忍者ブログ

カレンダー

08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

最新コメント

[07/13 ♀はっか]
[07/13 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[03/16 空竜]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
空竜
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析

忍者アナライズ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

その程度


世界には自分の知らないものなんかない。
最低限、自分から見た世界には。
あるのは気付きだけ。
自分の中で関係のなかったものが繋がっていくだけ。
世界には自分が全く知らないものなんかない。
最低限、自分から見た世界には。
自分の中で妄想できる程度の出来事でしかない。
それ以上のものは期待できない。
見えているつもりでも。目に映っているつもりでも。
頭に届く前に消えてしまう。
自分の思う世界にないものはない。
永遠に知ることなんかできない。
だからそれは『ない』んだ。

今誰が産まれただろう。
今誰が死んだだろう。
今誰が瞬きをしただろう。
今誰が涙を流しただろう。
今誰が喧嘩しただろう。
今誰がこけただろう。
今誰が褒められただろう。
今誰が絶望しただろう。
今誰が恋しただろう。
今誰が目を覚ましただろう。
今誰が助けを求めただろう。
所詮想像の中。
そういう人が今いると思えば、そこにいる。
自分の中でそう言う人が蠢く。
その程度の出来事。
本当のこと、なんかない。
自分が信じればすべて『ある』。

じゃあただのお遊びじゃないか。
何が『ある』の?何が『ない』の?
ままごとのように、砂をお椀に盛って「ご飯よ」と言うような。
「パパ、いってらっしゃい」なんて、日常を。
自分が想像してグルグル回してるだけ。
そんな疑問を持つと、お遊びをやめてしまう自分がいる。
そこがただの砂場になる。
何もなかったかのように。
静寂に包まれて。
自分から見た世界は。
終わりを告げる。

拍手

PR

Trackbacks

TRACKBACK URL :

Comments

Comment Form