カレンダー最新コメント最新記事(03/29)
(11/09)
(06/29)
(02/10)
(09/19) 最新トラックバックプロフィールブログ内検索最古記事アクセス解析忍者アナライズ |
ブログ日記のようなものPAGE | 2977 2976 2975 2974 2973 2972 2971 2970 2969 2968 2967 | ADMIN | WRITE 2011.12.28 Wed 23:54:32 理由自分が何かに呑まれていく。 自分とはなんだったか、よく分からなくなっていく。 馬鹿でゴミでカスで邪魔でうざくてこの世から消してやりたくて。 そんな自分という存在が、何かと入れ混じっていく。 憧れ、偉大、目標、夢、そばにいるだけで幸せ、 なんて、ありえない感覚が自分のすぐそばで燻る。 憎くて殺したくて仕方がない自分を庇う。 包み込んで、抱き寄せて、「大丈夫」と根拠もない言葉を発する。 腹立たしい。 意味不明理解不能な感覚のせいで、こんな愚か者が今存在している。 許さない。許すわけにはいかない。 オレはなんとしても、オレを殺す。 オレにとっての唯一の正しさ。その行為すら愚かだと知ってる。 それでもオレはオレを殺す。オレにとってそれがすべてだから。 まるで芽を出し茂るように包まれていく。 寄生されているような気さえしてくる。 振り払おうとしても振り払えず、ただただ大きくなっていく。 意味が分からない。理解ができない。 これがいわゆる本能や欲望というヤツなのだろうか。 何故こんなものが自分にあるのか。 自分という存在が自分のものでなく誰かのもので。 その誰かが自分の中に仕掛けた何か、とでも言うのだろうか。 だとしたら、目的が分からない。 まるで自分をオモチャにされているような。 抗うことのできない、でも理由が全く分からない、何か。 が。暴れても力つきるのは自分の方で。 気が付けば自分のすべてが呑まれている。 意識がどこかへ飛んでいって、なされるがままになる。 自分が自分ではない誰かになっていく。 そして何をするかと思いきや。 大抵、祈る。ただただ祈る。 といっても。 誰かの幸せとか、世界の平和とか、そんな単純なものじゃない。 ありとあらゆるものを包容するような思い、というか。 すべてを大切にしたい気持ち、というか。 到底自分には手が届かず、関係のないような気持ちに襲われる。 酷いときには、涙すら零れる。 意味が分からない。 世界が好きだ。愛してる。 時々そんなことを口走るが、根底にあるのはこの感覚だろう。 認めたくない自分、溢れてくる自分。 当然、オレは神じゃない。ただの人間だ。分かってる。 でも、その感覚が溢れ出てくるとき、 引っ張り上げられるような錯覚に襲われる。 プログラミングをするとき、絵を描くとき、曲を作るとき、 誰かを助けるとき、何かを創るとき、何かを勉強するとき。 今の自分には到底できないことをできるように、 グイグイとひっぱりあげられる。 自分を殺したい、自分なんていらない、死ねばいい、 という気持ちを裏手に取られて、 ボロボロになりながら、それでも死なない程度に、引っ張り回されて。 気が付けば、認めざる負えない、自分の価値を突きつけられる。 泣きたい。これは普通に悲しくて泣きたい。 オレが死にたいのは、自分が無価値で無意味だから、という部分もある。 だから死ぬ理由を奪われつつあるのは確かだ。 でもそれだけじゃない。オレは生きたくないんだ。 価値を与えられ、意味を与えられようが、関係ない。 誰かの居場所を奪い、運命を変え、何かを創り壊す行為をしたくない。 存在する限り逃げることができない現実から逃げ出したい。 根底にあるのは、自分が奪ってしまう可能性のために、といえばそうだ。 自分が奪う可能性に対して、一切の責任が背負えない。 無責任な自分から逃げ出したい。ぶっちゃけそれだけだ。 でも、その奥にあるのは、世界を愛しているから、なのだろう。 無責任な自分を許せないのは、世界に対して申し訳ないからだと思う。 自分を生かすために与えられるすべてを、無に返すような。 そう感じるだけで胸の奥が抉れるように痛くなる。 きっと、そのことに対する「大丈夫」という言葉が、 どこから降ってきているのだろうと、どこかで分かってはいる。 でも認めるわけにはいかない。 為体は知れなくとも、所詮自分の言葉でしかない。 だから静止を振り切って、自分を壊そうと自分の胸ぐらを掴んで爪を立てる。 抉れるような痛みが自分の中に満ちて、自分が絶望していく。 その先で勝ち取れるであろう『死』を夢見て、深く深く傷付ける。 根源にあるものが為体の知れない、愛というヤツだったとしても。 それが世界ではなく、ただの人間という自分である限り、 自分の判断で、自分の思う最善を、死を、思う。 それだけだ。 オレは本当の世界を知らないし、永遠に知ることなんかできない。 妄想の中にありながら、無責任に生きる自分に、自分で罰を与えるだけ。 誰のせいでもない。悪いのは自分だ。行動するのも自分だ。 本能や欲望なんてものに負けるわけにはいかない。 例えその先にあるものが自分にとって、世界にとって、 幸せな何かだったとしても、関係ない。 オレは幸せになりたいんじゃない。 死にたいんだ。 自分への憎しみにまみれて、死んでいきたいんだ。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |