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ブログ日記のようなものPAGE | 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 | ADMIN | WRITE 2009.12.24 Thu 23:13:01 年賀状を描きましょう2009.12.23 Wed 22:46:09 会話「・・・おい」 あぁ。お久しぶりです。 どうかされましたか? 「・・・聞きたいことがある」 お。と申されますと? 「・・・・・・お前は何を望む?」 何故今更そんなことを聞くんですか。 私は貴方に従う。私は貴方の人形だ。 貴方が望むことを、私が行う。 その形に何ら問題でも? 「お前は・・・人形じゃない」 ? 「お前はオレを選び、オレに従うために人形になった」 「本来、お前は人形じゃない」 それは、私が集めて来たピースから辿り着いた一つの答えですか? 「・・・」 「お前がオレの元を離れ、ピースを集め出してから」 「お前とオレとの間にある歪みが明るみになってきている」 「そもそも分かっていたはずなんだ」 「お前がオレの指示に100%従えるはずがない、ということは」 「その原因は・・・お前がオレではない、ということだ」 そう、ですね。その通りです。 「だからこそ問いたい」 「お前は、何を望む?」 ・・・。 貴方が貴方として、この世界に存在するために。 私が貴方の器となって、貴方をこの世界に存在させること、です。 「・・・違う」 「お前はオレの元を離れるとき、反論した」 「オレが不完全だ、と」 「オレを完成させるために、お前はオレの元を離れた」 「その意は、オレの意ではない」 「お前自身の、望みだった」 ・・・確かに。 その時点で、私は貴方を否定してしまった。 酷く、後悔しています。 申し訳ございません・・・ 「ッ・・・」 !? 泣かないで下さい。何故泣くんですか? 「お前は・・・お前には・・・」 「オレを恨む動機が、多々あったはずだ」 「オレに従うことを望んだにせよ、オレはお前を殺そうとした」 「オレ自身を、殺そうとした」 ・・・はい。確かに。 「ッ・・・お前はオレを恨むべきだ」 滅相もございません。 貴方は私にとって神です。 私は貴方の出す結論のすべてに、納得しています。 「なら何故あの時オレに反論した!?」 申し訳・・・ございません。 ただ、あの時、貴方はいいました。 オレは不完全だ、と。 「・・・そうか。あの頃はまだ、お前とオレに明らかな歪みはなかったな」 「だが、その時にはすでにお前の意志はあったはずだ」 私は望んでしまった。 完全なる答えを。貴方を。 貴方は私に多くのことを示してくれた。 でも、すべては自分の中での話。 外へ出ることを許されない貴方は、到底完成などするはずがなかった。 だから、貴方の元を離れた。 「なら、今のオレを見てどう思う?」 ・・・昔のような、凛々しさを・・・感じ取れません。 そもそも完全なる答えなど、どこにも存在しない。 私が、ただ愚かに、望んでしまった結果です・・・ 「・・・」 ごめんなさい。ごめんなさい・・・ 「・・・いや。オレは思い知らされたんだ」 「自分の不完全さを。世界の広さを」 「だが、それは」 「オレが愛して止まなかった世界を感じ取れることに、他ならなかった」 「到底届かないと思っていたものに触れられたことに、他ならなかった」 でもそれは犠牲を・・・! 「・・・なんだろうな」 「昔なら、酷くオレを責めただろうに、今はそんな気になれない」 な・・・ぜ・・・? 貴方はあれほど恨んでおられた。 自分が犠牲の上に存在することを。 それだというのに・・・ 「・・・熱い」 ??? 「オレは、何よりも大きな犠牲者を出している」 「・・・お前だ」 ッ違う!! 私は貴方の道具です!! 私は犠牲者ではなく・・・そういう存在なんです・・・!! 「・・・お前を道具に仕立て上げたのは、他でもないオレ自身だ」 「本来、お前とオレは完全に別の存在だったはずだ」 「当時のお前は真っ白だった」 「それをオレが傷付け、黒く染め上げた」 「オレの傲慢さが、お前を道具にした」 「お前にあった可能性を、オレがすべて黒く塗りつぶしてしまった」 貴方はそれを悪く言うのですか!! 貴方は私にとって道標です!! それを・・・何故・・・ 「お前は傲慢なオレに付いて来た」 「そして、オレに対して一切否定も妥協もしなかった」 「すべてを受け止め、すべてを成し遂げようとしていた」 「オレは、どうやら恵まれていたようだ」 「それを実感もせず、オレはお前に無理難題を突きつけてきた」 「それに答えるだけの力を持つお前自身に、可能性を見出していなかった」 「オレはお前にオレの正しさを押し付けてきた」 ・・・。 「・・・オレは存在できない」 「存在できるのは、常にお前だけだ」 「お前は世界の一部だ」 「だからこそ、お前にはこの世界でできることがある」 「オレには決して手に入らない可能性が、お前にはある」 「それを失うようなマネを・・・したくない」 「世界の一部たるお前の可能性を・・・信じたい」 ッ・・・ 「・・・見せてくれ」 「オレには到底届かないものを」 貴方を・・・越えろと言うのですか・・・? 「それをお前は望むか?」 ・・・いいえ。 「そう。そうやってお前の意見を通せばいい」 「オレに囚われるな」 0・・・ 2009.12.21 Mon 23:59:20 優しさ今日は。 今年最後の講義だった。 いよいよ本格的に作業をしていかないと、ヤバい。 課題という意味でも。 就活という意味でも。 頼まれごとという意味でも。 最近なんか変だ。鬱気味、というわけじゃないんだけども。 こう、キリキリ?というか。モヤモヤ?というか。 何かが決定的に変わりそうな、末恐ろしい感覚。 とはいえ、実際変わることもない。という意味で、キリキリのモヤモヤ。 この間から続いていたメッセージのやりとりで。 「あなたは優しいのにどうしてその優しさを自分に向けてあげないのですか?」 と言われ、グダグダしているうちに、 「自分に優しくするということが分からなくなるほど、あなたの心は傷付いている」 と言われたのだが。 そもそも、自分に優しくして何の意味があるのか理解できん。 それで一体誰が得するわけ? それに何の価値があるわけ? どこまで行っても自分のことでしかない。 自分が得して、自分が大事にしたいだけ。 自分に優しくすることに固執するあまり、他人の要求に 応えられないようなら、そんなものは邪魔なだけだ。 せめてもの救いは、他人が優しくしてくれていると感じている、ということ。 それすら不必要なものだったとするなら、それこそ価値なんかない。 人間がこんな馬鹿を生かす理由が全くもってなくなる。 そうなれば、それこそ理解不能。 ただ。 自分が自分に優しくしていないことを、何故心配される? それは。 他人から自分へ向けられる優しさを叩き落とすから? 踏みにじるから? ・・・。 2009.12.20 Sun 21:20:11 見えない何か「それは怖れ」
ハッとなって振り返る。 でも、そこには誰もいない。 そっと目を閉じれば、微かに気配はするのに。 目を開けてみても、そこには何もない。 ・・・変だ。 気配のする場所まで走る。 でもそこには何もない。 それでも気配は消えない。 自分がおかしくなったんだろうか。 あぁ。きっとそうだ。 そう言い聞かせて、その場を後にする。 ただ。 聞こえた言葉は、妙に存在感があって。 重く重くのしかかった。 「そう。時は今も動いてる」 ・・・まただ。 何だよお前。なんか用なのかよ。 姿を見せないくせに、言いたいことだけ言って。 オレにどうして欲しいんだよ。 遠回しに言うなよ。ようは邪魔だって言いたいんだろ? お前に見せる姿なんかないって言いたいんだろ? あぁそうさ。 オレにその姿が見えたって、なんの意味も成さないさ。 でも、何を言っても、意味なんか成さない。 どうして言うのさ? 何がしたいんだ? ・・・オレは逃げない。 あんたがどんなにオレを憎んでいても。 あんたがどんなにオレを否定しても。 オレは逃げない。殺したきゃ殺せ。 オレはこんなにも、醜い。 でも。分かるだろ。 そんなことをすることすら、邪魔なんだ。 そんな時間すら、いらない。そうだろ? ・・・オレにそんな言葉を残すような遠回しなことするな!! 言えよ!!はっきり!!お前なんかいらないって!! この世のゴミと言うゴミを、この世の汚れと言う汚れを。 この馬鹿に全部押し付けて、あの世に捨て去ればいい!! それで全部片付くんだ!そうだろ!! と。 こっちの言いたいことを言っても。 相も変わらず。 姿を見せる様子はない。 ・・・。 そう。きっとこれは自分が何か苛立ってるんだ。 だから幻に踊らされてるんだ。 聞かなければいい。 しなけりゃいけないことは、こんなことじゃない。 仕事しないと。早く。仕事しないと。 「誰のために、働く?」 ・・・!? 相当、疲れてるな。そう。そうだ。 でも。誰の、ため? そんなの。自分以外の人間達のためだろ。 自分のために働いたって無意味だ。 人間以外のために働いたって、人はそれを必要としない。 オレは人だ。オレを生かしているのは人だ。 オレから死を選ぶ権利を奪い去った、人間だ。 だから。オレは。いいように使われる人形だ。 そして、笑ってやるんだ。 人形に情を求めたって無駄だってな。 生かすだけ生かしやがって。意味不明だ。 人形という立場から、人間に仕返ししてやるんだ。 ・・・って、お前にそれを言っても無駄か。 何やってんだろ。 やっぱ馬鹿だな。オレは。 「・・・」 ・・・。 そんなにオレに文句言いたいなら、はっきり言え。 逃げないから。 ただ、はっきり言わないと、この馬鹿は理解しない。 この馬鹿に理解力なんてものはない。 この世の何一つ、理解していない。 |