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光とは何だったか



続き。
写真はなんとなく地元。
人工物より自然物の方が落ち着く。
田舎人だからか?


「光の庭ーKOBE」
暗闇で光る色とりどりの何か。
星のようにも見えるが、よく見れば星のようで星でないものも多々ある。
知識が少ないからどうとも言えないが、
神戸に縁のあるものを表しているのだろうか。
触れればそれが表す何かが見えたりするのだろうか。
そう思うと、神戸のありとあらゆるものが
ここにぎゅっと詰まっていると言ってもいいのかもしれない。
一つ上の次元の世界、宇宙と呼ぶには少し小さいけども。
ぎゅっと濃縮された世界。いいね。素敵だ。


「SEEDS」
非常に単純と言えば単純な作品。
やろうと思えばマネができてしまいそうなほどに。
でも、ただ「やってみた」というのではなく、そこには気持ち、願いがある。
種を植えて。育てて。花が咲いて。だからどうした?と言えばそうだ。
花そのものは何の役にも立たないだろう。それでも人は花を求めることがある。
花を買って飾る。人を弔うときも、花を添える。
そこには何があるんだろう。癒しか?ちょっと違う気がする。
花も命ゆえに、どこか話し相手になるような。そんな気がする。
ここにある種とは、すべて命と見れば、それもまた凄い話だ。

「Cargo Guitar」
緩やかにアーチのようなカーブを描くように張られた、光る数本の弦。
音は、正直悪い。あまりいい音はしない。
でも、どこか子どもの好奇心から生まれたような作品のように思える。
広い部屋に長く弦を張ったらどうなるだろう。
その弦が光っていて、それを弾くんだ。きっと綺麗だろう。
そんな好奇心から生まれたような、そんな気がする。
いいな。光る弦が張り巡らされた部屋で、その弦を弾けば綺麗な音がする。
どこかのRPGでありそうなほど、幻想的だ。

「Lus」
ただ置かれている、光る球体。
かやのようなもので編まれた球体の中から、光が漏れている。
よく見れば、その光は少し揺らいでいるようにも見えて。
じっと近付いてみれば、自分に映り込んだ、かやの影にふと気付く。
考えてみれば、そう。単純な話じゃない。
そこにあるのは確かに光る球体だけだ。でもそこにある世界はそれだけじゃない。
そこには影もあれば、ちょっとした時間の流れも存在している。
微かな音に聞き耳を立てるような、そんな繊細さがあってもいいな。
そんな見方も嫌いじゃない。

「Sound Perspective」
これはどちらかというと、狭い空間を
広く見せることに重点を置いた作品なのだろうか。
そこにある映像。弦を弾くと響く音。
どれも広さを感じさせようと言う意志を感じる気がする。
それも、宇宙の広がり的な。SF的な。そんな感じ。
弦を弾いて出る音も、奥ヘと進んでいく点も。
システム的な世界だ。それも、一昔前の。どこか懐かしい気さえする。

「Camera Projection」
一つの映画を見せられているかのような作品。
エレベータらしき映像がちょっと長い。
が、辿り着いた先はなかなかにいい眺めだ。
でも、これは一体どういう状況なのだろうか。
エレベータと言うには、辿り着く先があまりにも無関係だ。
ということはエレベータではない、ワープマシン的なものなのかもしれない。
と、いいつつ。その中はあまりにも質素だ。ドラ◯もん的な発想なのだろうか。

「Chandelier-brightness of nature-」
季節を表すそれぞれのオブジェ。
まるで葉っぱが舞い散るような、そんなイメージ。
それがそれぞれの色で照らされている。季節を表しているんだそうな。
光に手をかざせば、それぞれいろんなものが見えてくる。
逆に言えば、手をかざさなければ見えないものがそこにある。
そう考えると、なんだか嫌みのようにも聞こえる。
慌ただしく、見た目だけで判断する世の中。
触れることも忘れれば、いつか本当の季節も忘れるのかもしれない。

「FROM OFF TO ON」
黒い部屋に黒い箱。上からぶら下げられたバケツ、その中のペン。
ペンを使って何かを書けば、ブラックライトでそれが光る、完全参加型の作品。
参加しなければそれは作品として成り立たない。かなり極端だ。
が、逆にあまりにも描き込みすぎれば、それは何がなんだかわからなくなる。
挙げ句。ペンのインクすらなくなって、そこから発展しなくなる。
やり過ぎはよろしくない。「綺麗さ」はほどほどだからこそある。
いっそ、一人ですべてを描いてしまうような、そんな大胆さが欲しくなる。
ちょっと貪欲すぎるかな。


はい。一通り終了。

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