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ブログ日記のようなものPAGE | 2875 2874 2873 2872 2871 2870 2869 2868 2867 2866 2865 | ADMIN | WRITE 2011.09.15 Thu 23:57:17 思い過ぎたが故に世界最近、自分の意識がどこか遠くへ行くことが多い。 いやというか、遠いなんてものじゃないかもしれない。 自分のことについて考えようとして、 答えを求めて思考をめぐらせていたら。 為体の知れない世界に自分が浮いている、というか。 言うなれば心の世界、というヤツなのかもしれない。 重力を感じない。目には何も映らない。 一面、よく分からない色に染まって見える。 黒のような、白のような、とにかく無彩色だ。 でも見えないだけで、何かの気配がする。 その気配を辿ろうとすればするほど、 自分がその世界に存在していることを自覚させられる。 どういう場所なんだ。 くだらない妄想、というには何もなさ過ぎる。 あるのはただ、気配だけ。 「なぁ」と声にすれば、その声が耳元で聞こえる。 もちろん、問いかけも、自分自身に向かって聞こえる。 乱暴に答えを聞き出そうと、自分を問いつめていく。 自分自身も、その問いに答えようと必死に考える。 すると。 段々、自分の意識の外側にある何かが滲み出てくる。 染まる、というか。意識が乗っ取られる、というか。 そんな感覚に近い。 でももう、それしか手がかりがない。 乗っ取られる勢いで、その何かを引っ張り出していく。 段々と、思考が停止していく。 何が正しいとか、感情とか、今の状況とか、諸々。 全部がよく分からなくなる。 それでも問いかけだけは忘れずに、突き進んでいく。 別人格、なんてものじゃない。 何もなさ過ぎる。 ただ、その分とても穏やかだ。 問いかけそのものが呑まれていく。 答えを知ってどうするのか。 納得できたらそれでいいのか。 そんなもの思い込めばそれで解決じゃないか。 真実なんてない。 そっと、答えがその何かと共に滲み出る。 でも、何か納得できない。 そして、それのせいでしつこく何かをしたくなる。 求めて手を伸ばせば、自分が引き寄せていたはずなのに。 いつの間にか自分が引き寄せられていく。 目の前の何か。風のように吹き抜ける気配。 冷静に、冷静に、それを思う。 決して理想や妄想の果てに現れた存在ではない。 オレが問いかけるべき相手なのか。 答えを知っている誰かなのか。 じっと、見て、考える。 それがこちらを見る度、 吹き飛ばさない程度に風が大きく吹き抜ける。 ゆっくりと、近付いてみる。 何事もなく、オレはそれの目の前まで辿り着いた。 それは以前、なんの変化もない。 グッと探るように、それを深く見ようとしたら、 また自分の思考が何かに停止して、何かに呑まれる。 というか、意識が飛び過ぎて、眠気もナシに寝そうになる。 そして、関係のなさげな映像ばかり流れていく。 よく、分からない。なんなんだろう。 分からない。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |