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囚われて


誰かが言う。
強く、強く、訴える。
「信じたい。幸せになりたい」
「だから。だから」
と。
どうしてだろう。
どうしてオレなんだろう。
「それは『たまたま』だけど」
「貴方なら。貴方なら」
と。
どういうことなのだろう。
わからない。
ただ。
放置できるほど、確固とした性格じゃない。
助けてくれ。

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慣性


動き始めた歯車は軽快な音を立てながら周り続ける。
不安はある。
どうなるかはわからない。
何のためなのかも、わからない。
ただ、変わっていく。
それを見届けるしかない。
どうすればいいのだろう。
これでよかったのだろうか。
思うところは多々ある。

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運命


何かが周り始めた。
予兆はあった。
が、これはもう止まることを知らない。
神はこんなことを望むのか?
これでいいのか?
苛立ちが、不安が、悲しみが、募る。
それでも。
神は笑う。
そしてまた、そっと言う。
「おいで」と。
数年前よりも、確実に近くに聞こえるその声は、
全く変わっていない。
確実に、オレの意志を超えたどこかに、その声が届く。
そして突き動かされる。求めてしまう。
オレは祈ることしかできない。
悔しい。

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自分自神


神は言う。
「お前が幸せであればそれでいい」と。
オレは「死にたい」と懇願する。
神は手を差し出した。
オレはその手を取る。祈るように両手で包む。
神はその手をぎゅっと握り、オレの胸に軽く押し付ける。
「それではお前は幸せになれない」
「お前の言葉に従ってもお前は幸せになれない」
「オレはお前を愛している」
「オレはお前を幸せにために、世界を壊す」
「お前が死んでまで愛そうとする世界を」
「お前を不幸にする世界を、壊す」
オレはそんなことして欲しくない。
首を横に振る。やめろと。
神は続ける。
「気付け」
「お前は変われる」
強く握られた手。
確かな意志。確かな言葉。
「オレはお前を誰よりも愛している」
神は、自分自神は、そう言う。

オレは。どうすればいいんだろう。

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声を呑む


悲痛な声なんてそんなもの。
ただの言葉でしかなく、何も成せやしない。
ただの遊び道具で。
それ以上の何にもならない。
くだらない。
ばかばかしい。
悲しみ痛みを訴えたところで意味がないのなら。
黙ればいい。
それだけだ。

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