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ブログ日記のようなものPAGE | 2871 2870 2869 2868 2867 2866 2865 2864 2863 2862 2861 | ADMIN | WRITE 2011.09.11 Sun 23:36:30 可能性という生と絶対という死人は何故生きるのか。 人は何を目指すのか。 楽しい。嬉しい。幸せだ。心から喜べる。 それは生きていることに価値を感じ、 生きていたいと願える理由になれるものかもしれない。 でも、評価はどうだろう? クラスで一番になった。 学校で一番になった。 世界で一番になった。 認められた。褒められた。欲しいと言ってもらえた。 資格を得た。合格した。歴史に残った。 それ自体は価値か? きっと違う。 それを「嬉しい」と思うから、価値なんだ。 人のマネをして評価されたらそれで満足なのか。 無難な方法で評価されたらそれで満足なのか。 ただ一番になれれば、それで満足なのか。 自分が自分でいられない世界を、そんなに目指していたいのか。 評価に振り回されて、だただた苦しいのに。 それでも評価されたがるのか。 評価されないことが、無価値なのか。 自分の思いを殺してまで生きて、その人生に価値があるのか。 なぁ。 なぁ・・・ オレは思うんだ。 オレが評価されるためには、オレはオレでいてはいけない。 オレの考えの中に、評価を得るための答えはない。 より多くの人に意見を聞いて統計を取るだろう。 より多くの資料を集め、そのデータを整理するだろう。 ここで100点を取るためにしなければならないことを導き出す。 ここで認められるためにしなければならないことを導き出す。 そしてそのすべてを実行し、失敗を繰り返しながらも、 いつか評価を得ることはできるかもしれない。 でも。 そうやってできあがったものは。 きっと当初、自分が思い描いていたものじゃない。 自分の手を大きく離れた、 為体の知れないものができあがっていくんだ。 愛情の注げない、ただの理論の塊。 創り出した自分自身すら受け付けない、遠い遠い存在。 万人に評価されるためだけにできあがった、何か。 最早それは当たり前になりうる定義。 まるで、1+1のような。 本当に誰しもが求め、認める仕組みかもしれない。 絶対的存在。感情なんてあるはずもない。 そう。その先には何もない。 それ以上もそれ以下もない。 きっとそれは、死んだ世界。 生きる世界で生きられない何か。 生きることができたはずの、何か。 1+1。 人によって生まれた何か。 でも本当は自由だったはずだ。 1が1でなく、+は+でなかったはずだ。 この文章そのものが1+1となり得ることだってあったはずだ。 その可能性を奪うことが、価値なのか? ・・・いや。 違う。 本当に評価されるものは。 元素にも似た、基礎なんだ。きっと。 時間が何故存在するのか。 そこにある基礎が応用へと変化していく。 その瞬間に変化が生まれ、それが時間となる。 応用は時に消滅し、また新たな応用が生まれ落ちる。 基礎がなければ応用は存在しないかもしれない。 でも応用がなければ、そこに変化は生まれない。 「絶対」とは死んだ世界だ。 「絶対を目指す」とは、死ぬことじゃないのか? それこそが自殺行為じゃないのか? きっと「絶対」は、自問自答ではやってこない。 自分の中に証拠がないから。だから外に求める。 その果てで答えを導こうとする。 でも「絶対」とは「保証」だ。 信用できる何かであり、無視して何かを したところでその「絶対」は揺るがない。 生きることに怯えた先に求めるもの、じゃないか? そう思えてしまう。 1+1を知らなくたって、生きられる。 評価を得られなくたって、生きられる。 幸せになれる。 だからそれは、生きる仕組みにはなれても、生きる理由にはならない。 世界はなんのために自分を創り出したのか。 仕組みを知って欲しかったのか? きっと違う。 仕組みを使って、何かをして欲しかったんだ。 プログラマがライブラリやフレームワークを創るように。 その先で、新しい何かをして欲しいと願っている。 そう思えるんだ。 ・・・? 人が「絶対」に触れるとき。 それは神になれることを指すのかもしれない。 でもきっとそれは今の神が理想とすることなのだろうか? ? 可能性の果てに。 神は己の存在すら。 否定しようと言うのだろうか? 分からない。 そもそも神なんているのかすら分かっていないのに。 なんだろう。 疑問を指で押さえられている気がする。 払いのけられない。 グッと。考えに耽る。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |