忍者ブログ

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新コメント

[07/13 ♀はっか]
[07/13 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[07/11 ♀はっか]
[03/16 空竜]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
空竜
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析

忍者アナライズ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

等身大


違う。オレじゃない。
誰かに何かを言うだけの知識も技術も、オレにはない。
かといって、そんな知識や技術を求めたいわけじゃない。
世間に名を売るだとか、そんなのどうだっていい。むしろいらない。
オレが求めているのは、死なのだから。

逃げ出したい。
遠くへ。
誰もいない場所へ。
そこで一人息絶えたい。
オレの望み。オレの夢。


そっと触れられる。微笑みと言葉が落ちてくる。
それでいいの?と。
ゆっくりうなずく。
問いの裏にある意図を、本当は知ってる。
心の奥にあるモヤモヤ。諦めにも似た結論。
それに対する忠告だ、ということは分かってる。
でも、オレはうなずく。
オレは小さい。弱い。でもそれでいい。
自分を捨ててでも、オレはこの願いを叶えたい。
自分にできる最大の事柄。

貴方はからっぽ?と問われる。
からっぽ・・・ではないかもしれない。
いくら小さくて弱いにせよ、オレは現にある。
じゃあ何故あるの?と問いを続けられる。
理由なんてない。偶然の産物だ。
すると、首を振られる。
その理由を、オレは知ってる。
でも信じない。
オレはオレの妄想を理由に生きるわけにはいかない。
それじゃダメなんだ。

拍手

PR

Trackbacks

TRACKBACK URL :

Comments

Comment Form