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ブログ日記のようなものPAGE | 2899 2898 2897 2896 2895 2894 2893 2892 2891 2890 2889 | ADMIN | WRITE 2011.10.09 Sun 21:42:12 真面目に瞑想したかったなんやかんやオレはいろいろ思ったり、考えたりしてはいるが。 ぶっちゃけ、ちゃんとした瞑想というのをしたことがなかった。 いや、正式さを求めるのであれば当然なのだが。 とにかく、心を無にするというか、そういうことをしたことがない。 じゃあ、したらどうなるのか。 実際にやってみ・・・ようとした。 やろうと決意し、実際にやり始めた瞬間は、とにかく雑念が多い。 それまでやっていたこと(授業ノートまとめ)やらの内容がグルグルしたり。 最近自分がやらかした失敗を思い出してビクついたり。 はたまた、いつも通りの為体のしれない声が聞こえてきたり。 そういうのは、今回は全然求めてない。 ただ、何も考えない状況にしなければならないわけで。 雑念を振り払おうとする。 が、うまくいかない。 オマケに。 地べたに座って、あぐらのまま、楽な姿勢で・・・ なんて思っていても、背骨やら肩やらどこかが気になって、 姿勢を変えようと動いてしまう。 これじゃだめだ。 そんなときにふと、あることを思いつく。 「基準になる何かに集中すればいいんじゃね?」と。 そういえばそんな話どっかで聞いたなぁ、なんて思いつつ。 早速やってみる。 ただ、実際あるものを見つめる、みたいな行為はしない。 あくまで、想像の中でやってみる。 目の前に、拳より一回り小さいぐらいの円を思い描いて、 ひたすらそれを、心の中でジッと見続ける。 その円自体が消えかけたり、円があってもまた雑念がやってきたりする。 違う違う、と、また円に集中する。 それをひたすら繰り返していく。 そのうち、段々と雑念が収まっていく。 体もじんわり暖まって来た。病気のときの火照りに近い感じ。 そんな中で思い描いた円を、ただジッと心の中で見つめる。 体からも力が抜けて、寝るんじゃないか?と 心配になりそうになっていたけども。 意識がブレかけて目を開けたとき、目が動かせないことに気が付く。 自分の中で「思い描いた円を見続けよう」というのが変わらないせいか、 目を開けても同じことが続けられているらしく、 よく分からないところを、ただジッと見ていた。 というか、意識自体は円に行ってるから、何が見えてるか、 なんて到底どうでもいい話なんだけども。 まあでも、目の前にあったのは、木でできた机の木目だったといえばそうだが。 ふと。 無意識に背筋を伸ばし、深い呼吸をする。 顔も若干上向き加減で動けなくなる。 おい、雑念はいらないってば。と思うが。 どうも体が言うことを聞かない。 そのまま意識がどこかに落ちていく。 落ちた先で何かに絡まれていく。 いつもの声がはっきり聞こえてくる感覚に近いと言えば近いけども。 ただ、声は全く聞こえない。 ズルズルと意識が落ちて、呑まれていく。 これって瞑想か? と僅かに浮かんだ疑問も、呑み込まれていく。 段々と、座っていることが煩わしく思えてくる。 変に力んでいる気がして、それのせいで意識が引き戻されそうになる。 で。結局そのままソファに寝転んだ。 おいおい瞑想だろ?寝るんじゃないだろうな? なんて思うも、すぐにかき消されていく。 ただ、意識がどこかに向かおうとしていて。 どこかへ向かう上で、邪魔だと思えたことを排除しようとしている感じだった。 さっきまでやっていた「雑念はいらない」の延長線上かもしれない。 それがすでに無意識化していて、どうにも考える余地を許さず、 ただただ、意識をどこかへ集中させようとしている感じだった。 寝転んですぐ、何かに呑まれていく感覚に襲われた。 抱かれている、といってもいいかもしれない。 どこか気持ちが高鳴って、自分の心に何かが絡まっていくような、感じ。 ふと、瞑想に入る前のことを思い出す。 何かに、構って欲しいと、ツンツンされているような感覚。 それはいつも感じていたもので。 ツンツンされるたびに、なんだよ、と気を向けて。 その先で為体の知れない声との会話にもつれ込むことが多々あった。 どうも、その感覚に近い。 が、当然声は聞こえない。 ただ、為体の知れない何かに呑まれ、抱かれているような。 ツンツンの後のちょっかいがエスカレートしてる、というか。 そんな感じ。 ここまで来たら、最早瞑想どころじゃない。 瞑想は諦めて、自我を取り戻そうと足掻いた。 ・・・のだけど。 どうも息が荒くなるばかりで、自我が帰って来ない。 もういいから。意味不明だから。 と、思おうものなら、その思いにめがけて何かが絡まって、埋められる。 くだらない。オレなんか相手にして楽しいのかよ。 と、思おうものなら、埋められるだけでなく、どこか締め上げられる。 それこそ息苦しくなる。 「お前を馬鹿にするな」と言わんがばかりに。 自分への否定を否定されている、という感覚に満たされていく。 自分への肯定に、満たされていく。 とにかく自我を取り戻そうと足掻く。 で、そうやって足掻く度に、自分への否定の感覚が溢れてくる。 なにやってんの。くだらない。 勝手な妄想に酔いしれてんの?馬鹿だなぁ。 こんな自分、死んでしまえばいい。 うざいったらありゃしない。きもいわ。 とかとか。 すると、怒り狂ったかのように、自分の中で何かが自分を締め付けてくる。 馬鹿にするな。否定するな。 感じ的にはそんな感じなんだけど、どうも言葉にできない感覚。 どうしようもなくて、体を小さくしてうずくまる。 息苦しくて、うめき声が漏れる。体が震える。 挙げ句、自分の中に何か大きな感覚が芽生えてくる。 自虐にまみれた自分を洗いざらい吐き出ささせて、 その感覚が代わりに自分を埋め尽くしていく。 自分を否定する感覚が溢れる度、息苦しくなって、 代わりの感覚が自分の中にやってくる、感じ。 そうやっていくうちに。 段々と、自らその感覚を求め初めていた。 自分の中にある、自分への否定を、自ら吐き出して、 その否定に何かが絡まって、自分を埋めていく。 非常に暖かい感じだった。 自分の中がその感覚が溢れて、居心地の良さに酔ったような感覚だった。 もっと言えば。 神に心底愛されました、と言う感じ。 オレ自身は、オレが神に愛される、なんて到底思ってないわけで。 そんなことを考えようものなら、「くだらない妄想すんな馬鹿か」と 言いたくなるんだけども。 そんな考えすら呑み込まれていってしまった。 「愛してるんだ。信じてくれよ」みたいな感じ。 で。 嘘だ、嘘じゃない、のやりとりが悪化していった、感じ。 そんなこんなで。 感覚的には、もう、なんつーか。 神にレ◯プされたんじゃね?ぐらいの勢い。 で、まあ。 オレ自身も、元より世界好きだったり、なんだったりしてるから。 まんざらでもないと言えばそうなんだけど。 「ありえねぇ」の一言に尽きる。 で。更に言うと。 思い出しながらこの文章書いてたら、 また同じような感覚に満たされそうになっている件について。 確かに。 オレはこの世界が好きだ。好き過ぎる。 だから自分が嫌いだ。自分に世界を愛せるわけもない。 何かをできた気分になる自分。何かを知った気分になる自分。 思い込む自分が、間違った世界を創り出して。 その世界を自分勝手に愛していて、本当の世界のことなんか何一つ知らない。 世界を創った神なんてものがいようものなら、 オレなんて妄想の塊で、オレが世界を愛してる、なんて笑っちゃうことだ。 お前ごときが何を言ってるんだ、とかいって。 そう思ってる。 だからこそ、ありえない。 心の中で溢れてくる何かは、 自分が間違った世界を愛していると知った上でも、 愛しているということは変わらないのだから、 お前は世界を愛していることに偽りはない、とか。 そんな感じのことを訴えるのだけど。 どうも腑に落ちない。 が、腑に落ちない、と感じる度に、また大きく何かが巡る。 どうもオレを説得したいらしい。 ぶっちゃけ。 そこまでされる意味が分からない。 オレは神に愛されている、と言えばそういうことなのかもしれないが。 そうだとしても、それはそれ。 どうこう言われる筋合いも、どうこうされる筋合いもない。 オレにとって、気持ちの悪い妄想でしかない。 あぁ。泥沼化しそうで恐ろしい。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |