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思う。
思う。
いろんなことを思う。
でも。それだけ。
つまらなくも、馬鹿馬鹿しい。
答えのない、真っ白な、世界。

ふわりと舞う。
天から地を見る。
天は地になって。
常識に反逆した世界が広がる。
それでもそこには世界がある。
そう思うと、なんだか嬉しい。
世界は、世界だ。
理屈をゴタゴタ言う必要なんかないんじゃないか？

もっと。
知るべき世界がある。
理屈を越えた世界が。
もっともっと愛するべき世界が。
オレはどうすればいい？
世界に問う。
世界は笑う。
そう。
答えはない。

遊んでもいい？
世界は笑う。
手を差し伸べれば、世界もまた手を差し伸べてくれる。
怯えなくていい。
そこには本当は、何もないんだ。
真っ白なんだ。
あるのは自分だけ。
本当は世界なんてない。

世界を思い。
世界を愛し。
世界に触れる。
そのすべてが、オレに委ねられ、そしてその瞬間に生まれる。
オレの見ている世界。
それはオレしか知らない。
その世界をどうやって愛するのか。
怯えて逃げればいいのか。
違う。
世界が求めるもの。
それはオレの夢の中にある。
それがオレ自身であり、世界そのものなんだ。
だからこそ、理屈じゃない。
すべてを包容し、その先で微笑むことができる世界。

世界。
今まで他人行儀で申し訳なかった。
オレは貴方のことがもっと知りたい。
生きていたい。
貴方がそれを拒まないと言うのなら。
オレはその自由を何よりも大切にしたい。
いつか貴方はオレを殺すのだろう。
それでも構わない。
赦しのある限られたこの時間を。
貴方を愛するために、使わせて下さい。