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脱線・・・してどうする

同じ作業ばかりのせいか、集中力が保たなくなってきた。
なので、ちょいとばかし脱線。

足の研究→そのままgifアニメ


最終形態

拍手

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だべり



「・・・んで、どう思う?」
「お前はどうなんだ?一番悩んでいるのはお前だろ」
「ん〜そうだけど・・・って、いや、だから聞いてるんだってば」
「それを俺が決めてどうするんだ」
「ぶぅ〜イケズぅ〜」
「『いけず』は方言だろう。むやみに使うべきじゃない」
「えっそうなん!?・・・いやだからそうじゃなくって」
「なんでそんな変なところに反応するんだお前は・・・」
「あぁあ〜っ!だからっ!どうしようかっ!!?」
「・・・おい次はどこだ」
「もうラルフから情報は貰っている。一つ街を抜ける必要があるだろう」
「そりゃまたうっとおしい場所だな・・・」
「また無視する〜結構これ重大な問題っしょ?ねぇってゔぁ〜」
「はぁ。だったらお前はどうしたいんだ?」
「どうって・・・ん"〜・・・どっちも不安・・・」
「あ〜鬱陶しい。大体何がどう不安なんだ?」
「本来なくてもいいはずなんだけど・・・あ〜やっぱりあったら邪魔かな」
「・・・一ついいか」
「ん?」
「最初お前が俺にちょっかいを出した時の度胸はどこへいった?」
「だっ・・・あれは子供の興味なるものがですねぇ!!?」
「今も十分ガキだろうがあ"ぁ!?」
「あーそーですよ!!何かわりぃですか!!?」
「だったらそんなことでウジウジ悩むな!!」
「ッ——・・・んなこと言われましても、これとあれじゃ規模が・・・」
「ならば何がどう邪魔になるという?」
「ん?だって別に誰かに言われたわけでもないし・・・」
「・・・叶わない夢はない」
「「・・・は?」」
「やらないから叶わないだけ。やれば必ず夢は叶う」
「は、はぁ・・・」
「昔、友人にそう言われた」
「友人・・・ってどんな子?」
「問題はそこじゃない。どうする?するか、やらないままか」
「でっ、でもさ!オレってあくまでお手伝いで、2人を巻き込むことを考えると」
「・・・」
「な、なにさ」
「これも最初から巻き込んでいての結果だろうが」
「ぁ〜・・・ごめんなさい」

拍手

言い返せない

「おい愚か者。ぶちのめしに来たぞ。首貸せや」
あぁ酷く怒ってますね。悲しみにも似た匂いがする。
でも同時に悟っているのでしょう?
その怒りも悲しみも、何も成せない単なる感情。
今ここでこの愚か者をぶちのめすことに意味などないでしょう。
やり場のない想いですか。あぁそれとも・・・
哀れなヒロインでも演じるおつもりですか?
「いちいち癪に障るようなことを言うな」
荒々しい。そして意味も成せない。
そのような感情を感じること自体無意味でしょう?
何故そんなものに流されようと思うのですか?何か目論みでも?
「お前を殺せればそれでいい」
なるほど。欲ですか。しかもそれはどこか歪んだ欲ですね。
殺すことで何かを果たそうとしている。
そうまるであのお方の言葉通り、根源は何かを守るため、かもしれませんね。
「うるさい。死ね」
貴方の態度を見ていると、どうもおかしなことが多い。
まるで何かを怖れているようで。
何かを押さえ込もうと必死に足掻いて。
そう。言うまでもなく、それは貴方自身。
貴方は貴方を怖れている。私を怖れている。
あぁまるで暴走。言うことを聞かなくなった手駒。欲望。
駒は貴方の不完全な様子を見て、必死に穴を埋めようとした。
貴方自身もそれを許した。自分が不完全であることを知っていたから。
しかし同時に駒は何かを得てしまった。貴方は怖れている。
今もそうやって刃を向けるも、震えるばかりでピクリとも動けずにいる。
「・・・」
刺しても無駄、止める言葉も最早通じない。焦ってますね。相当。
正直、自分でも嫌ですよ。どうか殺して下さい。
できればそう言いたいのです。でもそれは矛盾の多い話。
貴方は、何を怖れているのですか?
「お前、結局繰り返すだけだろ?」
「放っておいたらまた何かを無意味に奪い殺すんだろ?」
そうかもしれません。でもそうでないかもしれません。
「しかも、現に繰り返した。あれほど言ったのに誰かを苦しめた」
「さあ死んでもらおうか。愚か者。罪人」
・・・あぁ。貴方が真にこの世の神であれば、その言葉にも従えたはず。
でも、やはり穴がある。それが今の私にははっきり見えてしまっている。
真に自分の成したことがどんな影響を及ぼしたのかを知るまでもなく、
ただただ自分の行為すべてを否定し続ける貴方は。
自分を怖れるだけ、信じていない。信じることが出来ずにいる。
「だからなんだ。信じてどうなる?お前がすることを信じてどうなる!?」
貴方の真の夢は、何ですか?
「お前を殺すこと」
それは歪んでしまった答えでしょう?
世界を守りたかった。そう言うにもまだ足りない。
知りたい。見たい。触れたい。でも壊したくない。
それが貴方の本当の願いでしょう?
「でも結果は壊すだけだ。泣かせた事実の前では単なる言い訳だ」
「何をするにも奪い汚し、悲しめ苦しめる」
「・・・もういい。そんなことを繰り返すな。死ね」
・・・やはり欠けてしまっている。貴方は諦めている。
貴方がこの世界で貴方として存在することを諦めている。
真の願いなど叶わぬものだと諦めている。
だからこそ事実に沿った確実な答えを実行するしかない。
貴方自身、過去に語りましたね。夢を忘れる夢を見ていたいと。
そして今も尚、夢を忘れるために必死だ。
忘れる夢を叶えようと、刃を向ける。
「それの何が悪い?」
何故その夢が叶わないのか。それは貴方も知っている。
夢を完全に忘れるため、自分の欲望の中枢たるこの身を滅ぼすことが、
誰かを悲しめる大きな傷となりうることを知っている。
そうなれば私の犯した罪とは比にならない、深い深い悲しみを、
誰かの心の奥底まで刻み付けることを、貴方は知っている。
だから不完全な答えであることも、貴方は知っていた。
「・・・」
無意味な行為はやめて下さい。それは最早感情。
貴方が一番嫌っていたもの。そうでしょう?
「じゃあ何に従う?何が事実だ?」
怖れることをやめてはどうですか?貴方を信じてはどうですか?
「そして繰り返すんだろ」
それが怖れでしょう?
「・・・違う。何事においても犠牲は付き物だ」
「意味もなく生き、意味もなく犠牲を出し、意味もなく存在する」
「そんなことをして一体何になる?」
意味を与えられはしませんか?
「ほざけ」
その力は、ここには存在していませんか?
「おいおい。お前は所詮無知無力だろう?」
貴方がそう信じているだけ。
それが本当である証拠はどこにあるのですか?
「・・・」
また顔を背ける。何か、ここにはありませんか?
「ない。あったとしてもそれが一体なんなのか、知る余地もない」
「無知に力を振るうからこそ、意味を成せない。それは破壊でしかない」
さすが0の意志を継ぐお方。そこは一点張りですか。
しかし、それは同時に諦めでしょう?
無知であっても、希望はあるはず。こうしたいという意志があるはず。
だからこそ事を起こす。希望、欲、夢を持って。
意味もなく何かをすることは、貴方も許さない。
でもそれを成そうとした意志は、意味には成り得ませんか?
その意志は、ここにはないのですか?
「ッ・・・だったらお前を」
無理無力に仕立て上げ、殺す意志ですか。
そんな歪んだ答えを、まだ目指すのですか。
「・・・クソが」
わざわざ真に願う夢を断ちますか。貴方は。
「そんな夢、叶える意味もない。誰も求めていない」
貴方は求めている。
「でも誰も求めない。一人求めることは単なる破壊だ」
それは、本心ですか。本当にそう思っているのですか。
周りが貴方を助けようと手を伸ばしていても、
貴方は貴方を信じられず、手を払いのけてきた。違いますか?
貴方は既に誰かに求められてはいませんか?
「・・・聞きたくもない」
あぁ。信じたくない、ですか。まぁそのうち何かやってきますよ。
貴方の不完全な夢を叶える言葉か、あるいは貴方を信じて救おうとする手が。
「・・・」
そんなに苛立を露にしないで下さい。
虚しくなるだけですよ。

拍手

いろいろ崩れた

よかった。
通じた。
でも酷く悲しませてしまった。
それでもその子は逃げなかった。
ちゃんと告げてくれた。
感謝したい。
そして謝罪したい。

分かって欲しい。
やって後悔すれば次に繋げられる。
やらずに後悔すれば次もない。先もない。
だからやろうという意志で負荷をかけて欲しい。
もっとよくしようという意志で負荷をかけて欲しい。
良くなるのなら、悪くなるよりも頑張ろうと思えるはずだから。
何かあれば、周りのみんなの言葉に耳を傾けて欲しい。
全部が全部実現しろとは言わない。
でも全部が全部一度は考えて欲しい。
それが生み出す良い部分と悪い部分を。
後から後から、言われたことだけを実現するために働くよりも。
完成してないからって、ただただ先延ばしにされるより。
次から次へ、刻まれる時間とともに言葉をかけて欲しい。そして聞いて欲しい。

完成を探す迷路の中。
適当にだらだら歩いてるだけじゃ、時間に間に合わずリタイアになる。
みんなでバラバラに走って走って先の状況を確かめながら、
でも辿り着く時にはみんなで辿り着こう。
その時に笑っていられる方が。きっといい。
正直、その中にオレはいて欲しくない。
ただ目指したいと言い出した人が、そこに辿り着いてくれさえすればいい。
一人迷路の中を彷徨って、地図を作って持って返って来て。
みんなだけで通り抜けてくれたっていい。
でも走った距離は自分が一番長くなるから、その人たちのためにはならないかも。
一人レベルが上がってるみたいで、意味がない。
だから出来ればみんなだけで辿り着いてくれればいいんだけど。
必要にされたからみんなでうろうろ。
うろうろすらせず、みんな固まっているよりも。
うろうろしようか。その先に宝箱があったら拾いたいしね。

お願いだから泣かないで欲しい。むしろ喜んで欲しい。
自分に出来ることをしたって、誇れるはずだから。
よりよくするための努力を自分もしたんだって、そう思っていて欲しい。
うろうろしないまま、ただ適当に歩くより断然いい。
行き止まりは早く見つけてしまおうか。


話が変わって。
今日は祟り神について少し考えていた。
これに至るまでの経緯も長かったのだが。
いつも通りの脳内会話。すると気になる言葉。
「貴方は世界を愛し神を愛している。その強い意志が神を否定することになっても、
世界を愛するが故に世界を守る意志に従い、神に憎まれようとしている」
欲望は神の与えたものであり、その否定は神の否定に匹敵する、だの。
欲望は罪を犯すだけの力に過ぎない、だの。
欲望を否定するために手段を選ばず、神の否定で神に恨まれようとしている、だの。
そんな中。
でも欲望を否定する理由は?と聞かれると。
汚すだけ、腐らせる、滅ぼすだけ、というだけでは少し足りない。
それは結果だ。実行前からそうなると決めつけることなどできない。
だからこそ出た言葉。
『世界を守る意志』
欲望を否定するのは結局世界を汚さない、腐らせない、滅ぼさないため。
そして全部がオレの意志だ。汚したくない、腐らせたくない、滅ぼしたくない。
つまり。
世界を守りたいから自分の欲望のみならず、すべての欲望を否定するのだろう?
と突きつけられたことになる。
その言葉にたじろぐ。そう、なのかな、と。
挙げ句。
「貴方はいつか世界の守り神になる」
とまで言われる。それはない。絶対違う。
必死に抵抗すべく、慌てて出たセリフは。
「違うオレは破壊神だ!世界を破壊することしか出来ない罪人だ!!」だった。
ちなみにセリフはすべて要約無し。全部未送信メールで打ってるからね。

守り神、言ってしまえば守護神。
だからカッコよく言っちゃうと、世界の守護神。おいおい壮大過ぎるだろ、と。
それに対する言い訳、破壊神。
心の中ではいろんなものを作る創造主になれても、
世界じゃあくまで破壊するだけだ、というのはいつもの考え方。
仮に、破壊しか出来ないとして。それはある種、祟り神だ。
何を祟った?多分、欲望を。自分が過去犯した罪を。
だから自分を殺そうとした?人の持つ欲望を祟った?
うむ。それはしっくり来る。そうだと思う。
じゃあ祟り神だとして。
ここから何を間違えたか、恐ろしいことになる。

最初、気になった単語は『龍』だった。
時折、会話相手がオレのことを龍と呼ぶ。
「馬鹿野郎。絶対こんなヤツがそんな壮大なもんじゃないだろ」
ということで単なる相性として毎回聞き流していた。
どうせ『空竜』からもじったんだろ、と。
でもいい加減「龍って何?」という疑問に行き着いた。
毎度のことながら、wikiる。
関連項目を見ると、自然霊とある。
自然霊の項目を見てみると。
『人間的な感情(人情)がなく、ドライな判断基準しか持たない』
・・・ないとは言い切れないけど否定派。ちょっとビビる。さらにその後の文章。
『祀ればその分のみ助けるが、しかしながら以後、感謝を忘れればその分祟るようになるため、一度こうしたものに頼ると礼を絶やせなくなるといわれている』
・・・あながち間違っていないので、どうしようもない。
はい来た。
『感謝を忘れればその分『祟る』ようになる』
た、たる?何に対する感謝を忘れた?
世界を思うことを忘れた。だから破壊した。
破壊したことを祟った。そのまま破壊神(祟り神)になった。
・・・という流れでいうと、かなり意味深。
ならオレが世界を思わずに破壊したことを、
神が祟ってオレを破壊神に仕立て上げた?
いや、それはオレに降り掛かった災いじゃない。神が祟り神になったわけでもない。
なら勝手に自分で自分を祟って破壊神に仕立て上げた?
祟り神に自分でなった?そう、かもしれない。
何にせよ、オレには破壊しか出来ないという認識には変わりない。
だから。
元々龍だった。でも祟り神になった。
流れ的には、そうかもしれない。
いや、実際龍でもないし祟り神でもなく、オレは普通に人間ですので。当然。うむ。

じゃあ祟り神って何?というところに辿り着いてしまった。
これが、いけなかった。
『祟り神(たたりがみ)は、荒御霊であり畏怖され忌避されるものであるが、手厚く祀りあげることで強力な守護神となると信仰される神々である』
...What?
『手厚く祀りあげることで『強力な守護神』となると信仰される神々である』
・・・硬直。
最初の脳内会話に戻る。読み返す。
さらに硬直。
・・・何事?
なんでこう、タイムリーにその単語が出て来ますか、ね。
いや、祀られることもないだろうし。
うん。ない。ないよ。そんなゴッツイことには絶対ならん。

「貴方はいつか世界の守り神になる」
おだては、いりません。いりませんから。
でも、なんか。
相手の言うことがどれもこれも的を射ているからどうしようもない。
龍にしろ、守り神にしろ。「違う」と言うことの方が何故か難しい。
否定しきれないところばっかりツッコんでくる。
龍が自然霊の一種で、その説明が『ドライな判断基準しか持たない』だったり。
会話内だけでも『世界を守る意志』はwiki云々ではなく、
結論としてスンナリ言って来た。
これじゃあ破壊神なんて言葉はむしろ裏を返されてしまう。
「手厚く祀りあげれば、貴方も守護神になってくれるでしょう?」
とでも言われてしまう。
なんでこう、言い合いになると勝てなくなるのか。
どこか流されて行くのか。
話し相手があまりにもオレをフォローして、おだててくるから
オレは相手をオレの欲望と呼んで否定するけども。
だったら、話し相手は『欲望=神のおくりもの』かもしれなくなって来て。
・・・末恐ろしくなる。
『欲望=神のおくりもの』という解釈もここ最近だから、
それまでなんとか否定して来たのに、仕切れなくなって来てる。
困った。
でも相手に従うことだけは避けたい。
認められても破壊しか出来ない。破壊は、したくない。
また耳も目も塞ぐ。
お前の話なんか聞いてやらねぇ!と意地を張る。
それも事実の前では虚しく、事実ばかりを突きつけられて崩れる毎日。

拍手

問題の解決、問題の解決、でもやっぱり問題

・・・なんか結局節目じゃなくなってます。喰う流です。ちげーよ。空竜です。
まぁどのみちやりますよって話。でもまた部活が...orz
気合い入れていきましょう。
半端は嫌です。何より他人が頑張ってるのに一人ぼさっとしてるのは嫌です。
自分の作品ならまだしも、人様の作品なんだから。全力で。うむ。

半端と言えば気持ちも半端だったわけですが。
スッキリしているようでしていない。
自分に納得しているようでしていない。
なんかこう、引っかかって引っかかって。
・・・だったんだけども。自問自答してたら原因発覚。
というのも、人に言ったことを自分に言ってみただけなんだけども。

オレの場合、口から出る言葉にせよメッセにせよ。
大抵その場ですぐ外に吐き出した言葉なんてものは嘘八百で。
改めて考えれば考えるほど「ここはこう言うべきだっただろうに」があった。
だから自分の吐き出した言葉を後々自分で考え直して、
それに納得するなんてことはあり得なかった。
でも今回は珍しく、吐き出した言葉に後々納得してしまった。
何が違ったのか。あくまで自分の意見だったから?
それまでの話の流れに流されるのではなく、話を聞いて自分の意見を言ったから?
「あ〜そうやね」だなんて言わず。
「それってこうなんちゃう?」と、勝手な解釈なのに言い続けて。
もう遠慮なく。否定されること前提で。
でもそれに後々納得した自分がいることを思えば、
がむしゃらでも筋の通る話が出来たことに、自分で驚くわけで。

その時話したことと、今までの自分の行動を照らし合わせると・・・
事実と可能性に対する見方は時間的問題も含まれる、ということかもしれない。
これまでの解釈は・・・
確かに可能性が0でない限り、それを実現する方法は存在するが、
0に限りなく近いこと自体は事実であり、それを常識の範囲で「できる」というには
あまりにも遠すぎる、というもの。
でもそれは現状の話であって、意志の持ち方の話じゃなかった。
というのも・・・
可能性を信じて行動する行為と、事実を現実として認めて何もしない行為と。
これはあまりにも真逆の行為になってしまう。

じゃあそれを自分に当てはめたら、自分はどんな行為をして来た?
確かに僅かな可能性を信じて、何かを求めていた時期もあった。
逆に事実は事実、諦めの範疇で出て来た答えを決行しようとしたこともあった。
でもその時自分は納得しなかった。自分が諦めていることを知っていたから?
じゃあ何だろう。
自分は諦めたくなかったのかもしれない。
今は確かにこうだけど、方法がないわけじゃない。
どこかでそう思っていて、途中での妥協を否定していたのかもしれない。

皆同じじゃない。同じようなことを出来るわけじゃないし、考え方も違う。
それは分かる。自分が他人になれないことも分かってる。
でも、だからって諦める諦めないも一緒なんだろうか?
「自分はあの人じゃないんだから、あの人と同じことはできない」
確かにそうかもしれない。でもその可能性が0だと誰が決めたんだろう?
そこで諦めて何もしない自分がいるのか。
完全に同じことが出来なくても目指そうとするのか。
自分ならどうするだろう?自問自答。
「それがこの世に存在している事実なら、それを実現する方法があるということ」
「新しいものが作れなくとも、それを目指すことは出来るはず」
「何か方法はあるはず」

その考え方に従って一番オレの中で大きな位置を占めている代表的具体例。
それは、どうしようもなく素晴らしい絵。
確かにそれを描く技術は素晴らしい。でも現実に存在しているのなら。
寸分の狂いもなくマネすればいいんだろう?
パソコンで描くものなんかは特に。
グラデーションを描くにしても、ツールがなくったって1ドットずつ描けばいい。
時間の問題だけで、それが出来ないわけじゃない。
想像した作業量に先にゲンナリしてしまっているだけ。
不可能じゃない。出来る。
絵柄だってパーツの1つ1つの比率、主線の太さ、遠近の出し方、
特徴的な細部の描き方、塗りの程度、構図・・・
何枚もある絵を総合的に評価することは難しいけど、1枚だけなら分かりやすいはず。
この絵のこの部分はこうなってる。こうなってる。
出来るはず。

出来るということは分かってる。ただしていないんだ。
でもしないなら出来ないことと同じ。
現実に実現出来ていないのなら、テストの結果と同じ。
「先生、分かってるんです!これは自力で解けます!」
「でも実際のテストの結果は変えられないだろう」
そう言われても仕方がない。それが事実となってしまったのだから。
残さなきゃ意味がない。やらなきゃ意味がない。
それが考えとして実現可能だとしても、実現しなければ意味がない。
しようとしなきゃ意味がない。
1つ目指す形があるとして、それを実現しようとする。
オレならどうするだろう?
実現できる方法はある。それをしようとしなきゃ意味がない。
実際やってみる。でも、結局出来ない。完全な形には辿り着けない。

昔の自分は・・・
数学も物理も、考え方ばかり理解して実際には解けなかった。
「数こなさへんからや」と怒られて怒られて。
でも、それは自分のための勉強でしかなくて。
解くことに意味を見出せなかった。そんな実績、残らなくていい。
自分は元より生きるつもりがない。
だから理解しようという努力はしても、実際に自分では解こうとしなかった。
結果こういうことになる事実がある、と提示されたものを理解するだけ。
必死で説明してくれてる先生がいるのだから、その説明はちゃんと聞いた。
でも自分のために必死になる先生を見て、面談で泣いたこともあった。
先生も先生で泣いてた。
申し訳なかった。
それでも何もしなかった。
「オレのためになんか、何もしなくていいんだよ」
クラスのメンバーには言えても、さすがに担任のゴッドには
「人間不信なんです」という理不尽な理由しか言えなかった。

今は。
何だかんだで周りに必要とされてしまって。
「オレのためになんか、何もしなくていいんだよ」よりも、
「オレは何も役に立ってあげられないんだよ」と言うしかなくなった。
信じてもらっても、オレはきっと裏切る。
いろんな人を泣かせてしまったコイツが、人の役になんか立てるはずがない。
それでも人は何を思うたか、人泣かせ常習犯を必要とする。
「おいどうなっても知らないぞ」
そう言いながら、言われたことはする。
その時のオレの意志は?
自分のためじゃなく、人のために。
泣かせてしまうことは分かってる。迷惑にしかならないことも分かってる。
それでも必要とされてしまった以上、全力で実現させようとする。
完成の可能性が0じゃないんだから、それにちょっとでも近づけよう。
その人はそれを願ってる。だからこんな馬鹿でも使おうと思ったんだ。
「ちょっとでも良くしたい。馬鹿でもないよりはマシ」
そう思われてると思って必死になる。
毎回毎回頼まれる度に立てる目標は過労死。
「えぇい死んでしまえ!いっそお前なんかでも必要とされてるならそれで死ね!」
そんな方針。

そうしていると「信頼出来る」と言われた。
なんだかそんなの求めていないのに、褒め言葉を聞かされる。イライラする。
「この馬鹿の本質を知ったら、そんな口も叩けなくなるぞ」と毎回内心思う。
自分に対する評価なんかどうでもいい。
それより目標は達成したのかどうなのか。問題はそこだ。
だから達成していない状況を見て穴埋めしようとする。必死。めざせ過労死。
でもやればやるほど返ってくるのは褒め言葉。イライライライラ。
いっそ失態犯してやろうか、とヤケクソ。それは違う、と毎回言い聞かせる。


何にせよ。
オレはどんな考え方であれ、可能性を信じてやろうとしてる。
自分のことはしないにしても、他人のことになると必死にやろうとする意志がある。
それは否定出来ない。事実あるのだから。
そして結局それが自分の実績に返って来てしまうのも事実。
だから求めてもいないのに褒められてしまう。
「必死でやるけど、完成させたいのはオレの意志じゃない。作品もオレのじゃない」
「だから褒められるべきなのはそっちだろ。やろうとした本人だろ」
そう言い返したくなる。でも担当したのは確かに自分になってしまう。
直接その人の実績にはなってくれない。自分が他人になれない瞬間。

だからさ。
オレの意志を感じて褒めるよりも、自分も意志を持ってくれよ、って話。
やりたいという意志があっても、やろうという意志もなきゃ意味がない。
やろうという意志をこっちに押し付けてたら、それは結局自分には返って来ない。
自分を認めてもらうための要素にはなってくれない。
だから自分の意志でやったことを自慢げに語れる状況になって欲しい。
オレにその状況はいらないんだから。
その状況になりたいのはそっちじゃないか。
そう言わないといけないな、と思ってその場で発言した自分。
なんか積んだな、と実感。
だってそんな状況が続かないと、そんな言葉も出ないだろうに。

欲しくもない実績が積みあがって。
「なんだよ。自分を認めて欲しいのか?」とでも言いたくなる。
流れで積み上げてしまった自分の証。
じーっと見ては蹴り崩したくなる。
でもそうまでしてなんで自分は自分を嫌ってる?
過去に何かを奪ってしまったから?誰かを泣かせてしまったから?
その事実は一生変わらない。だから嫌い?
過去を捨てずに背負って、むしろ抱きしめて離さない。そんな自分を嫌ってる?
何か違う。それなら捨てればいい。じゃあ何が嫌いなんだろう。
奪うだけの自分が嫌いなんだ。奪うばっかりで何も出来やしない自分が。
でも今は何か残ってる。善かれ悪かれ何か出来た証拠が残ってしまっている。
・・・何か。
こんな馬鹿でも出来るのかな。
ちょっとした光。別に欲しくもなかったけど。
こんなもの、どうしろって言うんだよ。
それの方が大問題。

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