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Ｉｎ 風呂
オレはカランの前に座り鏡を見ながら頭を洗ってたわけで。

姐「シャワー出して〜」
オレ「うい」
じゃ〜〜・・・
オレ「あ。すげ。顎動かしたら耳たぶ揺れてる・・・おぉっ！すげっ！何か楽しっ！」
姐「一時停止」
オレ「・・・・・・・・・・・・」
姐「一時停止やってば」
オレ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え？」
姐「シャワー止めて」
オレ「あぁ、そっちか」
姐「お前が一時停止してどうする」
オレ「わざわざ変顔のまま息も止めてたのに・・・ちゃうんかい」
姐「心臓動いてるからアウト」
オレ「がーん。止めたろ（手で鼻と口を塞ぐ）」
姐「やめい。つか自分で意識して一時的に心臓止められたら凄いよな」
オレ「凄すぎやからそれ」

時計の奏でる曲に乗り
今日を踊り続けてる
実は踊らされてるんだ
貴方はそれに気付いている？

当たり前の毎日に
退屈しているだなんて
どうしてそんな言い訳するの？
退屈にしてるのは貴方でしょう

どうか貴方は貴方でいて
私のせいで汚されないで
その翼広げ飛んで行け
私は貴方を高く掲げる台でありたい


黒く染まる湖の底
伸ばせは傷つく私の腕
それでも掴んだ濁った答え
それは私の宝物

生きる理由を探せだなんて
難しいことを言ってしまった
だから探すなと言うのですか？
私に逃げろと言うのですか？

どうか貴方は貴方でいて
私のことは気にしなくていいから
その翼広げ飛んで行け
私は貴方が羽を休める台でありたい


幸せと感じたとき
それは本当に「幸せ」だった？
辛いと感じたとき
それは本当に「辛い」だった？
すべてを定義（はこ）に詰め込んで
どうして中身を疑わない？

どうか貴方は貴方でいて
私は「貴方」を聞いていたい
その翼広げ飛んで行け
私は貴方を全力で支える台でありたい


みんなのピースをくみあわせて
わたしはわたしのパズルをつくる
それがわたしのもくひょうだから
「あなただけ」のピースをもっていて

おぅいえぇ〜！
揺れたぜ〜！
おとんと２人でハイテンションになってベッドの上で魚のごとく跳ねてしまったぜ〜！（え）

まさか・・・まさか・・・こんなところで・・・
公式神の大量分身を見る羽目になるとは思いもしなかったぞ・・・
つか神の性格が想像を裏切らなかったのに感動。
ついでにサイバーの性格も想像を裏切らなかったのにも感動（笑）
やっぱり神は親切で真面目でナマクラでシビアでメチャクチャなのね・・・
やっぱりサイバーはバリバリ正義の見方で頼りないしモテないのね・・・（笑）
いやぁいいねぇ。

「お前、１学期で欠点付いてなかったらＡＯ受けて合格出来とったやろ」

何を今更。
もし、馬鹿なオレがＡＯでさっさと合格していたら、
どれだけみんなの努力を嘲たことになっただろうか。
最悪な成績を見てただ笑うオレにどれだけの人間が憎悪を抱いただろうか。
しかも欠点取らなかったら今のオレはいないだろうし。
・・・いやそれは言い訳ですね。すべてオレが悪い。
先生にも親にも心配させて迷惑かけてただの邪魔者ですね。
そもそも『もし』なんて話をしないで下さい。
オレは馬鹿なんだ。事実だろ。
期限を過ぎても後で見せればいいなんてただ甘え。オレは提出期限を守れない。
後で見せて許してもらうなんてオレが許せない。
内容もなく写しただけの宿題なんて出したくない。
しかもそれでもオレは動けない。
だから馬鹿なんだ。問題なのは理由じゃなくて結果だろ。馬鹿なんだ。
ねぇ先生そうでしょう？
・・・心配してわざわざ呼んで下さったことに感謝します。ありがとうございました。

こうやってまたオレは誰かの親切を食らっているのか。
最悪だな。
うん最低だね。

自分で判断して行動することすら許されているのか分からないから、
誰かに言われるか引っ張ってもらわないと動けない。酷いと動けない。
面倒なヤツだな。じゃあいっそ動くな。
ごもっとも。

それにしてもオレはなんでこうも人と目を合わせるのが苦手なんだろうか・・・
家の中でも帽子被って鍔で目線外してるし。
なんだろな。

また・・・無駄に泣きたくなる。
おい泣く時間があるなら行動しろ。
あぁその通り。
泣くなんてなんの意味も成さないだろ。
あぁその通り。
・・・無茶はしないでね。
貴方は何故甘やかすのですか。オレはギリギリまで行かせて頂きますよ。
貴方には大変迷惑をかけました。どうか心奥深くで休んでて下さい。