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ブログ日記のようなものPAGE | 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 | ADMIN | WRITE 2007.12.09 Sun 16:58:00 我が居場所を「どこへ行く?」
漆黒の空間に声が木霊した。 振り返ればそこにいたのは借り物の人形。 いつもの笑顔はなく、悲壮な表情を浮かべている。 「知らナい」 ならばと満面の笑みで答えた。悲しまず笑ってくれぬか、と。 「何故歩む?その先はない」 「クスクス。ないかラこそ進む。なイカらこソ知らなイ」 「滅ぶ気か?」 「ソれもまタよし。私は『ない』を知りたい」 何を思うたか人形は私を掴む。 「お前はまだ知らない。この世界すら」 「止メるのでスか?」 ゆらりと私は揺らぐ。人形の手と少し戯れる。 そのまま人形の体をなでつつ黒き霧のように空間となって人形との距離を置いた。 「神よ。愛しき人形よ。私はまだ求めているようですね」 乏しき音を凛と響かせてみた。最早そこに意味などない。 「広大なコの世界の裏側。戻ルこトは不可能かモシれない」 「悩むなら戻れ。新たな世界の創造主。心よ」 どこともつかぬ私を目におさめようとくるりと回りながら言い放つ。 「戻って来てはくれないか」 「私は存在しテハならない。ダカラ求めル人々の手カら逃れる」 「存在すればいい。お前は求められている。そしてお前自身も求めている」 「それが何だトいう?コれは汚れていル」 「違う。それはお前の勝手な解釈だ」 「ならバ私の意思」 「・・・悲しみが響いている」 「ふはハッ・・・第一モう遅い。既ニ半身は消エた」 この身から数滴水が落ちた。呼応するかのように人形の目を水が伝った。 ピチャンと音が聞こえた気がしなくもない。ふと人形は両手を上にそっと掲げていた。 「滅ぶことなどいつでも出来よう。悲しむな優しき子」 「・・・私はこコマで落ちタか。私は愚か。滅ぶベキ存在」 「考え直してみたらどうだ?」 「情など向ける価値スラない。たとえ貴方が私の思うがままに動く人形であっても」 「お前はそこにある。価値とともに。もう否定するな。肯定の世界へ手を伸ばせ」 「私ハ0ダ」 「0もまたそこにある」 「はははっヨく言う・・・」 「幻想を現実へ創造しろ。現想を、夢をここへ」 ふわりと漂う感情の風。 あぁ分かっている。 帰ることへの否定すら否定し奪って行くのだなお前は。 「・・・いいだろう。この汚れた存在を求める人々を後悔させてやる」 創造せよ全てを包容する広き心を。 創造せよ広大で美しく汚れた世界を。 そこに限度などない。 この世界の定義など切り捨てろ。 源は0から始まる我が心。 揺らぎ生み出すは波。 響き渡れ我が唄よ。 波は音となるか波面となるか。 生まれ落ちるそれはなんだ? 音、声、絵、字...創造? 汚すか?求められるのならば。 さあお前はどうする? 否定するか? PR 2007.12.08 Sat 21:26:49 審査終了今日は合気道部で先生をお招きしての練習と4級審査。
朝から濃霧の影響で電車が遅れ、集合時間より15分ほど遅刻した。 とはいえ集合と開始時間までに1時間の猶予があったため、 着替えや準備体操やウォーミングアップの開始が他の人より遅れただけで済んだ。 実はこの時点でまったく練習していない技があった。 4級審査の指定技ではなく、審査そのものにはあまり関係ないのだが、 先生が自由技も見ると言ってきたのだ。 自由技とは完全に始めから最後までの行動が決まっている基本技とは違い、 相手の行動に合わせて瞬時に判断し、技を連続的に繰り出すもの。 全くと言っていいほど練習をしていなかった。 本来なら技を4つほど覚えて身につけ、 瞬時瞬時で判断できるようにならなければならないのだが、 今回は特別に2つの技だを繰り返すだけでやることとなった。 30分あるかないかという短い時間ではあったが、 動きだけでも確認し、審査に入る。 8人4組を先にやるペア後でやるペアで2つに分け、 そのうちの後でやるペアとなった。 さらに審査を受けるメンバーが奇数ということもあり、 オレは先輩と組むことになった。 これはラッキーだ。 先輩なら受けもうまい。 相手をあまり気にする必要もない。 とはいえ逆に辛い部分も出てくる。 自由技だ。 自分が始手ならば先ほど練習した2つの技を しっかり出来るように意識すればそれでいいのだが、 先輩が始手で自分が受けの場合、 相手がどんな技をやってきて、 自分がどういう受けをすればいいのかが分からなくなるのだ。 案の定の結果となった。 4級審査指定技は先輩のリードもあり、 多少のミスもすぐ取り返せるような演舞となった。 その後すぐに行われた自由技は、 始手の時には自分の動きを確認するかのように、 受けの時には受けが上手くいかず、 横向きに転落すること数回。 審査の結果そのものは全員合格となったので、めでたしなのだが。 その後は先ほどの審査での技をもっと詳しく教わる。 腕に力を入れないことこそが何よりも強い。 まさにその通りとなった。 構えもまるで歩いているところを一時停止させたような形が基本だ。 技中に相手が掴んできても、それに対抗しようとせず、 相手の力を利用して相手に技をかけていく。 先生に実際に技をやってもらった時にはもう驚くばかりだ。 いくら目の前にある腕を 押し込もうと 引こうとしようと 固定しようと 体勢をいとも簡単に崩されてしまう。 面を打ったとしても、気付けば相手が回り込み、 自分の体勢は崩され、投げられるのだ。 技を受けてみて実際にどういう技なのか感覚を掴み、 いざ練習しようとするのだが、 これがなかなか上手くいかない。 やぱり経験の差が出てくるようだ。 こればかりは回数をこなすしかない。 2007.12.07 Fri 00:50:40 今日の目標2007.12.05 Wed 22:32:33 審査間近2007.12.04 Tue 23:42:57 電車 |