとある。

うるさい。
うるさい。

オレは。
人間だなぁ。
そう思う。
オレは。
どうしてかな。
何故生きてるんだろう。
死ねばいいのに。
それだけを思う。
馬鹿げてる。
馬鹿げてるよ。
本当に。
お願いだから殺してよ。
頼むから。